これまでに「地球の形」と「地球の大きさ」を知った古の賢人たちは、次に月の大きさを求めました。

ちなみにそれら過去記事はこちらです↓↓(≡^∇^≡)

昔の人はどうやって地球の形を知ったのか?

昔の人はどうやって地球の大きさを測ったのか?

 

月の大きさを知るためには地球の直径をまず求める必要があるのですが、みなさんは覚えてますか?

パイ、覚えてますか?

私は忘れてました:*:・( ̄∀ ̄)・:*:笑笑

 

これですね→「π」

円周率を表す記号で私の子供の頃は3.14を代入するよう教わりました。

噂では今は3.1だとか・・・

 

「直径×π(3.14)=周の長さ」という公式があるので、これを逆にします。

地球の周長÷3.14なので、ざっと40000÷3.14。

すなわち地球の直径は約12700kmとなります。

 

さてここからが問題(´∀`)

昔の人はこの「地球の直径」を使って月の直径を測ることに成功しました。

ポイントは「月の食」(月食)です。

 

 

まず

太陽、地球、月がほぼほぼ一直線に位置する時を待ちます。

そして、月に地球の影がかかり始めたその瞬間から、月がすっぽり無くなるまでの時間を測ります。すると50分ジャストでした。

つまり月は50分でちょうど月一個分ズレるという意味です。

 

あとは逆側から月が顔を出す瞬間を待ちます。すると

月が完全に隠れてから月がちょっと見えるまでの時間はちょうど200分でした。

200分を50で割ると4。

つまり月が、月4個分移動する時間が200分なのです。

 

そして、この200分間は地球の影に完全に隠れていたことを考えると。

月の直径は、地球の四分の1ということになります。

 

あとは簡単な計算なのでSiriに聞いてもいいでしょう:*:・( ̄∀ ̄)・:*:w

 

ヘイSiri!

12700÷4は?

 

 

スイマセンヨクキコエマセン

 

もういい自分でやる!!ヽ(;´Д`)ノ

え~と、約3200・・・ってことはそう!

 

月の直径は約3200kmということですね。

 

昔の人すごい!!ヽ(●´Д`●)ノ

 

さあこうなってくるともう勢いは止まりません!地球と月の大きさを知った昔の人は次にその二つの星の距離を求めます。

 

一体どうやって求めたのでしょう?

 

ヒントは

「大小二つの三角形」です。

 

▼関連記事

昔の人はどうやって地球の形を知ったのか?

昔の人はどうやって地球の大きさを測ったのか?