昔の人はどうやって地球~月の距離を測ったのか?
これまでに「地球の形」と「地球の大きさ」そして「月の大きさ」を知った古の賢人たちは、次に月は地球からどれくらい離れているのかを求めました。ちなみにそれら過去の記事はこちらです↓↓(≡^∇^≡)昔の人はどうやって地球の形を知ったのか?昔の人はどうやって地球の大きさを測ったのか?昔の人はどうやって月の大きさを測ったのか?唐突ですが、スカイツリーの高さは知ってますか?スカイツリーの高さは634メートル!「むさし」の語呂合わせが有名ですよね。某格闘漫画で宮本武蔵のクローンを作る研究がスカイツリーの地下で行われていたのはこれが理由なのかな:*:・( ̄∀ ̄)・:*:上の写真のように、スカイツリーを望む景色っていいですよね?では、この写真を撮った位置からスカイツリーまでの距離を求めてみましょう(^∇^)こんな感じで手を構えてみます。親指の付け根から人差し指の先までの長さは10cmでした。そして、腕の長さは50cmジャストだとします。すると、指の長さと腕の長さが描き出す小さな三角形は、そのままスカイツリーの高さとスカイツリーまでの距離が描き出す大きな三角形と同じ比になります。指と腕の小さな三角形の比は10cm対50cm。つまり1 : 5これをスカイツリーの高さと距離の大きな三角形に当てはめると1:5の1というのは634mのこと。つまりこれを5倍すれば距離がわかるのです!v(´∀`*v)距離は 3170m でした。では、古の賢人が行ったように、この三角比を使って月と地球の距離を求めてみましょう。夜空の月に小指を重ねてみると、ちょうど爪の大きさと同じでした。腕の長さはまた50cm、爪の大きさは0.5cmと仮定します。(爪が小さすぎてリアリティに欠けるけど、分かりやすさ重視でいきますwww)「爪」と「腕の長さ」は1:100です。つまりスカイツリーの時と同様、月までの距離は月の直径の100倍ということになります。すなわち320000km。地球から月までの距離は32万キロです。さてここでクエスチョン。昔のギリシャの賢人たちは月までの距離と月の大きさを利用して、次に太陽の大きさと太陽までの距離を知ることができました。その方法とは一体どういったものだったのでしょうか?ヒントは地球・月・太陽がなす宇宙レベルの巨大な直角三角形です。