Outline in Color『Outline In Color』良メロ響くセルフタイトル作 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
シークレットムービーはまだですが、全クリ自体はしたので
 
KH3のレビューしてるブログ等々をいくつか読みました。
 
……やっぱみんな思うことは同じなんだな(。-∀-)
 
だよねーだよねー、って思いながら読んでました。
 
シナリオが微妙なだけで、それ以外は楽しいんですよ。
 
アクションRPGとはいえ、RPGである以上
 
物語に引き込むものがないとさ…
 
やっぱゲームにしろ、音楽にしろ、人にしろ
 
好きなものを肯定、絶賛しかしない信者的なのって
 
個人的には全く共感できないし、信用できませんわ…
 
好きなものに対して盲目的になることだけは
 
今後も絶対にならないよう心掛けます。
 
どうも、トトです。
 
 
 
今日もレビューしていきましょう。
 
今回の作品も、フィジカルの入手は困難。
 
入荷されるのを待っていたら
 
いつ入手できるかわかったもんじゃない
 
そんなレベルの音源です。
 
だからこそのSpotify
 
そうやってSpotifyから難なく入手し、
 
聴くことができた作品をレビューします。
 
 
 
Outline in Color『Outline In Color』
02. Killing Season
03. Vulture
05. Dust
06. Absence Of Control
07. Smother Me
09. Barely Human
10. Spark
11. The Stakes (feat. Kyle Lucas)
12. Dissolve
 
 
 
昨年6月の来日も記憶に新しい
 
US産ポスト・ハードコアバンドOutline In Color
 
4枚目であり、セルフタイトル作
 
Outline In Color を2/8にセルフリリース。
 
そして、バンドのオリジナルメンバーである
 
クリーンvo/Jonathan がバンドに復帰してから
 
初のフルアルバムとなります。
 
 
初期からのサウンドを貫き、
 
グッドメロディを響かせるバンドの最新作であり
 
期待の持てる"セルフタイトル"作!
 
早速聴いてみました。
 
 
 
Not Enough
オープニングを飾るのはLVが公開されている"Not Enough"
静かに、そしてJonathan のクリーンで幕を明けます。
その後バンドサウンド、そして再びJonathan クリーンに
美麗なピアノサウンドの旋律がマッチします。
ゴリバー…じゃない、Trevor のスクリームと、
ブレイクダウンの合わせ技も良い。
打ち込みサウンド、ストリングス要素と
OICならではの美メロポスコアサウンドは健在です。
 
 
Killing Season
Trevor のスクリームから幕を開ける2曲目。
少しエモーショナル寄りな1曲目でしたが、
2曲目ではアップテンポなポスコアを披露。
攻め感はこっちのが上だし、定石に当てはめるなら、
こっちの方がオープニングトラックっぽいですね。
 
 
Vulture
KH3やる前はスパイダーマン漬けだったので、
ヴァルチャーと聞くと、そっちが浮かんできちゃうなw
 
 
そんなタイトルの3曲目。
ここでもJonathan の良質クリーンから始まり、
1コーラス目はそんなクリーンメインで送る
グッドメロディなナンバー。
2コーラス目にはTrevor スクリームも展開し、
ブレイクありきのポスコア感を出します。
それでもやっぱりこの曲は
Jonathan のクリーンを堪能する曲かな。
 
 
Broken Record
4曲目もクリーン始まり、しかしすぐさま
スクリームとヘヴィなサウンドを展開します。
しかし、そこまで"ど"ヘヴィではなく、
持ち前のメロディセンスとJonathan クリーンで
これまで同様のグッドメロディなポスコアを披露。
しかし、後半のスクリーム&ブレイクは
かなりの厳つさを見せてくれるのはポイント高い。
サビはコーラスありきなシンガロングパートもあり
Jonathan と一緒に歌いたい衝動に駆られます。
要所で入るストリングスも良い感じ。
 
 
Dust
直訳すると"ホコリ"という意味の"Dust" ですが
個人的には響きが好きな単語な5曲目。
言葉の意味はさておき、外国人の
『この日本語の響きが好きなんだ』 ってのと
感覚的には同じなんでしょうね。
今度はイントロからアップテンポに始まります。
小気味良いドラミングと、ここでも主役を張る
Jonathan のクリーンに付随するグッドメロディ。
ヘヴィなパートはもちろんTrevor さんの出番。
この曲ではブレイクパートにストリングスを入れ、
シアトリカル感を出してきます。
そーそー、そーゆーのでいいんだよ!(*´ω`*)
と、OICも昔からちょこちょこシアトリカル感出してくるので
そういうパートが来るとテンション上がりますね!
 
 
Absence Of Control
6曲目はピアノサウンドと美麗コーラスから始まります。
そのまま弾き語りのようにクリーンを展開し、
バンドサウンド+ストリングスで壮大に。
エモーショナル感もひとしおな
Jonathan メインで送る短いミドルバラード曲。
 
 
Smother Me
Jonathan メインの次は、初っぱなから
ゴリバーさん全開の7曲目。
 
 
そのままサビまで叫び倒しポスコア感満点。
サビはもちろん安定のJonathan 
しかし、ここまででいちばんの攻め感を見せ
スクリームとヘヴィサウンド、ブレイクダウンがイカす。
 
 
A Living Nightmare
掻き鳴らすギターとドラムで始まり、
疾走と共にゴリバースクリームへとなだれ込む8曲目。
安心して!サビにはJonathan 待ってるよ!←
そしてね、タイトルからしてワタシは期待してました。
ここでもシアトリカル感を出してくれる!と。
その予想は的中し、曲の後半に入るところの
ブレイクダウンでは至極のシアトリカル感を!
やっぱね、このバンドを
INK好きにオススメする記事で挙げたのは正解だな。
 
 
Barely Human
ここでは打って代わって、静かなサウンドの中で
Trevor さんがスクリームする展開を見せる9曲目。
そんなTrevor と共にストリングスと共にサビへ入り、
2コーラス目はJonathan がメインで、
サビへの入りはピアノサウンドと共に。
そしてツインボーカル同時展開で
クリーン/スクリームと共にサビを歌い上げます。
決して緩くはない、聴かせるポスコアナンバー。
 
 
Spark
落ち着いた曲のあとはアップテンポに!な10曲目。
1コーラス目ではJonathan メインでメロディに酔いしれ
2コーラス目は疾走&Trevor スクリームでアグレッシブに。
2人の掛け合い的なボーカルも見せ、
合間に入るピアノサウンドがとても良い旋律を奏でます。
 
 
The Stakes (feat. Kyle Lucas)
11曲目ではのっけから激走&スクリームで
一気に血沸き肉踊る展開に!\(^o^)/
そしてブレイクと厳ついコーラス、
サビではクリーンという王道展開を見せます。
2コーラス目に入ると一気にグルーヴ感が増し
ラップボーカルが入ってきます。
大して曲情報を見ずにこの曲を聴いた時から思ってました。
このラップはKyle Lucas である!と。
昨年、OICと一緒に来日したラッパーですしね。
むしろ、これがKyle じゃない方がショックだわw
Kyle パートのあとはスクリームブレイク!
からの、サビのグッドメロディなクリーン。
そしてラストはしっとりと締めます。
そういったKyle のゲスト参加と、
攻め感あるサウンドとグッドメロディとの交錯。
今作でいちばんのお気に入り曲です。
 
 
Dissolve
ラストを飾る12曲目は聴かせ曲。
Jonathan のファルセット寄りのクリーン気持ちえぇ。
そんな曲でも後半に入ると、
一時アグレッシブなサウンドに切り替わり、
そこを超えるとコーラス、そしてストリングスと共に
壮大な雰囲気をもって幕を下ろします。
 
 
 
 
以上
 
Outline In Color『Outline In Color
 
でした。
 
バンドの音源ってさ、やっぱこう初期衝動のままに
 
そのバンドがやりたいことを全部詰めた
 
1stや初期作品がいちばん良いとされるバンドって
 
けっこう多いと思うんです。
 
その次に良盤認定されやすいのは
 
バンドの名前をそのまま作品のタイトルにした
 
セルフタイトルアルバム
 
昨年でいうと、既に2度目の来日ツアーが始まっている
 
SECRETS とかもそうなんですが
 
それを今回のOICの新譜で改めて実感しましたね。
 
Jonathan がバンドに復帰して初のアルバムだからこそ
 
セルフタイトルにしたのかも…… なんて想像も捗ります。
 
 
そんな彼らのサウンドも
 
ポスコアならではの柔軟性というかね、
 
メタルコアに寄せてヘヴィでアグレッシブにするも良し
 
メロディ重視して、グッドメロディにするも良し
 
それを体現できているバンドのひとつが
 
Outline In Color なんじゃないかと。
 
どっちかっていうと、グッドメロディ寄りですけどね。
 
 
そして、そんな中から時折見せる
 
シアトリカルパート
 
個人的にはもっとそれを押し出して欲しいですが笑
 
これも過去からずっと貫徹してる部分です。
 
だからこそ、聴いてるこっちは嬉しいんですよね。
 
 
今作は、昨年共に来日した盟友
 
Kyle Lucas もゲストに加えてる点もアツい。
 
その曲も良かったですしね。
 
 
 
Outline In Color
 
フルアルバムとしては4枚目となる
 
セルフタイトル作品
 
グッドメロディなポスコア好きな人には
 
是非ともオススメしたい1枚です。
 
 
 
 
関連記事
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ついでに映画レビューの時間。
 
 
 

 
先日アクアマン観てきました。
 
タイトルがちょっとダサめですが、
 
原題がAQUAMAN なので仕方なし。
 
 
日本でもCMや広告などで押されまくってる本作ですが
 
原作がDCコミックスの為、
 
非常に大味でハリウッドムービーらしい作品です。
 
良くも悪くも視聴者の期待は裏切りませんw
 
そういうのが好きな人にはこれ以上ないくらい楽しい
 
エンタメ作品でしょう。
 
 
でもね、やっぱ海(海底)に対する"未知"っぷりは
 
一人の人間として、一人の男として、
 
宇宙なんかより遥かにワクワクさせるものです。
 
元来、海洋生物も好きな為、
 
そのへんがこぞって見れるのは良かった。
 
でっかい生き物ってテンション上がりますよね!←
 
 
今回の主人公であるアーサー(アクアマン)ですが、
 
海底の王国アトランティスの女王と
地上の灯台守の男の間に生まれた
地上人と海底人のハーフであると。
しかし、格式高い海底の方たちからは
薄汚れた血だの、裏切り者の血だのと
罵詈雑言の嵐。
でも、そんな王国にもアーサーが正当後継者だと
味方する人もいて、地上との戦争が始まる前に
海底での王国同士がドンパチするも、
それを止められるのはあなただけなの!
 
と、これだけで大筋はわかるでしょうw
 
海底大戦争のシーンなんて、スターウォーズの海底版っすよw
 
まぁアクアマンに限らず
 
色んな漫画、アニメでも、やっぱ純血よりも
 
ハーフ最強って作品多いですしねw
 
 
それでもね、視覚的にはすごく楽しい。
 
水を使ったものって綺麗ですしね。
 
海底の景観だけでも飽きずに見てられます。
 
海底での会話も、水のフィルターがかかったような
 
クリアさには少し欠ける演出だったり、
 
海中シーンは常に揺らめく髪や服だったり、
 
こういったCG技術の発展による映像美と
 
細部の演出等は見事でした。
 
 
地上では呼吸のできない海底人が
 
トイレの水で一命を取り止めるとかw
 
そういう笑えるシーンもちょこちょこ挟むので
 
シリアスだけにならず楽しい部分です。
 
 
ま、でも大部分はやはり大味なので
 
そういうのも楽しんで見れる人なら
 
見ても損はしないかな、と。
 
アクアマンのことより、アクアマンのパパママの関係の方が
 
作中通しての感動ポイントでした。
 
以上、『アクアマン』の簡易レビューでした。