ANAを利用した日本からオーストラリアへの帰国便は夜遅い出発なので、夕食をとりながら機内映画を一本見たあとはすぐに眠ってしまい、朝、目覚めてからは着陸までの時間が短くて映画を観る余裕がありません。

そこで今回は、短めのバラエティ番組を観てみることにしました。

 

「アメトーーク!」

 

 

 

テレビ朝日サイトより画像をお借りしました。

 

タイトルの意味が最初はわからなかったのですが、調べてみると『テレビ朝日系で2003年4月8日から放送されているトークバラエティ番組』とのこと。

もともとは『雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!』という名前だったそうで、「アメ」はコンビ名から来ていたのか、と納得しました。


正直、「雨上がり決死隊」というコンビのことも知らなかったのですが、宮迫さんの不祥事のニュースはYahoo!で見た覚えがあります。
それにしても、20年も続いている長寿番組だったんですね。

私が機内で観たのは、2024年11月28日に放送された「ワードセンス憧れ芸人」の回でした。

 

「秀逸なたとえやビシッと決まるツッコミを言ってみたい」とワードセンス抜群の芸人に憧れているメンバー。MC側ゲストとして登場する麒麟・川島のようなワードを言いたい、と思いを語る(お笑いナタリー編集部より引用)

 

 

 

ひな壇に座っていた芸人さんたちはほとんど知らなかったのですが、MCが麒麟の川島さんだったので、「あ、川島さんだ~!」と思って観てみることに。

 

 

川島さんの漫才はまったく知らず、彼のことを知ったのもごく最近。というのも、YouTubeのショート動画で「IPPONグランプリ」の切り抜きが頻繁に流れてくるのです。
番組のことも知らなかったのですが、出場者の回答が本当に面白くて、特に川島さんの大喜利の答えには何度も吹き出しました。

 

 

 

写真はすべてネットからお借りしました。ありがとうございます。

 

「3・3・7拍子だけで何のハリウッド映画かをわからせてください」というお題に、「フネガ、シズム、オトコマエシヌ」と秒で答えるなんて、頭の回転の良さと笑いのセンスに脱帽です。

バカリズムさんもよくとても面白い回答をしていて、いやぁ~本当に皆さん、頭がいい。

 

芸人さんって、ただわちゃわちゃ騒いだり、おバカなことを言ったり、食レポをしているだけじゃないんだと、目から鱗でした。

 

彼らは、日本の笑いの歴史を引き継いでくれているーー話術による笑いの流れが落語から、コントの時代を経て、欽ちゃん、ドリフ、タモリ、たけし、さんまさん、そして漫才ブームやM-1へと続いているんですね。

 

今では日本の地上波のプライムタイムの7割がバラエティ番組だと読んで驚きました。

 

オンライン配信の時代になり、テレビという文化自体がいつか消えていく日がくるのかもしれませんが、そんな中で今、テレビを支えてくれているのは芸人さんなのかもしれないなぁという感想をもちました。

 

切磋琢磨しながら頑張っていらっしゃる皆さんを、応援したい気持ちになりました。