Awaken I Am『The Beauty in Tragedy』新生AIA、再出発となるEP | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
 
 
これ、ついこの前も見たんですよ。
 
キレてるヤツって大概が初老に近いオッサンが多い。
 
この前見たのは一度に2人、
 
一人は50~60くらい?の小汚ぇオッサン。
 
もう一人は40~50くらいの髪が危ういデブのオッサン。
 
その時は山手線の先頭車両で、
 
共通してるのは2人とも運転席側の壁に寄りかかれる位置にいる。
 
お前らはそれだけで安定するから良いよな。
 
電車が揺れる度に、ヤツらの方によろける人に対し
 
小汚ないヤツは押し戻そうとし、デブは睨み付けてた。
 
コイツらが何してたと思います?
 
スマホでゲーム
 
しょうもないよな、こういう老害。
 
電車絡みの迷惑客って、この世代のおっさん多い気がする。
 
満員電車で新聞広げてんのもオッサン(さすがに減ったけど)
 
ムリヤリ乗車しようとしてくんのもオッサン
 
あり得ないとこからつり革つかんでんのもオッサン
 
臭ぇ(汗、タバコ等)のもオッサン(=ケアをしない)
 
こと電車内に至っては
 
まだ若い子の方がマナー良いわ。
 
そらそうよ、老害がこんなんばっかだもの。
 
若者は反面教師にするよ。
 
音楽シーンの老害にも該当するんじゃないですかねー
 
このくらいの世代の連中は。
 
自分がこの世代になった時に
 
世間から煙たがられるような
 
こんな老害ジジィにはなりたくないもんです。
 
どうも、トトです。
 
 
 
さて、長かった4/26リリースシリーズも
 
今日で最後です!
 
先月は、ホント月末から本気出しすぎだわ…(。-∀-)笑
 
4/19の次は、4/26がリリースラッシュとか
 
レビューが追い付かんわ!
 
この記事の下書きを終えたのが5/2なんですが
 
軽く「やりきった」感を味わいましたからねw
 
昨年もフィジカル、デジタル盤だけでも
 
あれだけレビュー記事増えたのに、
 
今年からSpotifyを使い始めて、
 
レビューできる環境が整いすぎたw
 
昨年はレビュー記事59だったけども、
 
それを超えそうですね。
 
特に記事数がガンガン伸びてきてるテーマ
 
【音源】Review
 
下手したら、今年中にウチのテーマ別記事数
 
トップになるんじゃないかレベルで書いてますね。
 
それでもまだ追えてないバンド、
 
聴けてない新譜があったりするので、
 
ホント、果てしないですよ音楽…
 
 
ま、おかげで予定のないGWで
 
下書きストックが出来て、更新にはひと安心。
 
4月レビュー分はこれで終わりますけどねw
 
そんな4月リリース分ラストの音源はこちら。
 
 
 
 
Awaken I Am『The Beauty in Tragedy』
1. Kin
4. Indifference
 
 
 
オーストラリア産ポスト・ハードコアバンド
 
Victory Records に所属するAwaken I Am
 
新たなボーカリストJimmy 加入後初のEP
 
The Beauty in Tragedy を4/26にリリース。
 
ジャケットデザインには、
 
この流行りも果たしていつまで続くか、
 
バラをあしらったデザインになっていますね。
 
それと同時に、昨年逝去したgt/Connor 没後
 
初の音源となります。
 
 

 
 
RNR TOURSの招聘で、来日経験もある彼ら。
 
色んな意味で再出発となる新たな音源、
 
じっくり聴いてみました。
 
 
Kin
まずはMV曲の1曲目。
MVの冒頭にはConnor への追悼メッセージが(´;ω;`)
打ち込みとヘヴィなバンドサウンドから始まり、
Jimmy 歌唱パートに入ると、バンドサウンドも抑え目に
ボーカルを際立たせます。
そしてサビではその2つの要素が合わさり、
キャッチーなグッドメロディを奏でます。
この口ずさみたくなる雰囲気は良いっすな。
 
 
By Your Side
イントロからエモーショナルな雰囲気を醸し出す2曲目。
1曲目同様、クリーン主体のポスコアサウンドで、
こちらもコア感が薄く、聴く人を選ばない感じはひとしお。
曲に装飾を施す打ち込みサウンドも絶妙で、
昨今のこの手のバンドの流れにハマるような
既存のポスコアではない要素を感じさせます。
 
 
Dissolution
そして3曲目は、今作で最初に発表された曲。
Jimmy 加入後初となる楽曲で、MVになってます。
イントロこそ、これまでのポスコア感はありつつ、
曲全体のノリや雰囲気は、
既存のポスコアの型にはハマらない新しいサウンド。
この曲を発表した時に、Dr/Luke が語っています↓
 
この曲はあるものを終わらせるチャンスであり、何も言う機会がなかったと言うチャンスなんだ。
この新しいサウンドとイメージは、過去と古いやり方を置いて、一歩前に進むことの象徴なんだ。
 
 
 
Indifference
そんな新しさを感じる雰囲気は4曲目でも。
クリーン主体でボーカルを活かすサウンドで
2コーラス目の静かなリフには浮遊感も感じられます。
耳障りの良いメロディの良さも一貫していて、
拒否感を感じる人がより少ない楽曲に。
 
 
The Stages of Grief
ラスト5曲目もそういった雰囲気はひとしお。
心地良いテンポ感と、エモーショナルな新ボーカルと
曲のエモーショナルさもマッチしています。
根底にあるポスコア感みたいなものは見せつつ、
その実、新しいことも取り入れてることも感じる。
 
 
 
 
以上、
 
Awaken I Am『The Beauty in Tragedy
 
元々、クリーン主体のポスコアバンドでしたが、
 
音楽性としては、前作Blind Loveからの
 
続編らしい雰囲気にはなっている気がします。
 
今作からのボーカルJimmy
 
AIAのボーカリストとしては3人目かな?
 
クリーン主体のバンドなので、
 
割とボーカルで色が変わるような気がしますが
 
美メロ系ポスコアっていうのは一貫していて、
 
どの時期のボーカルも声質は違えど、
 
エモーショナルな声質してるので、
 
そこまで大きな影響もないように思います。
 
 
そんな新たなボーカル、Jimmy を迎えての今作
 
バンドの根幹である美メロ系ポスコアはそのままに
 
どこか新しい要素を感じられる雰囲気に。
 
 
Emarosa …ほどの大きな変化ではないものの
 
 
 
Siamese とかさ、
 
 
 
SHREZZERS あたりなんかは、
 
AIAの今作を聴いてて、頭に浮かびましたね。
 
その3バンドよりは、AIAの方がまだポスコア感強いですけどね。
 
 
 
前もどこかで書いた気もしますが
 
メタルコア由来のポスコアバンドが
 
2010年代前後にシーンを席巻していました。
 
そこから時代が進むにつれて
 
メタルコアは、やはりメタルシーンに身を置く為
 
サウンドの変化よりも、
 
追求、洗練していくイメージがあります。
 
対して、ポスコアシーンはメタルシーンより柔軟で
 
様々な要素を取り入れるバンドが
 
ここ数年でけっこう多くなってきたイメージです。
 
メタルコアも好きだし、カッコイイけど、
 
面白さ』で言うなら、ポスコアに軍配が上がります。
 
Awaken I Am の新譜も、そこに食い込む作品でした。
 
 
 
そんな既存のサウンドを大幅に崩さず、
 
新しい面も見せてくれた新生Awaken I Am
 
そんな彼らの新譜The Beauty in Tragedy
 
下に挙げる関連記事のバンド共々、
 
是非ぜひ、聴いてみてください。
 
 
 
 
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