いつも忙しい〜と言っていますが、今も忙しい〜。

週末返上でパソコンに向かう日々、、お尻に根が生えちゃうってこのことかいガーン

といいつつ、これは書いておかなきゃと、ひと段落ついたので、映画レビュー書くぞグッ

 

「ミッキー17」(2025)

 

 

「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督がロバート・パティンソンを主演に迎え、エドワード・アシュトンの小説「ミッキー7」を原作にブラックユーモアたっぷりに描いたSFエンタテインメント。

失敗だらけの人生を送ってきた男ミッキーは、何度でも生まれ変われる“夢の仕事”で一発逆転を狙おうと、契約書をよく読まずにサインしてしまう。しかしその内容は、身勝手な権力者たちの命令に従って危険な任務を遂行し、ひたすら死んでは生き返ることを繰り返す過酷なものだった。文字通りの使い捨てワーカーとして搾取され続ける日々を送るミッキーだったが、ある日手違いによりミッキーの前に彼自身のコピーが同時に現れたことから、彼は反撃に出る。(映画.com)

 

 

感想

 

この映画は3月10日に劇場鑑賞しました。

あ〜、また19日もたっちゃった。

でもふと気がついたら、日本では昨日が公開日?

おぉ、タイムリーね。

 

本当は「ウィキッド」をみたかったの。

「オズの魔法使い」が本も映画も昔から大好きだったから、わざわざメルボルンまで行って一人でミュージカルをみたし。本も読んだし(もちろん英語で!)

 

 

あ〜、2009年に「Yahooデイズ」にその時のことをちょこっと書いたのを転載してました。

16年も前の若いわたしの写真も(笑)

このリージェントシアターというのはとにかく劇場の装飾が素晴らしいのよ。

そして劇場のバーではなんだか怪しい緑のカクテルも売ってたな〜。

下矢印

 

でも誰も一緒にウィケッドの映画に行ってくれる人がいなくて、一人でも行っちゃえと思った頃には座席9席ぐらいの超小さい映写室でしか上映してなかくて、そんなとこでお子様の誕生日会のグループと一緒にみるのはやだな、とあきらめて、かわりにみたのが「ミッキー17」でした。(ごめんね、ロブ。)

 

これを選んだ理由は「ブルータリスト」で予告をみたから。

なんか自分にあわなそうな気がしないでもなかったけれど、3月10日のアデレードは最高気温が37度もあって、夜になっても南国の熱い夜〜、みたいな、うかれて外にでたくなる気分だったので、作品はどうでも、ロブ観に行こう、って行った。

それに上映館がこの間「ブルータリスト」を観に行って発見した、最高に雰囲気ある劇場だったので、なんであろうとまたここで観たかった。

 

下矢印

 

というわけで、「ミッキー17」は(やっと本題)は何も期待せず、ロブが動いてるのをみらればそれで満足、っていうノリだったので、特にがっかりもせず。

 

SFダークコメディってジャンルかもしれないけど、どたばたで、大人の鑑賞には堪えません。わちゃわちゃ〜というかんじなのよ。

 

でも、あのむちゃむちゃぶっ壊れた「ライトハウス」(2021)のロバート・パティンソンの演技をみたわたしとしては、あ〜、この映画もあれ系ね、と、むしろ愛おしい気持ちで彼を、彼だけを、見守ることができたのさ。うさぎクッキー

 

下矢印

 

そういう目でみれば、この映画はロブのファンには必見では?

 

あのちょっと頭が弱いような可哀想な青年が、何度も痛い思いをして死んでは生き帰りを繰り返し、そのうち手違いでもう一人のコピーが生まれてしまって、自分が二人!?っていうのは確かにSFショートにありそうな流れだよね。

 

でも演じてるのがロブですから〜。

この二人目のロブの方が、きりっとかっこよく、強い方の人格を演じてくれてるから、あの黒人の恋人さんじゃなくても、ウキウキになっちゃいますよね〜。

 

というわけで、わたしは映画の中身や演出、他の役者さんはどうでも、ロブだけみてたから満足。(大笑い)

 

だけど、マーク・ラファロはあれですね、なんか残念なやつというか。

ハルクやってた時とは本当にいい人って思って好きだったんですけど、「哀れなるものたち」から変になった。

どうしたマークって、思ってたら、彼ってけっこう政治的な発言をXとかでしてて、とにかくトランプさん大嫌い。

だからこの役もトランプさんを念頭に演じてたっていうから、そういわれればわかる気がする。

トランプさん、1期目より何百倍もやばい人になって戻ってきたみたい、、、。

老害とかいってるどころじゃありませんね。

不遇の時を経験して、すごいモンスターに成長しちゃったんでしょうか。

でもそんなトランプさんを風刺的に演じていたとしたら、マークさんの演技もわかるな。

オーストラリア女優のトニ・コレットは良い役者さんだから、ああいういかにもなタイプの演技はみてて残念なんですが。

 

というわけで映画の星は三つ半。ごめん。

でもいいの、へなちょこ演技のロブも愛しいし、覚醒したかっこいいもう一人のロブも目の保養でした。

「トワイライト」の頃はティーン小説のただのイケメンと思っていたけど、その自分につけれたイメージを自分からぶち壊すような、役者、ロバート・パティンソンが好きです。

 

そんなインディ映画っぽい作品を楽しんで演ずるロブをどうぞ観に行ってあげてちょうだいハート