山本泰雄

「ドローン」 ただ名前だけ聞けば、ユーモラスな感じがするが、無人機
ドローンは、実は悪意を持って使われた場合は、テロの道具になりかね
ない事件として今回は認識されている。

ちなみに、ドローンは端末ロボットを意味する総称(drone)との事。

● 「参考書」は東野圭吾さんの「天空の蜂」
4月22日、総理大臣官邸の屋上で小型の無人機の「ドローン」が見つ
かった事件で、24日午後8時ごろ、福井県在住の山本泰雄容疑者が、
「自分が官邸にドローンを飛ばした」と言って警察署に出頭した。

小型の無人機の「ドローン」に取り付けられた容器の中に、放射性物質
セシウムが含まれていたことなどから、警視庁は、意図的に官邸の上空

でドローンを飛ばしたとして業務妨害などの疑いで捜査を進めていた。

山本は関西電力大飯原発(福井県おおい町)から約5キロの同県小浜市
に住んでおり、自身のブログで原発政策への抗議を訴えていた。
また、福井県警によると、猟銃所持の許可を得て、自宅に散弾銃を所持
していた。

22日にドローン発見が報じられると、「遅せーよ職員!」と反応しなが
らも、 「放射線も感知してくれたか…液体とか言ってるけど土だし」
「平常心を保つのが難しい」と明かした。24日、出頭直前にはドローン
に気づかない様子に「官邸の警備も無能で悲しい」「官邸を狙う時は
2週間前に飛ばさないといけないのか」と、皮肉った。
また、「自分の無能さが悲しい」とも書き込んだ。

国の中枢施設を狙って遠隔操作で小型機を飛ばすという手口について、
逮捕された山本泰雄が人気作家・東野圭吾さんのサスペンス小説「天空
の蜂」(1995年出版)を参考にした可能性があることが、捜査関係者へ
の取材で分かった。山本は「官邸サンタ」と名乗る自身のブログで、同書
を政府の原発政策を批判する書籍などと共に「参考書」に挙げている。

● 何もせずに死んでいく恐怖
近所の男性(61)は「性格が少し暗い印象はあったが、事件を起こす
ような人とは思っていなかった」と話す。近所でトラブルを起こすことは
なかったものの、今年の冬に自宅軒先でイノシシを丸ごと1頭さばいてい
たことがあったといい、様子を目撃した近所の男性(57)は「この辺で
は猟をすることは珍しくないが、家の前で動物をさばく光景は異様だった」
と振り返った。

山本泰雄は、県立高校の電子機械科を卒業後、航空自衛隊に入隊。周囲
には「機械いじりができる職場が他になかった」と理由を説明していた。

イノシシのさばきは、自衛隊に居たときに、覚えたのだろうか?
自宅軒先でイノシシを丸ごと1頭さばいた姿というのは、イノシシの肉など
を売り物にしている店はともかくとして、普通はまず見られない光景だろう。

自衛隊除隊の時期は不明だが、ブログによると、派遣社員を経て昨年まで、
薄型テレビを製造する電機メーカーに正社員として勤務。転勤を命じられ
たのを機に、依願退職した。

会社を退職する動機については、不等号の記号を使って「会社を辞める
勇気 < 何もせずに死んでいく恐怖」と表現していた。
自身の年齢や健康を意識した書き込みも少なくない。「思うように身体
を動かせる期間はあとどれくらいか…」(昨年7月)▽「この2週間で5キロ
くらい痩せた…夏場走り込んでも落ちなかったのに…プレッシャーとスト
レス」(同12月)▽「40歳になってしまった…平均寿命の半分を無駄に
過ごした」 (今年1月) などの記述もあったという。

今後、日本はドローンをどのように規制するべきなのかを、週刊文春で

は、「無人暗殺機 ドローンの誕生」の著者のリチャード・ウィッテル氏の

指摘を紹介している。

「アメリカにはすでにドローンの飛行に関連する規則が数多く存在しま

す。FAA(連邦航空局)はドローンの重量、高度、飛行可能区域をかなり
厳密に定めており、破った場合には罰則規定も存在します。

今年1月、ホワイトハウスに酔っ払いが飛ばしたドローンが堕ちた事件

を受け、FBIなどの捜査機関は今後想定されるドローン攻撃と防御手段

についてさらに検討を重ねている。

レーザー光線でドローンを打ち落とす技術開発も進んでいます。ただ
ドローンは日々進歩し、映像撮影などに有効活用されているのも事実で、
規則ばかりを強化するのは難しい」

● 漫画投稿と落選 
ところで、ネットに、山本自らが描いたという漫画が紹介されている。
少子高齢化や失業をテーマにした短編2本で、「うまい」「読ませる」な
どと読者の関心を集めているとの事。 漫画は「ハローワーカー」(全30
ページ)と、その続編「禁老区」(全32ページ)の2本。

『ヤンマガとかに送って落選…』と書かれており、
「禁老区」も05年ごろ投稿して落選したという。ストリーはともかくとし
ても、絵の上手さは相当なもので、もう少し本気になってチャレンジして
たら、プロになれたのではないか?と、思うほどだ。
テロで名を挙げる事を夢見るのではなく、創作で名を挙げることに自分を
賭けていたら、こんな結果にならなかったのでは・・・・・・。


ハローワーカー


参照:ドローン事件:昨年12月計画一度断念…ブログに書き込む
    官邸ドローン:手口、小説まねた可能性
    官邸ドローン事件の山本泰雄の描いた漫画が凄過ぎる!いろいろな意味で


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