第13話★あいまい母音”シュワサウンド”とバナナの英語発音。

2017年07月20日

テーマ：第８章★リスニングに革命を起こす方法

日本人が「あ」と認識している4つめの英語の音についてです。

この音は"バナナ"に２つも入っている音ですよ〜

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●ダントツでよく使われている母音とは？

魔女「今日は英会話で、最もよく使われる母音じゃ！」

王子「【 ə 】？？？このeの逆さまみたいなやつですよね」

魔女「そう。別名シュワと呼ばれる」

王子「シュワ？？どんな特徴の音ですか?」

魔女「うひょひょひょ、、、特徴がないのが特徴じゃ」

魔女が魔法をかけると、

再び発音マップが出現しました。

魔女「これが、ここまで教えた３つの"あ”の位置じゃ（→詳しくはこちら）」

魔女「で、シュワはどこに位置するかというと、、、」

魔女「ここじゃ！！」

王子「おお〜センターど真ん中ですね！！、、指原的存在ですか？いや、ここはアーノルド・シュワルツェネッガーですかね？」

魔女「うひょひょひょ。どちらでもないわい。その真逆じゃ」

王子「真逆？？」

魔女「舌を前に出すでもないし、舌を奥に引っ込めるでもない。口を大きく開けるわけでもなく口を閉じるわけでもない。”あ”でも"い”でも”う”でも”え”でも”お”でもない。アクセルでもなくブレーキでもなく、、ちゅううううううううとハンパな存在！それがシュワじゃ！！！」

王子「英語と言えば、ハッキリパキパキなイメージなのに、そんな中途半端なのがいるんですね。どうやって発音すればいいですか？」

魔女「口をぼけ〜っと広げた感じで、どこにも力をいれずに発音する。”あ”と"う”の中間くらいの音をイメージするとよい」

王子様は発音してみました。

魔女「強すぎる！！もっと弱くてうなる感じでよい。この音はアクセントがないのが特徴なのじゃ」

王子「アクセントが、、、ない？？」

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●bananaを発音してみよう

魔女はバナナをパクパク食べながら

王子に言いました。

魔女「じゃあ、これ。スマホのSiriに向かって発音してみて」

王子「ばなーな！！」

ピピッ

王子「よし!!!!! 」

魔女「じゃあ次、"べなーな"って言ってみて」

王子「はい？、、、あの、、ふざけてますよね？、、、」

魔女「はよ言わんかい!!!!!バナナバズーカ食らわすぞ!!!!!」

王子「べなーな!!!!」

ピピッ

王子「え!!!!なんで？？？？」

魔女「じゃあ、ばなーの。って言ってみて」

王子「はい？？？」

魔女「バナナバズーカ発射３秒前..........」

王子「ばなーの!!!!!!」

ピピッ

王子「おおおおおおおおおおお!!」

魔女「じゃあ次、ぼなーぬ。」

王子「ぼ、、、、いやいやいやいや！！いくらなんでも、それはさすがに、、、、もはやバナナの面影一切なしじゃないですか！１００歩譲って、バナーノはギリギリセーフですよ。”あなたイタリアに行く夢を見てて寝ぼけてるのね❤︎”、でなんとかごまかせるかもしれません！でも考えてみてください。”今日はおまえボナヌ食べる？それともボナヌジュースにするか？”こんなことを真顔で妻に聞いた朝には、”あ、あなたついに頭おかしくなったんじゃない？”と心配されますよ？これはバナナと言う存在そのものを否定するばかりでなく、夫婦関係にまで亀裂をもたらす大きな問題になりかねない、、、」

魔女が大砲を王子に向けました。

王子「ぼなーぬ！！！！」

ピピッ

王子「おおおおおおおおおおおおおお」

王子「な、な、なんですのこれは!!!!....な、なぜに、ぼなーぬがバナナに.....」

魔女「うひょひょひょひょ、、、思い知ったか！これがシュワじゃ！！」