2025年4月、職場のオーストラリア人9人と一緒に行った日本旅行。

オフィシャルな日程は4月11日〜4月20日まででした。

 

でも往復をのぞいた実際の日本滞在は8日間で、東京→京都→広島→宮島→高知→東京とまわる、超・弾丸スケジュール!(高知はお仕事絡み)

 

毎日朝早くから夜遅くまで、よく歩いてよく移動して、本当にがんばった旅でした。

 

みんなにとっては、ワクワク海外旅行だけど、私にとっては、せっかくの里帰りなのに、自分の休みを使って、ほぼ行ったことのある場所を引率してまわるという役目、、。

 

だから最後は、東京で少し延泊してから、4月24日に帰国しました。

 

ちなみに、私以外にも個人延泊した人が5人いて、大阪・道頓堀で遊んだり、渋谷のスクランブル交差点を見下ろすホテルに泊まったり、神宮球場で行われた巨人×ヤクルト戦をみにいったりと、それぞれに楽しんでいたようです。

 

私はというと友人とすごしたり、買い物に出かけたり。

そしてとにかく疲れていたので、温泉にいけたのがいちばんの癒しとなりました。

 

さて、今日は帰りのANAの機内でみた映画の話です。

 

 

「侍タイムスリッパー」(2024)

 

――幕末の侍が時代劇撮影所にタイムスリップ!?

会津藩士・高坂新左衛門は、「長州藩士を討て」という密命を受けていた。
名乗りを上げ、刃を交えたその瞬間、雷が落ちて――
目を覚ますと、そこはなんと現代の時代劇撮影所!

江戸幕府はとうの昔に滅び、自分の存在意義を失った新左衛門。
一度は死を覚悟するも、心優しい人たちに出会い、少しずつ元気を取り戻していく。

「自分にできることは、やはり剣しかない」
そう思った彼が目指したのは……“斬られ役”の道!?

 

(参照:時代劇専門チャンネル

 

 

 

 

感想:

 

行きの便では2本半映画をみた私ですが(最後の一本は途中で挫折)、帰りは夜遅い便なので、一本みるのがやっと。気になる映画は他にもいろいろあったけれど、なぜか惹かれたのは、出演者を誰も知らない本作、「侍タイムスリッパー」でした。

 

それがもともとは単館上映だったのが、全国380館も拡大して、日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞していたとあとから知って、びっくりしました。

 

ちょうどNetflixで大沢たかおさんの「仁 JIN」をみていたこともあって、あら、これも幕末のタイムスリップもの?と興味をそそられました。

私にとって江戸時代、そして幕末はなぜかとても気になる時代なのです。

 

 

「仁 JIN」の龍馬は土佐藩だけど、こちらは徳川幕府側の会津藩。

2018年に会津に旅して、戊辰戦争の悲劇を学んだので、こちらをみるのも良いなと思いました。

 

 

ところがなんと、主役の山口馬木也さんは「仁 JIN」では長州藩士、桂小五郎を演じていらした!(笑)

 

 

本作は「仁 JIN」と逆に、幕末のお侍さんが現代の、それも時代劇のセットにやってくるというお話で、なんとも着想が面白いです。

そしてそれを演じる山口馬木也さんのハマりっぷりラブラブ

 

私の場合、映画を観賞する時、もちろんテーマや脚本、演出、美術、音楽などにも興味をもちますが、やはり一番心動かされるのは俳優さんなんだと思います。

 

この映画も主役の山口馬木也さんの魅力に心つかまれましたし、ヒロインの女性(役柄と同様、実際に助監督もされていたそう)も、初見だったけれど、地味な普通なかんじがむしろ新鮮でとてもよかったです!

 

そして憎き長州藩のお侍さんまで実はタイムスリップしていて、という展開!

コメディだけど、余韻の残る素敵な人間ドラマで、とても良かったです。

この監督さんの他の作品もみてみたいな。

そして山口馬木也さんの今後の作品にも注目です!イケオジ照れ

 

 

 

星四つキラキラキラキラ