神社に油を撒く不届きものがいるというニュースはテレビで観て知って
いた。その被害は16都道府県の内、48か所で確認されているとい
う。でも、ぼくにとってそんなに興味をそそるニュースではなかった。
この事件、特定の神社や寺を狙っているのではなく、西日本から東日本
までの広範囲の犯行なので、当初は犯人の特定に時間がかかるとみら
れた。そんな捜査に進展がみられたのは、ある通報があったからだ。
カルト教団について情報収集をしている、村上密牧師によれば、
「油の撒布が問題になる中、キリスト教の教会が被害に遭っていないこ
とに気付きました。そこでこんなことをやるのはキリスト教系のカルト的
なグループのはず、悪霊にまつわる活動を行っているIMM(インター
ナショナル・マーケットブレイス・ミニストリー)が怪しい、という考えに
至った。
その後、IMMの内情に詳しい人に連絡。ある韓国系のキリスト教団の
HPに、金山が神社仏閣に油を撒いている映像がアップされているとの
情報をつかんだのです。
ところで、先週の週刊新潮に出ていた犯人(金山昌秀 52)の記事はそ
のキャラクターに意外性があり、興味を惹かれた。油を撒い た犯人はい
たずら好きの小僧ではなくて、52歳の在米のお医者さん。
彼は、所長として勤めている。さらにキリスト教系の教団IMMを設立し
ている。
金山昌秀は偶像崇拝を否定。講演では「神社には悪い霊がいる」「油を
ふり注ぎ、イエスキリストの名で清めた」との説明を繰り返したという。
新潮の記事に、興味深いエピソードが掲載されている。奥さんとなぜ別れ
るに経ったか。この紹介だけで、彼が世間と相当にズレていることが推測
できる。
「彼はニューヨークのプロテスタント系の教会に通っていたことがあり、そこ
で米国人と結婚式をあげた。ただ、金山さん曰く、結婚して5年ほど経っ
た時、彼女の頭に蛇のようなものが巻き付いているのが見えたのだとか。
そこで妻に『お前は、本当は何者か』と問い詰めると、『私はフリーメーソン
のスパイなんです」と告白され、離婚することにしたそうです」(知人)
ところで、金山昌秀は今どこにいるのか?
千葉県警が逮捕状を取った後、つまり6月1日に新聞各紙などが「50代
の男に逮捕状」と報道して以降、姿をくらませているとのこと。
参照:行方知れず 寺社油まき産婦人科医“オモテとウラの顔”
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