日記「今日見た映画 2020」30『82年生まれ、キム・ジヨン』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『82年生まれ、キム・ジヨン』
☆☆☆☆★★[90]

2019年/韓国映画/118分
監督:キム・ドヨン
出演:チョン・ユミ/コン・ユ/キム・ミギョン/コン・ミンジョン/キム・ソンチョル/イ・オル/イ・ボンリョン

■2020年 劇場公開作品 30本目

見た「理由」は、映画雑誌『SCREEN』の『SCREEN映画評論家が選んだ 最も優れた映画 2020』の「××位」だったから。



……なんて「超大嘘」。



『82年生まれ、キム・ジヨン』のチラシ見て、恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「チョン・ユミ」の「極限の美」に、夏のコンビニの「ブルーライト」に吸い込まれる「虫」のごとく「惹き寄せられた」「だけ」「しか」、理由「なんか」もはやない。



「また」「予備知識完全皆無」。なので見始めてまず「勝手な想像」したのは、恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「チョン・ユミ」「キム・ジヨン」が、実は「危険」「多重人格者」で、『母なる証明』系「殺人事件」「サイコサスペンス映画」かと思った。

シーンによって「娘」「アヨン」が映ったり映らなかったりだったから、「死んだ娘」の「妄想」「幻覚」「白昼夢」を見てる話じゃないかと「勝手な想像」を膨らませた。



だが半分以上見終わってもそんな展開にはならず、どうやら恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「チョン・ユミ」「キム・ジヨン」の「病気」は、“本物” だと解かり始めてきた。



だが「鶏」は、恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「チョン・ユミ」「キム・ジヨン」のような症状の「病気」の話を、一度も見たことも聞いたこともない、「何一つ殆ど砂粒ほども知らなかった」「初めて」見た「病気」なので、「真実」か「嘘」か判断できない。調べて「実話を基にした創作」じゃない、「チョ・ナムジュ」の「原作小説」映画化だと思い知った。

だがいろいろ「インタビュー」など調べてみたが、「病気」について解説してるものを「皆無」と言っていいほど見つけられなかったことに「震撼」「驚愕」「圧倒」「絶句」でビビって震え上がった。

なので恐るべき「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「チョン・ユミ」「キム・ジヨン」の「病気」自体、あまり関心がなく、「病気になる背景」を見せたかった映画だと思い知った。



だが「また」「反省」「懺悔」「償い」+「ごめんなさい」「本当に申し訳ありませんでした」「心から謝罪致します」でしかないが、「原作小説」「絶対読んでない」から、「原作小説」と「映画」の違いなんか「絶対解からない」。

なので「また」「映画だけを見たまま」「だけ」の話。



「現代」「韓国」の恐るべき「男尊女卑」、恐るべき「男性社会」の「現実」を見せた映画だった。



日本も過去の歴史で「男尊女卑」。「今」「現代」もまだまだ消えてない「男性社会」。「絶対他人事じゃない」話。

だが『82年生まれ、キム・ジヨン』ほど、「鶏」の周りだけかもしれないが、「今」日本の方が、まだここまで「男尊女卑」じゃないように見えた。

また「韓国で130万部を超えるベストセラーとなり、社会現象ともなった『82年生まれ、キム・ジヨン』というくらい、ほぼ「完全共感」されたらしい「韓国」の「今」が、逆にここまで「男尊女卑」恐るべき「男性社会」なのだという「真実」を思い知り、「怖さ」「ショック」「衝撃」にビビって震え上がり「大きい方垂れ流し」だった。


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画像 2024年 1月