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菊正宗 日本酒の乳液 成分解析
菊正宗 日本酒の乳液 380ml セラミド
598円
Amazon |
水分補給:★★★★☆
油分補給:★★☆☆☆
保湿持続性:★★★☆☆
伸びの良さ:★★★★★
酸化安定性:★★★★★
しっとり感:★★☆☆☆
サラサラ感:★★★★☆
敏感肌適正:★★★★☆
価格適正:★★★★★(380ml:598円)
コスパ最強の大容量乳液として、
その存在を知らない人はいないのでは…とも言えそうな、
「菊正宗 日本酒の乳液」
の成分を解説していきます。
まずベースの成分を確認すると、
水、グリセリン、ミネラルオイル、トリエチルヘキサノイン、コメ発酵液
までが主成分ということになりそうです。
(その後の「グルタミン酸」は微量添加のアミノ酸で1%以下のため)
「グリセリン」はご存知の通りお肌に最も優しい水性成分のひとつですね。
肌本来の保湿成分として角層中にも含まれています。
「ミネラルオイル」はベビーオイルなどの主成分にも使われている非常に低刺激の油分です。
お肌を保湿する効果よりも、肌を保護するのが得意なオイルで
高級化粧品から安価な化粧品に幅広く用いられており、安全性は非常に高いです。
また「トリエチルヘキサノイン」は合成油脂と言われるエステル油の一種です。
とても肌なじみが良く低刺激の油分です。
低刺激な日焼け止めやメイクアップ製品など安定性と低刺激性、加えて使用感の良さが求められる化粧品に好んで使われています。
お肌を柔軟にしてくれる「油脂」に似た感触のエステルなので、
スキンケア製品にも適しています。
というわけで主要成分の3つはとても低刺激で敏感肌に配慮されたものになっています。
とても良いですね。
ただ、一点知っておいて欲しいのが次の「コメ発酵液」で、
一見するとエキスか何かかな?と思うところですが
これはメーカーに確認したところ「菊正宗純米吟醸」そのものとのことで、
つまり「コメ発酵液」=「日本酒」ということになります。
(※もちろん前回記事に書いていますが、純米吟醸そのものとはいえお肌に刺激になる不純物等は除去している化粧品用成分のはずです。)
日本酒はお米を発酵しているので糖類由来の保湿成分やアミノ酸などが豊富に含まれています。
さらにお米といえば「セラミド」も含んでいるので、
お肌にはとても良いと昔から言われていますよね。
ただ、コメ発酵液は日本酒なので、10~15%くらいの「アルコール(エタノール)」を含んでいます。
この乳液にコメ発酵液自体がどのくらい入っているかは定かではないですが、
少なくとも0.数%程度の微量のアルコール成分は確実に入っているため、
少しのアルコールでもお肌が反応してしまう「アルコール過敏症」の方などはくれぐれも注意して欲しいと思います。
そうでもなければアルコールの刺激等を感じることはほとんど無いと思います。
あとは、お肌の保湿成分として、
- アミノ酸各種(グルタミン酸、アルギニン、ロイシン、グリシン)
- ヒト型セラミド(セラミドEOP、セラミドNP、セラミドAP)
- プラセンタエキス
- アルブチン
- フィトスフィンゴシン
などなども配合しています。
これは非常に良い成分を選んでいて、
アミノ酸はそこまで大きな効果はありませんが
「ヒト型セラミド」といえばお肌のバリア成分として敏感肌ケアに最適の成分です。
非常に高価な成分なので配合量自体はあまり期待できませんが、
それでも入っているだけでも嬉しい成分。
「プラセンタエキス」はご存知の通り胎盤抽出エキスで、主にブタの胎盤から得られるエキスのことですね。
これは医薬部外品では美白有効成分などにも登録されています。
また同じく医薬部外品なら美白有効成分になっている「アルブチン」も配合されています。
ただし本品は医薬部外品ではなく「化粧品」で、
いずれも配合量は微量と思われるのでそこまでの効果は期待できません。
あくまで保湿成分としての配合です。
あとは肌荒れ防止成分として「グリチルリチン酸2K」も配合。
残りの成分は乳化剤や安定剤などという感じです。
以上が配合成分の特徴という感じで、
ざっと見る感じでは
非常にお肌に優しめで、かつ保湿&保護をバランス良くカバーした
とても万能的な乳液の構成になっていると思います。
これが380mlで600円程度で購入できるというのですから、
コスパの面ではまさに「向かうところ敵なし」といった感じです。
非常に素晴らしいと思います。
ただ使ってみた感じでは、いくつか価格なりかなと感じる部分もありました。
まず使用感は良い意味でも悪い意味でも「乳液の割にはサラッとしている」んですね。
良く言えばベタつきが感じにくくてたっぷり使いやすいです。
悪く言えば「油分の保湿感があまりない」という感じです。
まぁ僕は油分の保湿感が強い製品はあまり得意ではないので嫌いな感触ではなかったのですが、
人によっては「乳液の割に頼りない」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
おそらくコスト的に油分の配合量があまり多くないのではないかと思われます。
(なので人によってはこの後にオイルの保湿を追加する人も多いようです)
あと、こちらは「日本酒の香り」の香料が使われているのですが、
これが結構強めに香ります。
僕は日本酒が結構好きなのでそんなに気にならなかったですが、
人によってはこれも苦手な人がいそうと思いました。
ただ僕も顔には塗っていないので顔に使うとしたら気になるかもしれません…;
以上、菊正宗の乳液に関して配合成分と実際に使った使用感について解説してみました。
一言で言えば
「コスパ超良好で飛び抜けた要素はないが万人に使いやすい大容量乳液」
という感じになります。
このように言ってしまうとコスパが良いというのが一番の褒めポイントになるのですが、
そもそも市販の乳液でこれだけ無難な成分構成になっているのも稀なので
(市販の乳液は良好な成分のものが本当に少ないんですよね…;)
その点でもかなり商品価値が高いと思います。
顔に使うには多少さっぱりし過ぎなところがありますが、
ボディの保湿用等に使用するには容量も多く最適なアイテムではないでしょうか。
・全成分
水、グリセリン、ミネラルオイル、トリエチルヘキサノイン、コメ発酵液、グルタミン酸、アルギニン、ロイシン、グリシン、セラミドEOP、セラミドNP、セラミドAP、プラセンタエキス、アルブチン、グリチルリチン酸2K、コレステロール、フィトスフィンゴシン、ラウロイルラクチレートNa、PEG-9ジメチコン、イソステアリン酸PEG-20ソルビタン、カルボマー、キサンタンガム、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、EDTA-2Na、フィチン酸、ベヘニルアルコール、水酸化K、酸化銀、フェノキシエタノール、香料
・容量、価格
380ml、786円
・謳い文句
たっぷり使えて毎日ぷるぷるつるっつる、
セラミドプラス配合、日本酒一升分遊離アミノ酸同等量配合
・引用元
amazon.co.jp
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