松本義峯

未だに何かと話題にあがる夫婦、加藤茶と綾菜(あやな)。
二人の結婚は2011年6月で加藤茶・68歳が当時23歳の綾菜と45歳差婚

を果たしたとして、注目された。


ところで、こちらは芸能人ではなくて病院の理事長の話し。
加藤茶と同様に45歳年下の女性と再婚した、横浜桐峰会病院の理事長・
松本義峯(よしたか)は、散弾銃で妻を射殺したのち、自らの咽喉から
頭に向けて打ち抜いた。

週刊新潮10月30日号に詳細が載っていたので、そこから抜粋して書いて
いきます。


● 散弾銃を発射し、顔の右半分が
事件の発覚は、10月17日の午後1時10分頃のこと。
その日、同じ病院で整形外科医を務める次女(36)が、父親が出勤しな

いことに不審を感じ、警備会社に通報した。

警視庁担当記者が解説する。

「義峯さんと30歳の妻、亜耶乃さんの遺体が見つかったのは、2階の寝室

です。亜耶乃さんには散弾銃で胸と腹を撃たれた跡がありベッドに横た

えられ、布団を掛けられていた。義峯さんはその場で散弾銃を抱え、仰向

けに倒れていました。
自分の咽喉から頭に向けて散弾銃を発射したため、顔の右半分が吹っ

飛んだ有り様だったそうです」


室内に荒らされた形跡はなく、玄関も施錠されたまま。遺書は見つかって

いないものの、田園調布署では、松本理事長が妻を殺害し、その後自殺

を図った無理心中だと見ている。
使用された散弾銃は、クレー射撃が趣味の松本理事長が神奈川県から

所持の許可を得ていた。


ところで、理事長の次女が36歳。理事長の妻、亜耶乃さんが30歳。
松本理事長は自分の子供より、若い奥さんをもらったことになる。45歳の

差という事だから当然、ありうる結果なのだろうが・・・・・・。


松本理事長が亜耶乃さんと再婚したのは、ほんの3年ほど前。
72歳の花婿と27歳の花嫁ということになる。年の差を恥じたのか、自分

の職場に連れてくることは多くはなかった。


横浜桐峰会病院の事務局スタッフの話。
「理事長は複数の不動産を所有していましたが、事件が起こるまで田園

調布の家のことは承知していませんでした。30歳くらい若い奥さんがい

るということは、私たちも耳にはしていましたが、お会いしたことはありま

せん。

クラブホステスなど水商売していたのではないか、などという噂がある

ようですけど、確か、もともとは看護師だったはずです。ですが、うちでは

働いてはいません」


● 母親と一緒に暮らしたい
理事長が横浜桐峰会病院を立ち上げたのは、1974年のこと。
ジャズトランペットが趣味でもある理事長は、医療転職サイトのインタ

ビューに、日本のジャズの発祥地である横浜に住みたかったから横浜

で開業していると答えている。


時を経ずして、横浜桐峰会病院で看護師を務めていた女性と結婚。

リゾート地としても知られる神奈川県葉山町に3階建ての邸宅を新築した。

近所の住民によれば、

「ここでは当初、家族5人で仲良く暮らしていました。ご夫婦と長女、次女、
それに長男の3人の子供たちです。週末になると、医者仲間が集まって、

振やかなパーティを開いていた。ロールス・ロイスなどの高級車がズラツ

と並んでいました。

ところが、15年くらい前に、突然、ご主人の姿を見かけなくなり、奥さんと

子どもの4人で生活をするようになった。その後、子どもたちがそれぞれ

独立し、10年くらい前からは奥さんが独りで暮らしています」


なぜ、松本理事長は葉山の邸宅を飛び出していったのか。その理由を

最初の妻から打ち明けられたという別の住民がこう語る。


「奥さんは、”旦那から、母親と一緒に暮らしたいからここを出て行くって
言われた”と、アッケラカンと口にしていました。”お前より母親の方が、

ちゃんと身の回りの世話をしてくれるんだ”なんて捨て台詞も吐かれたそ

うですが、がっかりした様子もありませんでした。
それにしても、大の大人がそんなことで、家を出ていくのかなと不思議に

感じたのを覚えています」


その後、松本理事長は、病院近くに買い取った一軒家で、母親とともに

生活を始めた。その母親は、今年の初めに他界している。


2005年頃、2人は正式に離婚。松本理事長は、横浜桐峰会病院近くに

あった診療所を買収し、元妻に譲り渡した。元妻はそれを足掛かりに、

クリニックや老人介護施設の経営を始めている。


● 若い女性が好きでね…
松本理事長が4億円以上の大枚を叩いて、無理心中の現場となった田園

調布の豪邸を手に入れたのは、元妻と離婚する前の2003年だった。

もともとそこは、画家・東郷青児の娘で画家兼ジャズシンガーとして知られ

る東郷たまみさんが所有していた。

「彼女が、その家に住み始めたのは、30年くらい前になります。すでに

東郷青児は他界していて、彼女は旦那さんと一緒に引っ越してきたのです。」
と、東郷たまみさんの知り合いが話す。


「でも、旦那さんが亡くなって、広い家に一人で住むのもどうかということで、

10年ほど前に手放したんです。その時に、”横浜で病院を経営する医者

が、奥さんと別れて若い看護婦と結婚するので、新居として買うことになっ

た”と話していました。


その後、いつまで経っても人の住んでいる気配がないので、たまみさんに

どうなったのか聞くと、”家は売れたけど、相手の結婚話は無くなったみた

い”と言っていました」


どうやら、松本理事長は一時、亜耶子さんとは別の若い看護師とも結婚を

計画していたようなのだという。


「先生は多趣味で、あれだけ仕事をして、プライベートも充実していて、とて

も70代とは思えませんでした。そのせいか、若い女性が好きでね…。10年

ほど前に離婚した前妻も15才くらい年下でしたし、亜耶乃さんの前にも20

代の婚約者がいたんですよ」
(松本さんの知人)


「若い女性関係の話は絶えず、数百万円するブランド品やベンツなどを

プレゼントする太っ腹なところがあったそうです」と、マスコミ関係者が語る。


一方、仕事においては経営者として、厳しかった。

「義峯さんは今までに3万件以上の手術をこなしたベテランの外科医です

が、“ワンマン経営者”で、身内には厳しかったそうです。患者からもらった

菓子を食べた看護師にボーナスの返還を求めたこともある。


98年には労働基準法違反をしたとして、看護師6人から横浜労基署に是正

措置を求められています。患者は来ていたようですが、最近は病院経営が

芳しくなく、一昨年には赤字も出ている。今年1月には母親を亡くし、数ヶ月

前から体調も崩していたといいます」
(マスコミ関係者)


動機はこういうことなのか…。 とも推測されるが、遺書が残っていないため、
何が松本理事長を凶行に走らせたのかは今もってわかっていない。


週刊新潮141030


参照:30才妻射殺の75才院長 多趣味で手術の腕は確かだったとの評
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