⛩【菊と稲荷】「この神社に神様はいない」への質問。 | 神仏広告代理店

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【菊と稲荷】

  【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』

 
 

<あらすじ>

 

『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』 

 

その言葉と共に、六甲山の高取神社で

 

「神様」という存在に、接続してもらった私。

 

 

前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さま

 

子狐眷属の姿も確認できるようになり、

 

奇妙な共同生活(?)が始まっていた。

 

 

 

***

 

 

 

続きです。

 

 

 

菊「西宮大神宮!✨ってなんともかっこいいよね……」

 

 

 

尼崎えびす神社で八重事代主大神から渡された言葉について、

 

私は思う所もあって。

 

 

 

それについて訊きたい気持ちもあり、

 

この日は約2ヶ月ぶりの西宮神社に。

 

 

 
 
西宮神社で私が最初に挨拶するのは、
 
受付嬢のようなこちらの神馬さま。
 
 
 
 
菊「こんにちはー。お久しぶりです。
 
いつもお運び頂きありがとうございます♡」
 
 
 
 
えびす大神が十日えびす前日に白馬にまたがり
 
町中を駆け回るという……
 
 
 
 
菊「白馬になりたくなるな……(//∇//)✨」
 
神様、体重なさそうだからなんとか背負えそう♪
 
 
 
 
そして約2ヶ月ぶりの本殿前。
 
 
もちろん最初のご挨拶は、向かって右側第一殿の
 
えびす大神✨
 
 
 
 
菊「えびす大神さまー!!!
 
久しぶりに参りました!!!」
 
 
 
 
嬉しさ溢れるこのテンション(≧∀≦)✨
 
 
 
 
えびす大神(以下:え)「久しぶり! 元気やった?
 
って、元気ちゃうから来れんかったんか」
 
 
菊「2月は風邪をこじらせ💧
 
その間も監督ありがとうございます。
 
美保神社さま、寄付も集まりました♪ 届けて参りますね!」
 
 
 
 
え「あと! 尼崎えびすさん!
 
良かったなーーー!!!(笑)
 
 
菊「えびす大神さまのお陰も多々あります✨」
 
 
 
 
そう。
 
実はえびす大神が絡んではるんです。
 
その辺はまた改めて*
 
 
 
 
菊「えびす大神さま、ちょっと思うところあるんです」
 
 
え「何?」
 
 
 
 
菊「尼崎えびす神社さまの八重事代主大神さまが、
 
“発信も見えない神輿”って仰ったんですけどね」
 
 
え「うん」
 
 
 
 
菊「なんて言うか……例えばブログなんかでも、

いい発信ばかりじゃないじゃないですか」
 
 
え「(笑) 顔が怒ってるで」
 
 
 
 
菊「私、前から思ってたんですけど……

尼崎えびす神社さまじゃない神社の事なんですけど、
 
霊能者みたいな人がある神社さまの事を

“この神社には神様がいません”って言ったみたいで、

実際に聞いた人が信じてしまってたんです。
 
そういうの、めっちゃ嫌いで💧」
 
 
え「嫌いそうやな(笑)
 
なんで嫌なん?」
 
 
 
 
菊「特にちゃんと手入れされて参拝される方もいるような神社さまに対して、
 
そんなん言うのって……失礼極まりないし、
 
基本的にはあー、そういうの言いたい人なんですね(失笑)って感じなんですけど。
 
それ発信したり、現地で一緒にいる人に伝えたりする人いるじゃないですか。
 
そんなのも “見えない神輿” ……要するに “変な噂” として広まるんかと思うと、
 
なんかモヤモヤするなあと……」
 
 
え「溢れてんなあ。正義感。(笑)
 
お菊ちゃんらしいわ!(笑笑)
 
 
 
 
え「でもそれなあ、間違ってるとも言い切れへんねん」
 
 
菊「(ガーン💧)え。そうなんですかあ〜💧」
 
 
 
 
え「 “人” の言ってる事やろ?
 
……本来やったら、その "場" に来た時に、
 
そこの神がそんなん吹っ飛ばす位じゃないとあかんと思うわ。
 
“人” の言う事に負けてるって事やからな(苦笑)
 
 
菊「あー。……はい」
 
 
 
 

 え「でもなあ……(ため息)」

 

菊「……」

 

 

 

 

え「でもな、たまたま弱ってはる所もあるんよね。

 

その時代に仕える者がいなくてさ」

 

 

 菊「………」

 

 

 

 

え「神輿な。

 

そういう所こそ “見えない神輿”

 

まずは担いで欲しいねんけどな。ほんまは」

 

 

 

 

え「清高稲荷大明神さんだって神輿持ってはらへんやろ?

 

でもたくさんの人の“見えない神輿” で、神威戻してはるやろ?」

 

 

菊「はい。確かに」

 

 

 

「神輿をな、担げるんは “人” だけやねん」

 

 

 
 
 
神輿を担げるのは、人だけ……
 
 
 
え「一見小さくて今は手のかかってへん神社さんでも、
 
もしかしたら神輿持ってはるかもしれへん。
 
でも例えリアル神輿があったとしても、担ぐ人おらんかったら、
 
そこの神さん動けへんやろ?」
 
 
菊「はい……」
 
 
 
 
え「しかも神輿って、基本一人では担げへんのよね。
 
何人かいるねん」
 
 
 
 
え「“見えない神輿” を、その神の神威を広める事と考えたらな、
 
僕の場合、昔は ”えびすかき” が歩いて遠くまで広めてくれてたやん?」
 
 
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え「今はネットでも神の事を広められるようになった。
 
今の方がいいとかじゃないねんで。
 
形が変わったんじゃない。増えてん。判るやろ?」
 
 
 
 
え「えびすかき、今でも復活させて舞わせてくれてるやん?
 
しかも外国にまで行ってくれてんねんで」
 
 
 
 
そう。
 
 
えびす座の武市さんは「空飛ぶえべっさま」と呼んで、
 
えべっさまと世界を股にかけていらっしゃる。
 
 
 
 
え「いろんな方法があるのが強いねん。
 
見えないって事は、自由に創造できるし、
 
していいって事やろ?
 
決まったカタチなんて無い。
 
 
そこの神さんがおらんなんて言わせんように、
 
守りたい者が守ったらええねん。
 
ルールは守ってな。神はなんぼでも蘇るからさ」
 
 

 

 

 信仰する人がいてこその神。

 

 

 

その見えない存在を乗せる “見えない神輿” を立派なものにするのも、

 

無くしてしまうのも、人次第なんだと改めて感じた。

 

 

 

《続く》

 

 

 

⛩【菊と稲荷】次のお話はこちら*

 
 
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2018年冬の連載『コトシロヌシ』はコチラです。

 

【菊と稲荷】コトシロヌシ・1:届いたサイン

【菊と稲荷】コトシロヌシ・2:「えびす」という暗号。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・3:境界線の神。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・4:海底のご神体。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・5:美保神社の響き。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・6:反響する祈り。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・7:大国主の御子神。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・8:鶏。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・9:神の魂を鎮める『えびす舞』

【菊と稲荷】コトシロヌシ・10:それは神の仕事だから。

【菊と稲荷】コトシロヌシ・11:ゆるぎなき御世の神。

 
 
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『三輪惠比須神社』さま☆公式フライヤー等、作成させて頂きました。
 
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