2015年8月27日~30日 北アルプス/槍ヶ岳
天狗原ルート で登ってきました。
南岳(3033m)・中岳((3086m)・大喰岳(3101m)・槍ヶ岳(3180m)
と3000メートル峰を4座縦走しました。
ルート
1日目・・・東京新宿~松本~上高地~明神~徳沢~横尾・横尾山荘泊
2日目・・・横尾山荘~槍沢~氷河公園(天狗池)~南岳~南岳小屋泊
3日目・・・南岳小屋~【南岳】~【中岳】~【大喰岳】~飛騨乘越~【槍ヶ岳】~槍ヶ岳山荘泊
4日目・・・槍ヶ岳山荘~天狗原分岐~槍沢~横尾~徳沢~上高地~松本~新宿
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
その① …(上高地~明神~徳沢~横尾(横尾山荘泊)
その② …(横尾~槍沢ロッジ~ババ平)
その③ …(ババ平~大曲~天狗原分岐~天狗池)
その④ ・・・天狗池~天狗原~横尾尾根コル~南岳~南岳山荘
続き、その⑤です。
3日目/8月29日(土)
昨夜から雨が降っていました。4時30分起床。5時30分に朝食。
6時、外に出ると雨は小降りですが、まだ降っています。雨具を着ました。
南岳山荘に泊まり、”獅子鼻展望台”から「大キレット」の風景を見たいという、私の想いは雨で叶いませんでした。何度もイメージトレーニングで見たビデオ風景が走馬灯のように頭の中を巡ります。
2年越しで槍~大キレット~北穂の計画が中止。今年も大キレット縦走の夢は叶いませんでした。でも、【ジャンダルム】 登頂は昨年叶いました。
過去レポ
2014年8月11日~12日 「奥穂高岳~ジャンダルム」
憎き雨。晴れたら・・・。いや。”またいらっしゃい”と言うお山からのメッセージと受け止めましょう。
昨夜談話室で、同じ天狗原ルートで登って来たソロの登山者が、大キレットに行くと話していました。彼は今朝はどうしたんでしょう。一緒にいきましょうか?と話したお茶目な笑顔を思い出しました。
せめて・・・また来ます!また来れたらイイね!という想いを込めて撮りました。
雨の中、出発です。
何も見えない真っ白な「南岳」通過。
お花が咲いていますが、防水カメラ持参しませんでした。撮りません。
あっ・・・ここで【雷鳥】発見。草むらに後ろ向きです。↑ちょうどこの辺り
天候が悪いとでてきます。
天狗原分岐。昨日はあの岩場で雨が降らずに良かった~と胸を撫でました。
中岳までは、岩場が続きます。
雨で緊張した岩場登り。ここは横へ移動。
ここは上へ登ります。
雨が降らなければ易しいルートでも岩が濡れると難度が増します。
白い○印のマークを目印に進みます。切れ落ちた両サイド。
ここでも、昨年”八峰キレット” を悪天候の中で登攀したことを思い出しました。あの前日の晴天から暴風雨の中、キレット小屋~五竜岳~唐松山荘までの雨の岩場は自然の厳しさを教えてくれました。自然を侮るなかれ!謙虚であれ。
過去レポ
2014年7月26日~27日 「八峰キレット~五竜岳~唐松山荘」
そして__2座目
中岳(3084m)山頂
ガスがかかり真っ白で何も見えません。霧雨が降っています。
とりあえず証拠写真。レンズに水滴がついてしまいました。
大喰岳方向へ進みます。
2001年開通新コースです。地震により旧道は廃道です。
ここから、更に緊張する岩場を下ります。
ハシゴ通過。
崩れそうなガレ場。ペンキマーク丸印を頼りに進みます。
ここは中岳の核心部です。
ほっ・・無事通過しました。
雨がやみました。遠くの風景が見えます。
雲海と笠ヶ岳。墨絵のような光景です。
中岳東斜面の残雪です。
コルに着きました。核心部を下りてくるのを待ちます。
降りてきた斜面が一望できます。ハシゴも2段みえます。
うわ~。どんどん雲が切れていきます。笠ヶ岳~~。。。
さあ~、大喰岳への登りです。ここも岩岩ですよ~~。
ここが山頂?いえいえ、いくつかアップダウンを繰り返します。
南岳から縦走してきた路。峰々を振り返ります。
岩場を回り込むと・・・その先にとんがり山がチラリ・・・あれ、槍ヶ岳?
うわ~~岩稜帯で槍さまがお出迎え~~。嬉しい~。
このピークを越えれば今度こそ大喰岳かな? 足が軽くなりました。
まだまだ~~ニセピーク。ここも違います。初めてすれ違い。
初めてのすれ違いで笠ヶ岳方面を眺めます。来年は笠ヶ岳に登りた~~い。
おお~。やっと山頂標識が見えてきました。槍の穂先が鬼の角みたいです。
大喰岳は平らな山頂です。
唸るような光景。雲海が演出してくれます。大喰岳の山頂から槍です。
大喰岳(おおばみだけ)3.101m 山頂
もう1枚。
証拠写真は、初めて登頂できた”おおばみだけ”山頂で。ヤッタ―
槍ヶ岳ズーム。山頂にたくさんの登山者。途中でも登っているのが見えます。
幻想的な槍ヶ岳と槍ヶ岳山荘。山荘が天空の要塞のようです。
しばらくこの槍ヶ岳を眺めていました。まだ9時45分。
私たちもこのあと、槍さまに登ります。胸が高鳴ります。
この後は___続きま~~す。いよいよ次回は槍ヶ岳登頂です。
お楽しみに~~。。。
続き・・・その⑥最終回
ぽちっとしていただけると嬉しいです♪
天狗原ルート で登ってきました。
南岳(3033m)・中岳((3086m)・大喰岳(3101m)・槍ヶ岳(3180m)
と3000メートル峰を4座縦走しました。
ルート
1日目・・・東京新宿~松本~上高地~明神~徳沢~横尾・横尾山荘泊
2日目・・・横尾山荘~槍沢~氷河公園(天狗池)~南岳~南岳小屋泊
3日目・・・南岳小屋~【南岳】~【中岳】~【大喰岳】~飛騨乘越~【槍ヶ岳】~槍ヶ岳山荘泊
4日目・・・槍ヶ岳山荘~天狗原分岐~槍沢~横尾~徳沢~上高地~松本~新宿
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その① …(上高地~明神~徳沢~横尾(横尾山荘泊)
その② …(横尾~槍沢ロッジ~ババ平)
その③ …(ババ平~大曲~天狗原分岐~天狗池)
その④ ・・・天狗池~天狗原~横尾尾根コル~南岳~南岳山荘
続き、その⑤です。
3日目/8月29日(土)
昨夜から雨が降っていました。4時30分起床。5時30分に朝食。
6時、外に出ると雨は小降りですが、まだ降っています。雨具を着ました。
南岳山荘に泊まり、”獅子鼻展望台”から「大キレット」の風景を見たいという、私の想いは雨で叶いませんでした。何度もイメージトレーニングで見たビデオ風景が走馬灯のように頭の中を巡ります。
2年越しで槍~大キレット~北穂の計画が中止。今年も大キレット縦走の夢は叶いませんでした。でも、【ジャンダルム】 登頂は昨年叶いました。

2014年8月11日~12日 「奥穂高岳~ジャンダルム」
憎き雨。晴れたら・・・。いや。”またいらっしゃい”と言うお山からのメッセージと受け止めましょう。
昨夜談話室で、同じ天狗原ルートで登って来たソロの登山者が、大キレットに行くと話していました。彼は今朝はどうしたんでしょう。一緒にいきましょうか?と話したお茶目な笑顔を思い出しました。
せめて・・・また来ます!また来れたらイイね!という想いを込めて撮りました。
雨の中、出発です。
何も見えない真っ白な「南岳」通過。
お花が咲いていますが、防水カメラ持参しませんでした。撮りません。
あっ・・・ここで【雷鳥】発見。草むらに後ろ向きです。↑ちょうどこの辺り
天候が悪いとでてきます。
天狗原分岐。昨日はあの岩場で雨が降らずに良かった~と胸を撫でました。
中岳までは、岩場が続きます。
雨で緊張した岩場登り。ここは横へ移動。
ここは上へ登ります。
雨が降らなければ易しいルートでも岩が濡れると難度が増します。
白い○印のマークを目印に進みます。切れ落ちた両サイド。
ここでも、昨年”八峰キレット” を悪天候の中で登攀したことを思い出しました。あの前日の晴天から暴風雨の中、キレット小屋~五竜岳~唐松山荘までの雨の岩場は自然の厳しさを教えてくれました。自然を侮るなかれ!謙虚であれ。

2014年7月26日~27日 「八峰キレット~五竜岳~唐松山荘」
そして__2座目
中岳(3084m)山頂
ガスがかかり真っ白で何も見えません。霧雨が降っています。
とりあえず証拠写真。レンズに水滴がついてしまいました。
大喰岳方向へ進みます。
2001年開通新コースです。地震により旧道は廃道です。
ここから、更に緊張する岩場を下ります。
ハシゴ通過。
崩れそうなガレ場。ペンキマーク丸印を頼りに進みます。
振り返ると、ハシゴは2段でした。若いガイドさんが心配そうに見守ります。
ここは中岳の核心部です。
ほっ・・無事通過しました。
雨がやみました。遠くの風景が見えます。
雲海と笠ヶ岳。墨絵のような光景です。

中岳東斜面の残雪です。
コルに着きました。核心部を下りてくるのを待ちます。
降りてきた斜面が一望できます。ハシゴも2段みえます。
うわ~。どんどん雲が切れていきます。笠ヶ岳~~。。。
さあ~、大喰岳への登りです。ここも岩岩ですよ~~。
ここが山頂?いえいえ、いくつかアップダウンを繰り返します。
南岳から縦走してきた路。峰々を振り返ります。
岩場を回り込むと・・・その先にとんがり山がチラリ・・・あれ、槍ヶ岳?
うわ~~岩稜帯で槍さまがお出迎え~~。嬉しい~。

このピークを越えれば今度こそ大喰岳かな? 足が軽くなりました。
まだまだ~~ニセピーク。ここも違います。初めてすれ違い。
初めてのすれ違いで笠ヶ岳方面を眺めます。来年は笠ヶ岳に登りた~~い。

おお~。やっと山頂標識が見えてきました。槍の穂先が鬼の角みたいです。
大喰岳は平らな山頂です。
唸るような光景。雲海が演出してくれます。大喰岳の山頂から槍です。
大喰岳(おおばみだけ)3.101m 山頂
もう1枚。
証拠写真は、初めて登頂できた”おおばみだけ”山頂で。ヤッタ―

槍ヶ岳ズーム。山頂にたくさんの登山者。途中でも登っているのが見えます。
幻想的な槍ヶ岳と槍ヶ岳山荘。山荘が天空の要塞のようです。
しばらくこの槍ヶ岳を眺めていました。まだ9時45分。
私たちもこのあと、槍さまに登ります。胸が高鳴ります。
この後は___続きま~~す。いよいよ次回は槍ヶ岳登頂です。
お楽しみに~~。。。
続き・・・その⑥最終回

