しろくまです。(´(ェ)`)
そう、田舎のネットワークは思った以上に狭いのです。
前回のお話↓
地元で顔が広いHさんが、仲の良いメンバーを集めて焼肉を食べに行こうと言い出した。
Hさんは小柄なくまちゃんみたいな人で、愛くるしい殿方。
Hさんにお会いした時は、必ずお腹をさすさすさせていただいている笑
そんなHさんから焼肉にお誘いしていただき、とても嬉しい反面、他に来るメンバーを全く知らず、少しそわそわしていた。
当日、行く道で一緒になった友人と一緒にお店に向かった。
ぞろぞろと顔見知りのメンバーが揃って行く中、見慣れない人がいた。
あ…!
あのイケメンオーラは、きっとGさん!!
私はそこで、初めて生Gさんにお会いすることになった。
Gさんは基本的にこういった集まりに顔を出すことはないので、周りのみんなもそわそわしているのがわかった。
やっぱり、みんなGさんをイケメンと認識しているのね。
Gさん凄い…
20人ほどゲイ達がお店に集まり、騒がしくして大丈夫なのかと心配していたら、Hさんの友人のお店ということで、今日は貸し切りなので騒いでも大丈夫とのこと。
田舎だもんね、ゲイバレはみんな怖い。
それを聞いて、安心して飲み食いに徹した。
始めこそ決まったメンバーで固まって話をしていたのだが、席替えくじを引き、席がシャッフルされた。
結局Gさんと同じ席になることは1度もなく、安心したような残念なような複雑な気持ちだった。
会も終盤になり、みんな自由に席を行き来し始めた。
その流れで、Gさんが私の目の前の席に移動してきたのだ。
目の前に座ったGさんが私に話かけてきた。
G「あれ?俺初めましてだよね?」
私「あ!はい!初めましてです!どうも、しろくまと申します!」
私はどぎまぎしてしまった。
近くで見るGさんは、やっぱりイケメンだった。
タイプ、タイプじゃないとか以前にイケメンだった。
イケメンは、共通語なんだなとそんな事を1人で思っていた。
でも、多分アプリでは何となくお互い知っているはずなんだよな…
G「しろくまくんかー!宜しくね。誰と仲が良いの?」
私「えーっと、〇〇くん(側で飲んでいた仲の良い友人)とよく飲みますよ!」
Tくんの名前を出してはいけないような気がして、近くにいた仲良しの子の名前を上げた。
それから他愛もない話をしていると、Hさんもその席に加わり、私は2人のイケメンで眼福を楽しんだ笑
GさんもHさんも、彼氏さんがいる。
人のものだと思うと、見ているだけの楽しさがある。
…アプリで私がブロックした事、本当に覚えていないのだろうか?
それとも知らないふりをしてくれているのか?
私は、Hさんに事の顛末を話すことにした。
(こんなに近くはないけれど笑)
つづく。