美しい子宮㉗ お金の問題の根っこには、愛がしっかり絡みついている | 立ち止まったハートが前進する!未来が視える奇跡リーディング

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美しい子宮① 愛と呪い

美しい子宮② こうして私達は、セックスレスの夫婦になりました

美しい子宮③ 私が私に、悦びと快感を与える

美しい子宮④ 浮気ではない夫の本気と妻の嫉妬

美しい子宮⑤ 戦国妻の教える夫の浮気対処法

美しい子宮⑥ 夫の子どもを産んでくれる女を、夫に与えます

美しい子宮⑦ 底なし沼のような深いご縁

美しい子宮⑧ 夫婦は鏡・・・夫の闇、妻の闇

美しい子宮⑨ 蓮は泥より出でて、泥に染まらず 

美しい子宮⑩ 夫婦でも口に出してはいけない言葉がある

美しい子宮⑪ 前世の私が教えてくれた

美しい子宮⑫ 菩薩のような女

美しい子宮⑬ 女王への道の始まり

美しい子宮⑭ 嫌な女

美しい子宮⑮ 子宮からの声

美しい子宮⑯ 女の下剋上!女はいつもどこかで、人生をリセットしたい

美しい子宮⑰ 愛人の逆襲

美しい子宮⑱ 処女受胎、そして心のよりどころ

美しい子宮⑲ 生母と聖母、そして憐れな男

美しい子宮⑳ たかが、子どもを産んだくらいで偉そうにするな!

美しい子宮㉑ あきらめない女は計算で勝負する

美しい子宮㉒ 受け取った呪い

美しい子宮㉓ 幸せも不幸も伝染する

美しい子宮㉔ うつ病の黒い闇

美しい子宮㉕ 愛はいつもそこにあった

美しい子宮㉖ 人はまちがいを犯す生き物

 

 

私は自分のまちがいに気づいていながら、ずっと目をそらしていました。

聖母のフリをし、自分の罪を見ないよう自分を正当化していただけでした。
人は、まちがいを犯しやすい生き物
確かにそうです。
私もその一人だったのです。
逃げ続けていました。

私が犯したまちがいとは、自分に向き合わなかったことでした。

自分の本心を顧みず、心の声に耳をふさいでいたことです。

自分に向き合うことを避け、秀吉と正面から向き合うことを避けました。

そして都合のいい、今の自分と現実を創り出したのです。

自分の気持ちより、夫である秀吉の気持ちを優先しました。
そして本当は激しく傷ついた自分の気持ちを、振り返えらなかったのです。
なぜだと思いますか?
その方が楽だったのです。

秀吉の野心や我儘を叶える方が、傷ついた自分を認め愛しむよりも、はるかに楽だったのです。
事実の根源を見極めるよりも、自分を責めすべて自分のせいにする方が、ずっとずっと楽でした。

 

ですが神様は、何度もチャンスを与えてくれました。
この世の果てまで行った時は、前世の自分まで見せてくれました。
それは、納得せよ、ということではありませんでした。
もっと自分に向きあい、秀吉と向き合え、ということでした。
ですが、これ以上傷つかないよう、私は楽で都合のいい出来事にねじ曲げて受け取ったのです。

私が正直に自分自身と向き合えないのに、どうして秀吉と向き合うことができるでしょう?できるわけがありません。

秀吉は亡くなる時、私に感謝こそしてくれましたが、妻である私を案じる言葉はかけてくれませんでした。
すべて秀頼様のことだけでした。
この女は一人になっても大丈夫だ、とでも思ったのでしょう。
そう思わせたのは、他でもない私自身です。
聞き分けのいい聖母の仮面をかぶり続けた、私のなれの果てです。

もっと自分自身の気持ちに寄り添い、自分に向き合うのを逃げなければ、私と秀吉の関係も変わっていたかもしれません。
女とし、片端(かたわ)なのかもしれない、自分の身体がおかしいのかもしれない、という恐れや不安は、いつもありました。

それを認める事は気が狂うほど、苦しく辛い事でした。

だから逃げたのです。

自分の心をさらけ出し、開くことから逃げ続けました。

自分が女としてセックスすること可能なのか、他の男と試す勇気などありませんでした。
そんな自分のコンプレックスを、野心にすり替えたのです。
世間的には北政所という称号を与えられ、皆にうらやまれる地位を持ちました。

お金も有り余るほど持ちました。

地位も権力も手に入れました。
ですが私が心から一番望んでいたのは、そんなものではございません。

一番望んでいたもの。
それは、自分がお腹を痛めて産む秀吉との子どもでした。
秀吉によく似た元気な男子です。

いえ、もう一つ正直に開きましょう。

秀吉に抱かれることです。
秀吉に抱かれ、女としての悦びを感じさせてもらうことでした。
子を産むのが無理だったら、せめて睦あい悦びを感じながら、共に果てることでした。

これがお金でも地位でも名誉でもない、本当の望みです。
馬鹿な女だと思いますか?

秀吉の野望に乗っかっり、女として最高位の地位と名誉を手に入れました。
けれどそれがどうした、というのでしょう?
そこに何があるのでしょう?

お金や贅沢など、目に見える幸福は、目に見えない幸福に勝るものではありません。
天下を極め、富も地位も権力もすべて手に入れたからこそ、しみじみわかるのです。
なんと憐れな女でしょう。
本当の妻にも母にもなれず、自分の心からの望みに目をつむり、独りぼっちになった今わかるとは、大いなる誤算です。

それに比べ、自分の望むものに必死に手を伸ばし、つかみ取った茶々様は、したたかで素晴らしい女です。
あの方は、亡くなった母のお市様に織田と浅井を背負わされた上で秀吉に抱かれ、どんな手段を使ったのかわかりませんが、二度も子どもを作りました。
産み出したのです。

茶々様は子どもを産むことで、自分の激しい感情や怒りや哀しみの膿みも一緒に、自分の外へ吐き出しました。
産み出しは、膿み出しなのです。

私は産み出しも膿み出しも、しませんでした。

全部自分で飲みこみ、貝のようにぴっちり口を閉じたままでした。

子宮を閉じたように、私自身も閉じたのです。

閉じた口からは何も入りません。

そんな人生を選んだのです。
 

そうやって高台寺で自分に向き合う時間を過ごしている内、豊臣と徳川様の溝はどんどん深くなっていきました。
家康様の嫡男の秀忠様は一時、人質として豊臣におりました。
そのご縁もあり江様との再婚につながったのです。

秀忠様は、時折私を訪ねて来られました。
彼は真摯に、豊臣と徳川の将来を考えて下さっていたのです。
本当にありがたいことでした。

けれどそれは父家康様と意見の違いを産み、秀忠様を苦しめておりました。
豊臣を退いた私は、秀忠様にお伝えしました。
「どうぞ、私のことは気にせず、秀忠様の良きようにお進み下さいませ」

秀頼様の妻となった秀忠様の娘の千姫様も、よく私に会いに来てくれました。
秀頼様が側室を持っていることに、悲しんでいましたが
「正室であるあなたとは、立場が違います。
あなたは堂々としていればいいのです」
と、アドバイスするとお顔がぱぁっ!と笑顔になりましたよ。
茶々様と、あまりうまくいっていないのでしょうね。
茶々様は秀頼様を、まるで恋人を見る様なまなざしで見ていたので、千姫様がうとましいのでしょう。

人の世というものは愛が絡むからこそ、より複雑になります。
お金の問題の根っこには、愛がしっかり絡みついています。
その愛を解きほぐすことで、お金や富、地位や権力にしがみつく思いも、解きほぐされれいきます。
私は自分の愛を解きほぐすことを怠たり、地位や権力に固執しました。
愛に目をつむり、他のもので埋めようとしたのです。
膿み出しを止めたのです。

今、こうやって自分の気持ちを開き、認めておかなければ、私は自分の一生に悔いを残しすでしょう。
自分の気持ちにふたを閉めたままあの世で、秀吉に会うわけにはまいりません。

あの世で彼に恨み言ばかり言ってしまうでしょう。

私は自分の気持ちを開きました。
けれど開いたパンドラの箱の中を見ると、さらにもっと深い思いが横たわっておりました。

その事に気づいたのは、茶々様と秀頼様が自害し、豊臣が滅びた時でございました。
 

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あなたが今抱えている問題は、何ですか?

 

その問題の根本をよく見てみましょう。

 

そこに愛は絡んでいませんか?

 

一見関係ないように見えますが、ずっと過去から解きほぐすと愛の過不足が見えてきます。

 

それがお金と絡み合います。

 

問題の根本、そこに目を凝らしてみましょう。

 

それが解決の糸口になりますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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