今回は第80回、用言の語尾"지요"についてご説明します。
前回の記事はこちら→ [リンク]
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用言の末尾の다を取って지요を付けると
判断、意志、勧誘、同意、疑問の表現
ができます。
지요は縮まって죠にもなります。
1)説明
説明する時に使います。
主に自分の考え、知識、判断を穏やかに説明するときに使います。
한국에도 종이접기가 있지요.
韓国にも折り紙があります。
(종이접기=折り紙)
2)意思
話し手の意志を表します。
오늘은 제가 사죠.
今日はわたしがおごりましょう。
(사다=買う、払う(⇒おごる))
친구를 소개해 드리지요.
友達を紹介して差し上げましょう。
(드리다=差し上げる)
3)勧誘
婉曲的、もしくは丁寧な命令や勧誘の表現です。
한 잔 하시죠.
一杯やりましょう。
(잔=杯)
조금 더 기다리죠.
もう少し待ちましょう。
(기다리다=待つ)
4)同意
相手の同意を求めたり、念押ししたりする表現です。
맛있지요?
美味しいでしょう?
(맛있다=美味しい)
야마다 씨가 묵고 있지요?
山田さんが泊まっているでしょ?
(묵다=泊まる)
5)疑問
穏やかに質問する表現です。
누가 왔지요?
誰が来たんですか?
이게 뭐죠?
これは何でしょうか?
この"疑問"ですが、私の古いノートに
「穏やかな質問」
と書いてあって、その横に"不審"という字も書いてありました。
知らないから聞くのではなく、知っていることと合っているかを尋ねたり、知っていることと違っていそうなので尋ねるのに使う表現だからでしょうね。
次回は「하다と되다のニュアンス」についてご説明します。
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