医学部に最短距離で合格したい受験生へ!医学部合格養成講座

医学部に最短距離で合格したい受験生へ!医学部合格養成講座

20年以上に渡る医学部受験指導の経験と実績があります。
中高一貫校に通う中学生向け、医学部を目指すコースも充実。
自分に合った医学部の選び方から、合格のコツまで徹底サポートします。
大手予備校がない地方からも、もちろん、医学部は合格できます。

● お盆休業のお知らせ(8月10日〜16日)

いつもありがとうございます。白水(しらみず)一郎です。

8月10日(月)から16日(日)まで、休業いたします。

休業期間中は、個別指導や添削、メールへの返信などをお休みいたします。

期間中にいただいたお問い合わせには、17日(月)の夜以降、順次ご返信いたします。

お問い合わせは、休業期間中も下記のメールフォームよりお送りいただけます。

ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

お問い合わせフォーム






国公立大学医学部では、秋田大学、群馬大学、千葉大学、富山大学、福井大学、岐阜大学、名古屋大学、三重大学などに合格者が出ています。

私立大学医学部では、昭和医科大学、順天堂大学、東京女子医科大学、関西医科大学、金沢医科大学、国際医療福祉大学などにも合格者が出ています。
● 金沢医科大学医学部|総合型選抜AO入試に合格するには【2027】

こんにちは。白水(しらみず)一郎です。

私が指導している生徒さんの中にも、社会人の方や再受験生はいらっしゃいます。

実際に、一昨年に1人、昨年に1人、社会人・再受験生として医学部に合格し、進学した方がいます。

医学部を目指す道は、高校生からのストレート入学だけではありません。

その一つの選択肢が、金沢医科大学医学部の総合型選抜AO入試です。

特に、社会人・再受験生の方で、年齢などの出願資格を満たしている場合は、検討する価値のある入試だと思います。

今日は、2027年度の金沢医科大学医学部・総合型選抜AO入試についてお話しします。

金沢医科大学医学部の総合型選抜AO入試は専願制で、合格者は必ず入学することが求められます。

そのため、合格した場合は入学を辞退できない点に注意が必要です。

また、合格後の進学だけでなく、卒業後の従事要件についても、事前に確認しておきましょう。

2027年度の入試情報が公表されましたので、以下、最新の情報をもとに紹介します。

出願する際には、今後公表される2027年度の入学者選抜要項も必ず確認してください。



出願資格

2027年度入試では、金沢医科大学医学部の総合型選抜AO入試に出願できるのは、次の条件を満たす方です。

令和8年4月1日現在で25歳以下であること

高等学校を卒業した者、令和9年3月卒業見込みの者、または同等以上の学力があると認められた者

合格後は必ず入学することを確約できること

社会人・再受験生の方にとって、特に注意したいのは年齢制限です。

25歳以下であれば、社会人経験のある方や再受験生にもチャンスがあります。

ただし、専願制の入試ですので、合格した場合に本当に金沢医科大学医学部に進学する意思があるかどうかを、出願前によく考えておいてください。



卒業後5年間の従事要件

この入試では、医学部入学後だけでなく、卒業後の進路についても明確な条件が定められています。

金沢医科大学および金沢医科大学病院の理念を理解していること

卒業後、金沢医科大学病院・氷見市民病院・本学指定の臨床研修病院において5年間の臨床研修を行うことを確約できること

確約には保護者の同意も必要で、入学時に「確約書」を提出すること

この総合型選抜は、従事要件を課す「大学独自枠」として扱われます。

ここは、軽く考えない方がよいところです。

金沢医科大学医学部に進学できるかどうかだけでなく、卒業後の5年間をどう考えるかも含めて、出願を判断する必要があります。

社会人・再受験生の場合、これまでの人生経験がある分、将来の働き方や医師としての方向性をより具体的に考えられる方も多いと思います。

その点では、この入試に向いている方も少なくありません。



推薦書について

総合型選抜AO入試では、出願時に1000字程度の推薦書を提出します。

推薦者は高校の先生に限りません。

本人をよく知る方であれば、近親者でも教員でも構いません。

推薦書では、出願者が将来、良医として成長するための資質をどの程度備えているのか、できるだけ客観的に評価してもらいます。

誰に推薦書をお願いするのかも、出願直前ではなく、早めに考えておきましょう。



入試概要

選考は二段階で行われます。

第1次選抜:基礎学力テスト、自己推薦書

第2次選抜:個人面接、調査書など

基礎学力テストの科目は、英語・数学・理科です。

2027年度入試でも、数学は数学Ⅰ・数学A、理科は物理基礎・化学基礎・生物基礎から2科目を選択します。

出題範囲は限られていますが、医学部入試である以上、基本問題を正確に解き切る力が必要です。

特に社会人・再受験生の方は、高校内容から離れている期間が長い場合もあります。

その場合、いきなり難しい問題集に取り組むより、まずは基礎範囲を確実に復習することが大切です。

また、この入試では自己推薦書も重要です。

自己推薦書では、金沢医科大学の建学の精神を理解した上で、将来の医師像や志望理由を書くことになります。

2027年度入試でも、自己推薦書は指定課題を含めて800字程度です。

試験時間は60分、配点は60点です。

自己推薦書が採点されるのは、第1次選抜の合格者に限られます。

800字は、決して簡単な分量ではありません。

しかし、医学部を目指す理由、社会人・再受験生としての経験、金沢医科大学で学びたい理由、卒業後の臨床研修への考えを整理すれば、書くべき内容は見えてきます。

大切なのは、きれいな言葉を並べることではありません。

なぜ医師を目指すのか、なぜ金沢医科大学なのかを、自分の経験と結びつけて具体的に書くことです。



2027年度の入試日程

2027年度の日程は、次のとおりです。

出願期間:2026年11月9日(月)9時00分~11月14日(土)15時00分

第1次選抜:11月21日(土)

第1次合格発表:11月26日(木)

第2次選抜:12月6日(日)

最終合格発表:12月10日(木)

出願を検討されている方は、日程から逆算して基礎学力テスト、自己推薦書、面接の準備を進めましょう。



金沢医科大学へ進学した元生徒

実際に、以前ブログを読んでくださり、高校生のころからメールで相談をくださっていた方が、この制度を利用して金沢医科大学医学部に進学されました。

その方は現在、後期研修医として現場で働いています。

また、一般入試前期で金沢医科大学医学部に合格した元生徒も2人おり、現在も在籍中です。

そのため、入試準備だけでなく、入学後の様子も踏まえたアドバイスができます。

募集要項だけでは、入試の仕組みは分かっても、具体的な準備の進め方までは見えてきません。

特に、社会人・再受験生の場合、一般入試だけで勝負するのか、総合型選抜AO入試も検討するのかで、準備の進め方が変わります。

金沢医科大学医学部の総合型選抜AO入試は、出願資格を満たす方にとって、大きなチャンスになる可能性があります。

ただし、専願制であり、卒業後の従事要件も伴います。

だからこそ、出願前に自分に合った入試なのかを、慎重に見極めておきたいところです。

社会人・再受験生の方で、金沢医科大学医学部を本気で目指したい方は、早めに準備を始めてください。

基礎学力テストだけでなく、自己推薦書800字や推薦書、面接の準備も必要です。

直前になってから慌てて取り組むより、早い段階から一つずつ準備した方が安心です。

金沢医科大学医学部の総合型選抜は、社会人・再受験生にとっても選択肢になり得る入試です。

ただし、年齢制限や専願制、卒業後の従事要件があります。

自己推薦書800字をどう書けばよいのか、面接で何を話せばよいのか、不安に感じる方も多くいます。

社会人・再受験生の方で、金沢医科大学医学部の総合型選抜を検討されている方は、早めにご相談ください。

ご相談はこちらのフォームからどうぞ





関連記事

金沢医科大学医学部|自己推薦書の書き方




国公立大学医学部では、秋田大学、群馬大学、千葉大学、富山大学、福井大学、岐阜大学、名古屋大学、三重大学などに合格者が出ています。

私立大学医学部では、金沢医科大学、東京女子医科大学、順天堂大学、昭和医科大学、国際医療福祉大学などにも合格者が出ています。
● 金沢医科大学医学部|自己推薦書の書き方【2027】

こんにちは!白水(しらみず)一郎です。

受験生の悩みは、勉強だけではありません。

金沢医科大学医学部の総合型選抜や学校推薦型選抜では、自己推薦書の対策も必要です。

金沢医科大学の自己推薦書は、出願前に作成して提出する書類とは異なります。

試験当日に60分で800字程度を書く試験として実施されます。

限られた時間の中で、大学を志望する理由や将来の医師像をまとめなければなりません。

いきなり書こうとしても、手が止まってしまう受験生は多いでしょう。

しかし、問われる内容を一つずつ整理し、事前に文章の材料を準備しておけば、落ち着いて書けるようになります。

私は、医学部受験指導を22年続けてきました。

金沢医科大学についても、これまで一般選抜の二次試験対策などを通じて、合格をお手伝いしています。

こちらは、二次試験対策をした高校生から届いたメールです。

金沢医科大学で正規合格を頂きました。

本当に先生のご指導のおかげです。ありがとうございました。

以下は、二次試験対策を行った再受験生から届いた嬉しいご報告です。

白水先生

本日昼過ぎに、金沢医科大学から合格いただきました!

白水先生に出会えていなかったら、二次試験で逆転はなかったと思います。

今回は、金沢医科大学医学部の自己推薦書で何が問われるのか、どのように準備すればよいのかをお話しします。



2027年度入試では選抜区分が変わります

金沢医科大学医学部では、2027年度入試から選抜区分の一部が変更されます。

これまでの学校推薦型選抜「指定校・指定地域」は、次の二つに分かれることになりました。

・総合型選抜「指定地域」

・学校推薦型選抜「指定校」

総合型選抜のAO入試、卒業生子女入試、指定地域と、学校推薦型選抜の指定校は、いずれも第1次選抜が2026年11月21日、第2次選抜が12月6日に実施されます。

2027年度の入試ガイドが公表され、自己推薦書の形式も明らかになりました。

この記事では、2027年度の入試ガイドをもとに、自己推薦書で問われる内容と対策について解説します。

出願する際には、今後公表される2027年度の入学者選抜要項も必ず確認してください。



自己推薦書は試験当日に書く

2027年度も、自己推薦書は第1次選抜の当日に実施されます。

試験時間は60分、字数は指定課題を含めて800字程度、配点は60点です。

自己推薦書は、事前に完成した文章を提出するのではなく、試験会場で課題に合わせて書かなければなりません。

さらに、自己推薦書が採点されるのは、第1次選抜の合格者だけです。

つまり、自己推薦書の準備だけで合格できる入試ではありません。

英語、数学、理科の基礎学力テストを突破するための勉強も必要です。

そのうえで、自己推薦書と個人面接まで含めて総合的に準備します。



自己推薦書で問われる内容

2027年度のAO入試、指定校、指定地域では、自己推薦書に次の内容を書くことが求められます。

1.金沢医科大学の建学の精神と社会的使命

2.将来目指す医師像

3.金沢医科大学を選んだ理由

4.入学後の勉学目標

5.卒業後に行う5年間の臨床研修

6.試験当日に指定される課題

800字程度の中に、これだけの内容を入れなければなりません。

最初から800字の文章を書こうとすると、何を書けばよいのか分からなくなります。

まずは、六つの項目について、それぞれ自分の答えを作ることから始めましょう。

その後、内容の重複を削り、一つの文章につなげていきます。



将来の医師像を文章の中心にする

自己推薦書の中心は、将来どのような医師になりたいかという点です。

「人の役に立つ医師になりたい」

「患者に寄り添える医師を目指したい」

これだけでは、多くの受験生と同じ内容になってしまいます。

なぜ、そのような医師を目指すようになったのか。

きっかけとなった経験は何か。

医療のどのような課題に関心があるのか。

こうした内容を、自分自身の経験と結びつけて考えます。

将来の医師像が決まれば、金沢医科大学を志望する理由や、入学後に学びたいことも書きやすくなります。



金沢医科大学を選んだ理由を具体的にする

建学の精神や大学の特徴を、そのまま書き写すだけでは十分ではありません。

大学の考え方や教育内容が、自分の目指す医師像とどのようにつながるのかを説明することが大切です。

金沢医科大学は、「倫理に徹した人間性豊かな良医の育成」を建学の精神に掲げています。

地域医療への貢献も、大学が重視している点の一つです。

こうした大学の特徴を理解したうえで、自分が金沢医科大学で何を学び、将来どのように社会へ貢献したいのかを考えましょう。

オープンキャンパスに参加し、教員や在校生の話を直接聞くことも役立ちます。

大学案内やホームページを読むだけでは、気づけないことも多いでしょう。



卒業後の臨床研修まで考える

金沢医科大学の自己推薦書では、入学後の目標だけでなく、卒業後の臨床研修についても書く必要があります。

AO入試などでは、卒業後に金沢医科大学病院や指定された病院で、5年間の臨床研修を行うことが出願要件とされています。

したがって、

「卒業後も頑張りたい」

「地域医療に貢献したい」

という抽象的な内容だけでは弱くなります。

どのような診療能力を身につけたいのか。

貢献したいのは、どのような患者や地域か。

臨床研修を通じてどのような医師に成長したいのか、そこまで考えておく必要があります。

大学卒業後のことまで想像することは、高校生には簡単ではありません。

私の元生徒には、金沢医科大学を卒業し、関連する医療機関で研修をしている医師もいます。

必要に応じて、実際の研修や医療現場の話をヒントにしながら、内容を掘り下げていきます。



卒業生子女入試では9年間について書く

総合型選抜の卒業生子女入試では、2027年度も、卒業後の臨床研修と勤務を合わせた9年間について書くことが求められます。

5年間の臨床研修を行い、その後も4年間勤務する選抜です。

その期間に、金沢医科大学の発展や社会にどのように貢献するのかを説明しなければなりません。

これは、受験生だけで考えるには難しい内容です。

大学病院の役割や地域医療の課題について調べ、自分がどのような立場で貢献できるのかを具体化する必要があります。



指定課題にも対応できるようにする

自己推薦書では、あらかじめ示された内容に加えて、試験当日に指定される課題にも答える必要があります。

自己推薦書で出された過去の課題は、公表されていません。

そのため、完成した文章を丸暗記する方法では対応できないでしょう。

自分の医師志望理由や大学志望理由を軸として持ちながら、指定された課題に合わせて内容を組み替える練習が必要です。

私は、最初に各項目への答えを作ってもらいます。

その内容を添削しながら、文章の材料を増やしていく流れです。

次に、800字程度の文章へまとめます。

最後は、時間を計って実際に手書きする練習です。

合格に十分な内容になるまで、何度も書き直して仕上げていきます。



基礎学力テストの勉強も止めない

自己推薦書に時間をかけるあまり、英語、数学、理科の勉強がおろそかになってはいけません。

2027年度入試では、基礎学力テストが200点、自己推薦書が60点、個人面接などが140点です。

また、基礎学力テストの各科目には基準点が設けられ、基準点に達しない科目がある場合は、不合格になることがあります。

まず第1次選抜を突破できる学力をつけ、そのうえで自己推薦書と面接を仕上げることが大切です。

総合型選抜や学校推薦型選抜を考えている場合でも、一般選抜で合格できる学力を目指して勉強を続けましょう。



金沢医科大学の自己推薦書は早めの準備が大切です

金沢医科大学医学部の自己推薦書は、試験当日に短時間で書く必要があります。

医師志望理由、大学志望理由、卒業後の臨床研修まで整理しておかなければ、当日その場で書き切るのは簡単ではないでしょう。

金沢医科大学医学部の総合型選抜や学校推薦型選抜を考えているなら、高校2年生くらいから準備を始めても早すぎません。

自己推薦書や面接対策について不安がある方は、私でよければお手伝いします。

金沢医科大学受験についてのご相談はこちら





関連記事

金沢医科大学医学部|総合型選抜AO入試に合格するには




国公立大学医学部では、秋田大学、群馬大学、千葉大学、富山大学、福井大学、岐阜大学、名古屋大学、三重大学などに合格者が出ています。

私立大学医学部では、金沢医科大学、東京女子医科大学、順天堂大学、昭和医科大学、国際医療福祉大学などにも合格者が出ています。
● 医学部推薦入試で大学に迷ったら|指定校推薦・公募推薦・総合型選抜

こんにちは、白水(しらみず)一郎です。

今週、高3生の保護者様から、医学部推薦入試や総合型選抜についてご相談が続きました。

この時期になると、医学部推薦入試について、どの大学を受けるべきか迷うご家庭が増えてきます。

指定校推薦が複数来ている場合、どの大学に出願すればよいのか。

校内選抜に通った場合の準備をどう進めるか。

通らなかった場合、次にどの入試を考えるか。

迷われるご家庭は少なくありません。

医学部推薦入試は、大学選びから戦略が必要です。

医学部推薦入試では、単に大学名だけで選ぶのではなく、受験全体の流れを見て判断していきます。

たとえば、指定校推薦がある場合でも、まず考えるべきは、その大学に本当に進学する意思があるかどうかです。

指定校推薦は、合格した場合に入学することが前提になるケースが多いため、偏差値や大学名だけで安易に決めることはできません。

ただし、校内選抜を通過できるとは限りません。

評定基準を満たしていても、同じ医学部志望の生徒が同じ大学を希望すれば、校内で競合します。

そのため、指定校推薦を考える場合は、校内選抜に向けた準備を進めながら、通らなかった場合に受ける入試も考えておくことが大切です。



プランBは校内選抜の結果が出る前に用意する

校内選抜に通った場合は、その大学の出願書類、志望理由書、面接、小論文などに集中して準備を進めます。

一方で、校内選抜に通らなかった場合、その時点から慌てて他の入試を探すのでは、準備が遅れてしまいます。

指定校推薦だけでなく、公募推薦も検討しておきたいところです。

私大医学部には、併願可能な推薦入試や総合型選抜を実施している大学も少なくありません。

指定校推薦だけを見て判断するのではなく、ほかに受けられる推薦入試や総合型選抜がないか、一般入試の勉強にどれだけ時間を残せるか。そのあたりまで含めて、受験全体の作戦を立てていきます。

国公立大学医学部の推薦を第一志望にしながら、私大の併願も考える生徒がいます。

その場合は、併願可能な私大の年内入試を受けつつ、国公立大学の推薦、国公立・私立の一般入試まで見据えて準備を進めます。



推薦入試や総合型選抜は「現役生だけのもの」とは限らない

1浪、2浪まで出願できる大学もあります。大学によっては、5浪まで受けられるケースも見られます。

こうした制度を知らない家庭が、実は少なくありません。

医学部受験は情報戦。

そう言われるゆえんです。

私は、医学部受験指導を始めて22年になります。

毎年のように、生徒さんや保護者様と志望校について議論を重ね、推薦入試や総合型選抜の選び方を考えてきました。

その経験は、机上の知識ではなく、実際の受験相談の中で積み重ねてきたものです。

面談では、お子さんの状況を詳しくお聞きし、受験校の組み合わせについてアドバイスしています。



保護者様だけでもご相談いただけます

「まだ子どもには、先生と話すことを伝えていないのですが、それでも面談はできますか」

このように聞かれるケースも少なくありません。

保護者様だけの面談でも、ご相談は可能です。

最終的には、お子さん本人の意思が大切です。

ただ、最初の段階では、保護者様が情報を整理し、今後どのような選択肢があるのかを確認しておくことにも意味があります。

そのうえで、お子さんと落ち着いて話し合えばよいと思います。

また、すでに塾や予備校に通っているご家庭からも、ご相談をいただくことがあります。

塾や予備校では、一般入試に向けた英語、数学、理科の勉強を進めている。

しかし、医学部受験について個別に相談できない。

推薦入試の出願書類、志望理由書、面接、小論文までは、十分に見てもらえない。

河合塾、駿台、東進などに通う生徒や浪人生からも、同じようなご相談をいただいています。

大手予備校であっても、一人ひとりの推薦入試や受験校選びまでは手が回りません。

その結果、一般入試については、模試の結果を見て「ここにしましょう」と受験校が決まります。

一方、推薦入試や総合型選抜については、十分な情報が得られないままです。

一般入試の勉強は今の塾のまま、推薦対策だけを別に相談する形で問題ありません。

医学部受験では、一般入試の学力をつけることはもちろん大切です。

ただし、推薦入試や総合型選抜を考える場合には、出願書類、面接、小論文、大学ごとの入試制度まで含めて見ていく必要があります。

医学部推薦入試や総合型選抜は、ただ受ければよいというものではありません。

【確認しておきたいポイント】
・どの大学を受けるのか
・校内選抜に通った場合にどう準備するか
・通らなかった場合に次にどの入試を考えるか
・一般入試の勉強と推薦対策をどう両立するか

ここを早めに整理しておくことで、受験全体の見通しが立てやすくなります。

そもそも、なぜ医学部推薦入試や総合型選抜を戦略的に考えるべきなのか。

その理由については、音声セミナーで詳しくお話ししています。

これは、私が実際に生徒さんや保護者様との面談でお話ししている内容そのものです。

医学部合格の勝ちパターンを音声で聴く



医学部推薦入試や総合型選抜について、どの大学を受ければよいか迷っている方は、個別にご相談ください。

個別面談について問い合わせる




秋田大学、群馬大学、千葉大学、富山大学、福井大学、岐阜大学、名古屋大学、三重大学等、複数の方が合格されています。

私立では、順天堂大学、昭和医科大学、東京女子医科大学、金沢医科大学、国際医療福祉大学などにも合格者が出ています。
東京医科大学医学部の学校推薦型選抜対策|出願書類の準備

※2027年度の学生募集要項に合わせて内容を更新しています。



こんにちは!白水(しらみず)一郎です。

「子どもが東京医科大学医学部の推薦を受けたいのですが、何から始めればいいですか?」

こうした相談が、毎年この時期に増えます。

東京医科大学を受けたい気持ちはある。

しかし、一般公募がよいのか、英語資格を使うのか、全国ブロック別や県地域枠も考えるのか。

募集要項を読んでも、結局、何から始めればよいのかわからないご家庭は少なくありません。

この記事を読むと、東京医科大学医学部の推薦入試に向けて、出願書類の準備をどこから始めればよいかがわかります。



最初に確認するのは、出願できる区分

東京医科大学医学部の学校推薦型選抜には、一般公募、全国ブロック別、英語検定試験利用、県地域枠があります。

すべての条件を、ここで細かく説明するつもりはありません。

大学のホームページを見れば、評定や卒業年度、地域の条件は確認できます。

大切なのは、自分がどの区分で出願するのかを早めに絞ることです。

一般公募には、2027年3月卒業見込みの現役生が出願できます。

評定は4.0以上。同じ高校から推薦できる人数は2名以内となっています。

出願資格を満たしていても、高校内で希望者が3人以上いれば、校内選考が行われるかもしれません。

「評定が足りているから出願できる」と考えていたところ、高校から推薦をもらえなかった。

医学部の推薦入試では、こうしたことも起こります。

まずは高校の先生に、東京医科大学の推薦を希望していることを伝えてください。

全国ブロック別や英語検定試験利用は、一般公募とは出願条件が異なります。

英検などの資格を持っている方や、1浪生の方は、一般公募だけを見て諦めず、自分が利用できる区分がないか確認しておきましょう。



志望の動機は800字

2027年度の「志望の動機」は、800字以内です。

「本学志望の動機」と「本学入学後の抱負」を、本人が自筆します。

800字なら、すぐに書けそうに見えるかもしれません。

しかし、実際に書き始めると、

「なぜ東京医科大学なのか」

「他の医学部ではいけないのか」

「入学後に何を学びたいのか」

このあたりで手が止まります。

東京医科大学の教育方針やカリキュラムを調べて、その言葉を並べるだけでは、本人らしい志望理由にはなりません。

これまでの経験や、医師を目指すようになった理由と結びつける必要があります。

志望の動機は、大学について調べるだけでは書けません。

まずは、医師を目指したきっかけ、高校生活で取り組んだこと、印象に残っている経験を整理してください。

その中から、東京医科大学で学びたい理由につながるものを探していきます。



資格や入賞歴がないと不利なのか

「志望の動機」の2枚目には、中学入学以降に取得した資格や、スポーツ大会・コンクールなどの入賞歴を記入します。

ここを見て、

「英検以外に書ける資格がありません」

「部活動で大きな実績を残していません」

と不安になる受験生もいるでしょう。

もちろん、書ける実績があれば記入します。

ただし、資格や受賞歴を増やすことだけが、推薦対策ではありません。

実績が多くても、志望理由とつながっていなければ、本人の人物像は伝わりにくいものです。

反対に、大きな実績がなくても、学校生活や身近な経験を丁寧に振り返ることで、その受験生らしさが見えてくることがあります。

「特別な活動をしていないから、書くことがない」と決めつけないでください。



推薦書は高校の先生が書く

推薦書は、受験生本人が書く書類ではありません。

高校の先生に作成してもらいます。

だからといって、先生にすべて任せればよいわけでもありません。

担任の先生が、本人の校外活動や資格、医師を目指した経緯まで詳しく知っているとは限らないからです。

高校生活で取り組んだことや、校外での活動、取得した資格などは、早めに整理して先生へ伝えておきましょう。

推薦書をお願いする直前になって、材料を集め始めるのでは遅くなります。



出願書類は面接にもつながる

志望の動機に書いた内容は、面接でも確認される可能性があります。

志望の動機だけをきれいに仕上げても、面接で書いた内容を説明できなければ困ります。

先ほどの「なぜ東京医科大学なのか」「入学後に何を学びたいのか」といった問いに、自分の言葉で答えられるようにしておくことが大切です。

出願書類と面接は、別々に準備するものではありません。

書類を作る過程で考えを整理しておけば、面接でも書いた内容を自分の言葉で話しやすくなります。



保護者の方へ

本人にとっては当たり前の経験でも、第三者が聞くと、志望理由の材料になることがあります。

小さい頃の出来事や、学校での経験、身近な人との関わりについて、本人はそれが志望理由の材料になると気づいていないことがあります。

ただし、保護者が考えた志望理由を、そのまま本人に書かせるのはお勧めしません。

親子で話し合いながら材料を出し、最後は本人の言葉にすることが大切です。

普段の学習は、一般選抜を見据えて進めてください。

推薦入試の準備に時間を使いすぎて、英語や数学、理科の勉強が止まってしまっては本末転倒です。

東京医科大学の推薦入試では、基礎学力検査、小論文、面接も行われます。

出願書類だけを整えれば合格できる入試ではありません。

一方で、書類の準備を後回しにすると、出願直前に慌てることになります。

勉強を続けながら、今のうちに少しずつ材料を集めておきましょう。

・どの入試区分で出願すればよいのかわからない。

・志望の動機に書く内容が決まらない。

・推薦書をお願いする前に、何を高校へ伝えればよいのか迷っている。

このような悩みがある方は、出願直前まで持ち越さないよう、今のうちにご相談ください。

東京医科大学医学部の推薦対策について相談する





関連記事

東京医科大学医学部の公募推薦|小論文対策と過去問の傾向




国公立大学医学部では、秋田大学、群馬大学、千葉大学、富山大学、福井大学、岐阜大学、名古屋大学、三重大学などに合格者が出ています。

私立大学医学部では、東京医科大学、順天堂大学、東京女子医科大学、関西医科大学、金沢医科大学、国際医療福祉大学などにも合格者が出ています。
● 東海大学医学部「希望の星育成」書類選考の基準【2027】

こんにちは!白水(しらみず)一郎です。

東海大学医学部の総合型選抜「希望の星育成」は、医学部現役合格を目指す受験生に、ぜひ知っておいていただきたい入試の一つです。

理由は、主に3つあります。

・出願に高校の評定条件がない

・他大学との併願が可能

・大学独自の筆記試験ではなく、大学入学共通テストの成績を利用する

特に、国公立医学部を目指す受験生にとっても、検討しやすい入試といえるでしょう。

一方で、2026年度入試から一次試験に「書類選考」が導入され、出願書類の重要性が大きく高まりました。

書類選考を通過できなければ、面接やオブザベーション評価に進むこともできません。

そこで本日は、東海大学医学部の「希望の星育成」で求められる書類の水準についてお伝えします。

実際に、私と一緒に二次試験対策(面接・オブザベーション評価・小論文など)を徹底して乗り越えたご家庭からは、見事、二次試験を突破した知らせが届いています。

本日は、その中から2名の保護者様の声をご紹介します。

本日、東海大学「希望の星」2次選考の合格発表があり、おかげさまで無事に通過することができました。

テスト直前の夜分遅い時間にもかかわらず、面接練習を引き受けてくださり、誠にありがとうございました。

当日は先生にご指導いただいたおかげで、落ち着いて面接に臨むことができたようです。

面接官の先生方もとても優しく、和やかな雰囲気の中で面接を終えることができたと申しておりました。

(お子さんの名前)、希望の星、通りました😊

ありがとうございます。

アドバイスにとても感謝しています。

共通テスト、頑張ってもらいたいです。

どちらのご家庭も、本当にお疲れ様でした。

保護者様から「会場には非常に多くの受験生がいて驚いた」と伺った通り、その熱気とプレッシャーは相当なものだったはずです。

夜遅くまで徹底的に面接練習を繰り返すなど、私もかなり苦労して指導にあたったので、この知らせを聞いた時は本当にホッとしました。



さて、これから東海大学医学部「希望の星育成」を目指す方へ、重要な事実をお伝えします。

2026年度の「希望の星育成」は、併願校としてよく比較される帝京大学と試験日程がずれたこともあり、志願者が338名まで急増しました。

出願に「評定平均3.8以上」という条件があった2024年度入試の志願者は110名でした。

その条件が撤廃された2025年度入試では261名、2026年度入試では338名となっています。

わずか2年で、志願者は3倍以上に増えたことになります。

志願者の急増を受け、今年から一次試験として「書類選考」が導入されました。

338名が出願し、書類選考を通過できたのは約197名です。

倍率にして約1.7倍です。つまり、およそ半数近い受験生が、面接に進むことすらできず「書類だけで」不合格になっているという非常に厳しい現実があります。

もはや「出せば通る」入試ではなく、書類で選別される入試に変わっています。

私は今回、書類選考を通過した生徒さんたちの二次試験対策(面接・オブザベーション評価)を行うにあたり、提出済みの「出願書類(活動報告書や志望理由書)」をすべて、隅々まで確認しています。

なぜなら、本番の面接は「提出した書類」をベースに行われるからです。

一次の書類選考を突破した生徒の書類を実際にこの目で見て、深く読み込んだことで、私は一つの確信を得ました。

「今の東海大学の書類選考を突破するには、どのくらいの水準が必要なのか」

その「本当の基準」を、身をもって知ることができたのです。

最初にご紹介した保護者様からは、「面接官の先生方も優しく、和やかな雰囲気だった」と伺っています。

実は、これこそが「質の高い書類」を出した最大のメリットなのです。

書類の段階で「医師としての資質」や「深い活動実績」がしっかりと伝わっていたため、面接官も興味を持ち、対話が弾んだのです。

もし、高3の秋に急いで見つけたボランティアなど、付け焼き刃の薄い活動報告書を出していたらどうなるでしょうか。

面接官からの鋭い深掘りに耐えられず、面接室は決して和やかではない、厳しい空間に変わっていたはずです。

中学1年、高校1年からの積み上げがある生徒と、直前で焦って作った生徒とでは、書類の「厚み」と面接での「説得力」に埋められない差がつきます。

この差は、直前の対策では埋まりません。



東海大学医学部「希望の星育成」への出願を考えている高1・高2生、そして受験生の皆さん。

「一次の書類選考」を突破し、最終合格につなげるためには、5月の今から準備を始めることが大切です。

この準備は、出願シーズンに入ってから慌てて始めるものではありません。

遅くとも高2のうちに、方向性を固めておくのが理想です。

例えば、これまで医療や社会貢献につながる活動経験が少ない場合は、出願書類で何をアピールするのかを早めに考えておく必要があります。

ただし、今からでも準備すれば、見せ方を工夫することは可能です。

英検についても同様です。高1・高2生なら、これからの取り組み次第で準1級まで十分に狙えます。

高3生の場合も、現在持っている級やこれまでの取り組みを、出願書類でどう見せるかが大切になります。

どんな活動報告書なら一次を通過できるのか。どう書けば面接官の心を打つのか。

書類選考を突破したい方は、手遅れになる前にご相談ください。

一次突破レベルの書類作りから最終合格まで、私が全力でサポートします。

医学部推薦・総合型選抜の対策はこちらをご覧ください。





● 東京医科大学医学部の公募推薦|小論文対策と過去問の傾向

こんにちは!白水(しらみず)一郎です。

東京医科大学医学部の公募推薦を受けたい。

そう考えたとき、受験生や保護者の方が悩みやすいのが小論文対策です。

英語や数学、理科であれば、高校の授業や塾で対策できますが、小論文の書き方を丁寧に教えてくれる高校は多くありません。

しかも医学部の小論文は大学によって形式が大きく異なり、国公立と私立でも違いますし、同じ医学部でも課題文を読ませる大学もあれば、医療テーマへの意見を書かせる大学もあります。

22年間、医学部受験専門の講師として、こうした大学ごとの違いに合わせて指導してきました。

東京医科大学医学部の公募推薦で課される小論文にも、独自の傾向があります。

過去問を確認しながら、その傾向と対策のポイントを見ていきます。



過去問から見る小論文の傾向

東京医科大学医学部の学校推薦型選抜では、日本語と英語の小論文が課されます。日本語小論文は600字以内で、課題文を読んだうえで設問に答える形式です。

配点は小論文が36点(日本語18点、英語18点)で、基礎学力検査100点と比べると小さく見えますが、課題文を読み取り、自分の考えを筋道立ててまとめる力が問われます。

課題文を正確に読み取れているかどうかで、答案の評価は大きく変わります。

2026年度は、高齢者介護を題材にした課題文が出されました。

排泄介助を嫌がるお婆さんについて、何が嫌だったのかに触れながら、「秘密のパンツはうまくいった」とはどういうことかを説明する問題です。

採点基準では、理解しにくい行動の理由を丁寧に考えられるか、介護される側の立場を理解できるかが見られています。

単に「高齢者の尊厳が大切だ」と書くだけでは足りず、お婆さんが何を嫌がっていたのかを考えたうえで、秘密のパンツがどのような意味を持ったのかまで説明する必要があります。

2025年度は、「自分の顔を思い知らされる」「自分の顔に安堵できる」とはどういうことかを、具体例を挙げながら自分なりの結論としてまとめさせる出題でした。

一方2024年度は、リハビリキャンプを題材にした課題文から、2つの場面での関係性を読み取らせたうえで、リハビリの問題点を考えさせています。

この3年分からわかるのは、東京医科大学医学部の小論文が、課題文を正確に読む力を重視しているということです。

医療の知識を並べるだけでは答案になりません。

設問が何を聞いているのか、課題文のどこを根拠にするのか、そのうえでどう答えをまとめるのか──ここまでを600字以内でやりきる必要があります。



小論文対策で大切なこと

東京医科大学医学部の小論文では、思いついたことを自由に書けばよいわけではありません。大切なのは、次の3点です。

1.課題文を正確に読むこと

2.設問で求められていることから外れないこと

3.600字以内で答えを書き切ること

特に注意したいのは、設問からずれることです。

一生懸命書いていても、課題文の一部だけに反応し、問いに正面から答えられていない答案になることがあります。

小論文は、書かなければ力がつきません。

時間を測って答案を書き、小論文指導の経験がある先生に見てもらいましょう。

設問に答えたつもりでも、課題文の読み取りがずれていたり、説明が足りなかったりする点は、自分では気づきにくいものです。

指摘された点を直して、もう一度書く。

この繰り返しが、本番での得点力につながります。

東京医科大学医学部の推薦小論文は、読解力と構成力が問われる試験です。

課題文を読み、設問に沿って、600字以内で答える練習を積んでおきましょう。

東京医科大学医学部の小論文対策でお悩みの方には、過去問の答案添削も含めて個別に対応しています。

東京医科大学医学部の小論文対策について相談する





関連記事

東京医科大学医学部の学校推薦型選抜対策|出願書類の準備




国公立大学医学部では、秋田大学、群馬大学、千葉大学、富山大学、福井大学、岐阜大学、名古屋大学、三重大学などに合格者が出ています。

私立大学医学部では、東京医科大学、順天堂大学、東京女子医科大学、関西医科大学、金沢医科大学、国際医療福祉大学などにも合格者が出ています。
● 昭和医科大学医学部|公募推薦の面接・小論文対策【2027】

こんにちは!白水(しらみず)一郎です。

昭和医科大学医学部では、2026年度入試から公募推薦が始まりました。

出願条件は、全体の評定平均4.3以上。

国公立大学医学部の推薦入試にも見られる、高い評定基準です。

しかし、初年度から厳しい競争となりました。

2026年度(初年度)の入試結果

学校推薦型選抜

募集人員:12名

志願者:74名

受験者:74名

合格者:12名

倍率:6.2倍

※公募推薦と特別協定校を合わせた結果

評定平均4.3以上の受験生が集まり、初年度から6.2倍の争いとなりました。

ちなみに、卒業生の子や孫などが出願できる卒業生推薦入試も、志願者60名、合格者10名。

こちらも倍率は6.0倍でした。

昭和医科大学医学部の推薦入試は、出願できれば合格しやすい入試ではありません。

公募推薦の受験生は、全員が評定平均4.3以上です。

そこから基礎学力試験、小論文、面接によって、合格者が選ばれます。

この記事では、2027年度の試験内容を確認したうえで、合格に向けて何を準備すべきかをお伝えします。



2027年度の募集人員と日程

2027年度の学校推薦型選抜は、募集人員が17名となりました。

ただし、17名には公募推薦だけでなく、新設される指定校推薦と特別協定校推薦も含まれます。

公募推薦だけの募集人員は公表されていません。

出願期間:2026年11月1日~11月8日
※郵送必着

試験日:2026年11月14日

合格発表:2026年12月1日15時

入学手続期限:2026年12月8日正午

公募推薦に出願できるのは、2027年3月に高校などを卒業する見込みの現役生です。

出願には、次の条件があります。

・全体の評定平均が4.3以上

・人物、学力ともに優秀で、学校長の推薦を受けられる

・昭和医科大学を専願し、合格した場合は入学を確約できる

・卒業生推薦入試とは併願できない

評定平均は、高校1年から高校3年1学期、または前期までの成績で計算します。



試験科目と配点

2027年度の試験科目は、次のとおりです。

基礎学力試験:140分

英語:100点
英語コミュニケーションⅠ

数学または国語:100点
数学Ⅰ(データの分析を除く)
または
現代の国語・言語文化(古文、漢文を除く)

理科:200点
物理基礎・化学基礎・生物基礎から2科目

小論文:60分・30点

面接:約10分・70点

合計:500点

2027年度は、基礎学力試験の配点が200点から400点へ倍増しました。

昨年度は、英語50点、数学または国語50点、理科100点でした。

2027年度は、それぞれ100点、100点、200点となります。

筆記試験の比重は、昨年度よりも大きく増しています。

また、基礎学力試験が大学の定める基準に届かなければ、小論文や面接を含めた総合判定の対象になりません。

ただし、出題範囲が基礎科目だからといって、簡単な試験と考えるのは危険です。

大学が公開している初年度の過去問題では、基礎学力試験は医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部の共通問題として掲載されています。

他学部と同じ問題であっても、医学部志望者には高い得点が求められるでしょう。

難問対策に偏るのではなく、基礎問題で取りこぼさない力をつけることが大切です。

数学と国語のどちらを選ぶかも、早めに決めておく必要があります。

模試の偏差値だけではなく、出題範囲の問題を実際に解き、安定して得点できる科目を選ぶ必要があります。



合否を分ける面接対策

基礎学力試験の配点は増えましたが、面接は引き続き70点あります。

試験時間は、約10分です。

昭和医科大学医学部の公募推薦で、合否を分けるのは面接です。

大学は、総得点が高くても、面接の評価が著しく低い場合は不合格にすると明記しています。

つまり、筆記試験で高得点を取っただけでは、合格は決まりません。

面接では、学修意欲の高さや昭和医科大学への志望動機はもちろん、医療に向き合う姿勢や倫理観、コミュニケーション能力、受験生本人の個性や才能まで、人物そのものが評価されます。

昭和医科大学には、1年次の全寮制、学部連携教育、チーム医療教育など、他大学とは異なる特徴があります。

「昔から昭和医科大学に憧れていました」

「チーム医療を学びたいです」

というだけでは、他の受験生との差はつきません。

なぜ医師を目指すのか。

数ある私立医学部の中で、なぜ昭和医科大学なのか。

高校生活で何に取り組み、どのような力を身につけたのか。

その経験を、入学後の学びや将来の医師像にどう結びつけるのか。

こうした内容を掘り下げ、自分の言葉で話せるようにしておく必要があります。

想定質問に対する回答を、丸暗記するだけでは不十分です。

追加の質問を受けたときに答えが変わったり、本人の経験と結びついていなかったりすれば、用意した回答を覚えてきただけだと分かります。



出願書類と面接はつながっている

公募推薦で提出する主な書類は、次の3点です。

・写真付きの入学志願票

・調査書

・大学所定の推薦書

推薦書は、学校長が作成して厳封します。

書式には、

「推薦理由(学業成績・人物・その他に関する所見)」

を記入する欄があります。

受験生本人が作成する、志望理由書や活動報告書はありません。

ただし、面接に向けた準備は必要です。

調査書や推薦書につながる高校生活の内容は、面接前に整理しておかなければなりません。

大学は、高校での学習状況、出欠状況、学校生活への取り組みについて、調査書などに基づいて確認する場合があるとしています。

成績が上下した理由や苦手科目への取り組み方、部活動や学校行事で果たした役割は、面接前に振り返っておく必要があります。

欠席や遅刻がある場合の説明や、学校の先生からの評価ポイントも、あわせて確認しておきます。

これらを事前に整理し、書類から読み取れる人物像と面接で話す内容が食い違わないようにします。



小論文対策も必要

小論文は、60分で30点です。

科学的な思考力、倫理観、課題を理解する力、自分の考えを明確な文章で表現する力などが評価されます。

面接より配点は低いものの、対策を後回しにはできません。

医学や医療に関する知識を覚えるだけではなく、与えられた問題を読み、自分の立場と理由を整理して書く練習が必要です。

限られた時間で、文章の構成を考え、最後まで書き切る力も求められます。



昭和医科大学医学部の合格に向けて、どのような対策をすればよいのか分からないご家庭へ。

私は、医学部受験指導に22年間携わってきました。

面接指導では、一般的な模範回答を覚えさせることはしません。

まず、受験生本人から、医師を目指したきっかけ、高校生活で取り組んできたこと、昭和医科大学を志望する理由などを聞きます。

その中から、面接で伝えるべき経験や強みを見つけ、回答の内容を組み立てます。

さらに、回答に対して質問を重ね、予想していなかった聞かれ方をされても、自分の言葉で説明できるように練習します。

調査書に記載される成績、出欠状況、学校生活との整合性も確認します。

基礎学力試験については、現在の成績や得意科目を見たうえで、数学と国語のどちらを選ぶか、残された期間に何を優先するかを考えます。

小論文も、受験生の現在の文章力に合わせて、答案の構成から個別に指導します。

評定平均4.3以上の受験生が集まる入試だからこそ、出願資格を満たした後の対策が重要です。

昭和医科大学医学部の公募推薦を受験予定の方は、早めにご相談ください。

昭和医科大学医学部の公募推薦対策はこちらから





昭和医科大学医学部の関連記事

国際医療福祉大・昭和医科大学合格体験記2026|願書添削で合格

昭和大学医学部|一般選抜 国語2024年大問2解説

昭和医科大学医学部 二次対策|小論文・面接【2026年】




国公立大学医学部では、秋田大学、群馬大学、千葉大学、富山大学、福井大学、岐阜大学、名古屋大学、三重大学などに合格者が出ています。

私立大学医学部では、昭和医科大学、順天堂大学、東京女子医科大学、関西医科大学、金沢医科大学、国際医療福祉大学などにも合格者が出ています。
● 弘前大学医学部|総合型選抜の評定4.3撤廃と総合論述【2027】

こんにちは!白水(しらみず)一郎です。

医学部入試は毎年、様々な変更が発表されます。

志望校の最新情報をいかに早くつかみ、対策に活かせるかが、合否を分けるポイントです。

今回は、弘前大学医学部入試の「激変」をお伝えします。



2026年7月31日、弘前大学から、令和9(2027)年度入学者選抜要項の確定版と、総合型選抜の正式な学生募集要項が公表されました。

まず一般選抜では、これまで300点もの配点があった「面接」が点数化されなくなります。

学力勝負の色合いが強くなりますが、面接評価が低いと不合格になるリスクは残っているため、決して油断はできません。



そして、特筆すべきは「総合型選抜Ⅱ」の大きな変更です。

これまで出願の大きな壁となっていた「評定平均値4.3以上」という要件は、令和9年度入試から撤廃されました。

この変更は、現在の高校3年生と1浪生から適用されます。

ただし、出願できるのは、青森県、北海道、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の高校を卒業した人、または卒業見込みの人だけです。

また、調査書と志望理由書は、個人面接の参考資料として使用されます。

評定平均4.3以上という出願基準はなくなりますが、学校の成績がまったく見られなくなるわけではありません。

これまで評定平均が4.3に届かず、出願を諦めていた受験生にとっても、受験の可能性を広げる大きな変更です。

以前、青森県内の高校に通う生徒から、弘前大学医学部の総合型選抜について相談を受けたことがあります。

その生徒の評定平均は、4.2という状況でした。わずか0.1届かなかったため、当時は出願することすらできませんでした。

今回の変更により、同じように評定基準で諦めていた受験生にも、挑戦する道が開かれます。



しかし、喜んでばかりはいられません。

従来の「ケーススタディの自学自習」に代わり、新たに「総合論述」が導入されます。

正式な募集要項により、総合論述は試験時間120分、配点200点であることが分かりました。

試験日時は、2026年10月31日の13時から15時までです。

与えられた資料の内容を的確に捉え、そこから課題を見つけ、自分の考えが最終的な結論に至るまでの過程を論述します。

評価されるのは、資料理解力、問題発見能力、論理的思考力、分析力、表現力です。

さらに、単なる文章力だけでなく、医学分野における資質も評価対象になります。

一方、答案字数、問題数、使用される資料の種類などは、正式な募集要項にも示されていません。

試験時間が2時間あるからといって、長い文章を書けばよいわけではありません。

資料を読み取ったうえで、何を問題として取り上げ、どのような順序で考えを書くのかが重要です。

また、共通テストの合計点、個人面接、総合論述のうち、いずれかの得点が著しく低い場合は、不合格になる可能性がある点にも注意が必要です。



評定の制限がなくなるため、志願者が増える可能性があります。

「総合論述」としての過去問は、まだありません。

実際、弘前大学医学部を考えている受験生からも、

「総合論述で合格できるかどうか、とても不安です」

という趣旨のメールが寄せられました。

初めて行われる試験で、答案字数や問題数も示されていないため、不安を感じるのは当然でしょう。

だからこそ、資料を正確に読み、そこから課題を見つけ、答案の構成を考える練習が欠かせません。

普段から小論文を書いている受験生でも、資料の読み取り方や論点の立て方に慣れていなければ、対応に苦労する可能性があります。



「弘前大学の新しい入試方式で、大きなチャンスを確実な合格に変えたい」

「でも、新設される『総合論述』に向けて、何から準備すればよいのか分からない……」

初年度の入試では、何をどの順番で準備すればよいのか、判断に迷うご家庭も多いでしょう。

私は22年間、医学部受験生を指導してきました。

現在も全国各地の生徒さんをサポートし、多くの合格者を送り出してきました。

私の小論文対策を受講した生徒さんからも、毎年多くの医学部合格者が出ています。

弘前大学の「総合論述」については、大学が示した評価項目に沿って、資料の読み取り方、論点の見つけ方、答案の組み立て方を一つずつ確認しながら進める方針です。

今の状況を伺い、合格に向けた進め方をご提案します。

弘前大学医学部の受験対策についてご相談ください






国公立大学医学部では、大阪大学、東北大学、名古屋大学、徳島大学、高知大学、浜松医科大学、千葉大学、山梨大学、旭川医科大学、長崎大学などに合格者が出ています。

私立大学医学部では、慶應義塾大学、国際医療福祉大学、岩手医科大学、金沢医科大学、順天堂大学、昭和医科大学、東京女子医科大学、日本医科大学、日本大学医学部などに合格者が出ています。
● お金がなくても医学部を諦めないでほしい|note創作大賞2026

こんにちは!白水(しらみず)一郎です。

医学部受験指導を続ける中で、私が大切にしてきた思いを書いたエッセイを、note創作大賞2026のエッセイ部門に投稿しました。

タイトルは、

お金がなくても、医学部を諦めないでほしい|逆境から医学部へ挑んだ生徒たち

です。



22年にわたる医学部受験指導の中で、ずっと心に残っている生徒たちがいます。

医学部を目指したくても、簡単には進めない生徒たちでした。

・お金の問題

・進学校ではないこと

・地方にいること

・情報が少ないこと

それでも、自分なりの道を探し、医学部への進学を実現しました。

今回のエッセイで取り上げたのは、そうした生徒たちとの出会いや、指導を通じて考えてきたことです。

単なる合格体験談ではありません。



医学部受験は、偏差値だけで語れるものではありません。

・お金があるかどうか

・どの学校に通っているか

・都市部にいるか、地方にいるか

・必要な情報が届く環境にいるか

そうした条件によって、医学部への道の見え方は大きく変わります。

それでも、医学部を諦めないでほしい。

その思いを、いつもの受験記事とは違う形で書きました。



読者応援は終了しました。

応援してくださった皆様、ありがとうございました。

今回のエッセイは、引き続き無料でお読みいただけます。

心に残るところがありましたら、「スキ」やコメントをいただけるとうれしく思います。

お金がなくても、医学部を諦めないでほしい





この記事やエッセイをお読みになって感じたこと、また医学部受験について悩んでいることがありましたら、こちらからお寄せください。

医学部受験についてのご相談・ご感想はこちら