「幸せをつかむ歌」をテレビでみました。
ストーリー:夢だったロックスターへの道を突き進むべく家族を捨てたリッキー(メリル・ストリープ)は、ロック歌手となり音楽活動を続けていた。ある日、離婚した娘(メイミー・ガマー)と再び会う機会が訪れる。疎遠になっていた娘と、何とか関係修復しようと考えるリッキーだったが……。(シネマトゥデイより引用)
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レビュー
年老いたロックシンガー役のメリル・ストリープさんの写真がどうもピンとこなくて、劇場鑑賞しなかった作品。
今回、テレビ放映の折にみてみました。
うーん、やっぱりメリルさんにばかり目がいっちゃう。
役柄的に年老いててちょうどいいんでしょうが、彼女の演じているキャラクターというよりも、年老いたメリルさん本人が無理してロッカーになっているようにしか見えなくて。
旦那が若い女に走って自殺未遂をするほど憔悴している娘役はメリルさんの実の娘が演じているんですが、これがまた当然のことながら顔がおそろしく似ているうえに、役柄的に綺麗におしゃれしているわけでもないから、母娘そろって鬼気迫るやつれ方に、どうしても目がいってしまいました。
ストーリー、二の次!
ところがですね、ひとつこの映画に切り札がありまして。
オープニングクレジットに「リック・スプリングフィールド」って名前があって、えっ!って。
そしたら確かにご本人が登場しているじゃないですか。
たんにメリルのバンドのリード・ギターリストとして演奏するだけじゃなく、彼女のボーイフレンド役で堂々の演技。
リックっていえば、80年代に「ジェシーズ・ガール」を歌ってた人。
今、いくつ?って思ったらなんと今年で67歳。
ってことはメリルと同い年。
でもメリルより見た目若い!
っていうか若い頃よりかっこいい!
で、この二人がキスしたりベッドインしたりもありますが、あぁ、このリックさんならありえます。
そしてもちろんリックさんは本物のミュージシャンだから音楽も本物だし、バックバンドがまた最高に良いんです。
うますぎて、とてもパブでコピーバンドをしているミュージシャンにはみえませんし、メリルさんもお金がなくて昼はレジ打ちしているというよりは、リッチな大女優メリル・ストリープさん以外の何物にもみえませんが、彼女の歌のうまさは「今宵、フィッツジェラルド劇場で」のカントリー・シンガー役で証明済み。
とにかく音楽がいいので、別に信憑性がなくても、最後の披露宴の演奏には私も一緒になってあのダンスフロアーで踊りたくなっちゃうような後味の良さ。
それからメリルの息子役、セバスチャン・スタンは、「キャプテン・アメリカ」のバッキーやってた人ですね。彼もかっこいいわ~。彼、「ゲーム・オブ・スローンズ」のロブ役、リチャード・マッデンにちょっと似てると思うのだけど。
結論。この映画は音楽と男性目当て(笑)で気楽にみるなら十分オーケーです。
予定調和も、ストーリーを気にすることなく安心して音楽を楽しめる、と思えばこれもまたよし。三つ星半です。

ストーリー:夢だったロックスターへの道を突き進むべく家族を捨てたリッキー(メリル・ストリープ)は、ロック歌手となり音楽活動を続けていた。ある日、離婚した娘(メイミー・ガマー)と再び会う機会が訪れる。疎遠になっていた娘と、何とか関係修復しようと考えるリッキーだったが……。(シネマトゥデイより引用)
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年老いたロックシンガー役のメリル・ストリープさんの写真がどうもピンとこなくて、劇場鑑賞しなかった作品。
今回、テレビ放映の折にみてみました。
うーん、やっぱりメリルさんにばかり目がいっちゃう。
役柄的に年老いててちょうどいいんでしょうが、彼女の演じているキャラクターというよりも、年老いたメリルさん本人が無理してロッカーになっているようにしか見えなくて。
旦那が若い女に走って自殺未遂をするほど憔悴している娘役はメリルさんの実の娘が演じているんですが、これがまた当然のことながら顔がおそろしく似ているうえに、役柄的に綺麗におしゃれしているわけでもないから、母娘そろって鬼気迫るやつれ方に、どうしても目がいってしまいました。
ストーリー、二の次!
ところがですね、ひとつこの映画に切り札がありまして。
オープニングクレジットに「リック・スプリングフィールド」って名前があって、えっ!って。
そしたら確かにご本人が登場しているじゃないですか。
たんにメリルのバンドのリード・ギターリストとして演奏するだけじゃなく、彼女のボーイフレンド役で堂々の演技。
リックっていえば、80年代に「ジェシーズ・ガール」を歌ってた人。
今、いくつ?って思ったらなんと今年で67歳。
ってことはメリルと同い年。
でもメリルより見た目若い!
っていうか若い頃よりかっこいい!
で、この二人がキスしたりベッドインしたりもありますが、あぁ、このリックさんならありえます。
そしてもちろんリックさんは本物のミュージシャンだから音楽も本物だし、バックバンドがまた最高に良いんです。
うますぎて、とてもパブでコピーバンドをしているミュージシャンにはみえませんし、メリルさんもお金がなくて昼はレジ打ちしているというよりは、リッチな大女優メリル・ストリープさん以外の何物にもみえませんが、彼女の歌のうまさは「今宵、フィッツジェラルド劇場で」のカントリー・シンガー役で証明済み。
とにかく音楽がいいので、別に信憑性がなくても、最後の披露宴の演奏には私も一緒になってあのダンスフロアーで踊りたくなっちゃうような後味の良さ。
それからメリルの息子役、セバスチャン・スタンは、「キャプテン・アメリカ」のバッキーやってた人ですね。彼もかっこいいわ~。彼、「ゲーム・オブ・スローンズ」のロブ役、リチャード・マッデンにちょっと似てると思うのだけど。
結論。この映画は音楽と男性目当て(笑)で気楽にみるなら十分オーケーです。
予定調和も、ストーリーを気にすることなく安心して音楽を楽しめる、と思えばこれもまたよし。三つ星半です。