匿顔の殺人者たち
しろくまです。日本の自殺率の高さは、世界で7位。先進国(G7)の自殺率について世界保機関によれば、日本が1位。住む場所も、経済的にも恵まれた国なのにと思う。Twitterの国別ユーザー数(2022年1月時点)1 アメリカ 7,690万人2 日本人 5,895万人3 インド 2,360万人日本人はTwitter利用者数世界2位。人口割合で計算すれば、世界一番Twitterが好きな国民。色々なSNSがあって、勿論私も全てを知っているわけではないけれど、Twitterの最大の特徴は「匿名性」だと思っている。一昔まえまでは、意見交換の場として「2ちゃんねる」が存在していて、2ちゃんねるを知っている人なら何かのスレッドを1度は見たことがあるのではないだろうか。日本人は、世界でも礼儀正しい人種だと思っていただけているような気がしている。けれど、日本の実情を知るととても怖い。自殺の理由は色々あると思うけれど、なんでこんなに多いんだろうな。なんでと思う反面、まぁそうなっても不思議ではないかなとも思ってしまう。普段は何気なく接している人でも、影で何をいっているのだろうか。匿名性という免罪符があれば、とことん人を誹謗中傷する人たちの多さ。その攻撃を受けて、命を断ってしまう人たち…。匿名性の中でしか人を批判できない人たちとは、心に一体何を抱えているのだろうか。そして、その多さは一体何故なんだろう。メスメディアの在り方も勿論あると思うが、何故そこまで過熱してしまうのだろうか。画面越しの言葉のリアルさは、発信者にはどれくらいあるんだろう。若い頃、「若い時の苦労は買ってでもせよ」とよく言われた。苦労は大切なことだと思うけれど、苦労は嫌な事とは違う。誰かから傷付けられることは、ただただ心がすり減るだけ。まるでゲームのライフポイントのように、ハートのゲージが減り続け、それが無くなったら待っているのは心の破壊による「死」なのだと思う。誰かと繋がりたいはずなのに、なぜそういう毒や凶器をはらんでしまうんだろう。LGBTQ+として、自分を隠さずメディアに出て自分の言葉で意見を伝えていた貴方は、とても凄いです。それを出来る人は、本当になかなか居ないのです。人は自分のために、大切な誰かのために生きて生かされている。会ったことも、顔も知らない人から傷付けられる為なんかじゃない。匿名で誹謗中傷なんか出来なくすればいいのにな。ryuchellさんのご冥福を、心からお祈り申し上げます。