結論から言うと、地球を一周したその距離は約4万100kmなのですが実は古代ギリシャの研究者も、おおよそそれくらいだということは知っていました。

もちろん実際に歩いて測ったわけではありませんε-(o´ω`o)疲れちゃうwww

昔の人が知恵を絞って地球の周長を知る方法を編み出したのです。

いや~昔の人すげえな!って思ったわほんと(つ∀<。)

 

では、一体どうやって????

 

必要なのは、

・1本の棒(たぶんヒモとか付いてたと思う)

 

・良いお天気

 

・夏至の日、太陽が真上から照らすという井戸

 

なんとこれだけです。

 

そして

手順は以下の通り

 

1. 井戸から925km離れた場所で、垂直に棒を立てます。

 

2. 井戸の真上に太陽が来るのを待ちます。(夏至の正午)

 

3. 棒と影の先端を結んだ線と棒の角度を図ります。

 

すると

こういった図式になります。

確認ですが井戸と棒の距離は925kmです。

 

そして棒と影の角度は

7.2°でした。

これまでに判明した距離と角度。これらを図にすると

こんな感じです(^∇^)(図に書いてある数値はわかりやすく誇張してありますゆえ、実際にこの画面に分度器を当ててはかるともう全然www)

 

井戸を照らす太陽の光が地球の中心を貫いてるのがポイントです。

 

棒と影の角度が7.2°だと「井戸」「棒」「地球の中心」の3点を結んでできる三角形の鋭角も7.2°になります。

あとはカンタン(^∇^)

井戸と棒の距離は円周である360分の7.2。つまり、地球の周長の50分の1になります。

(7.2/360=1./50)

 

井戸と棒の距離は925kmだったので、これに50をかけると46250kmになります。

実際の40100kmとはけっこうズレがあると思いますが、実は当時使われてた距離の単位はkmではなく「スタディオン」といい、1スタディオンは185mと思われてたのです。

しかし、近年の研究ではこの距離は、これまでの解釈のおよそ11パーセントぐらい短かったのではないか?と言われており、これを考慮すると、もっともっと正確だったのではないでしょうか。

 

でも、誤差があったとしてもいいんです。大事なことはそこではなく

「今まで知りようもなかった事を、科学的なアプローチによって知る方法」を編み出したこと!!

 

人はアイデア次第でなんでもできそうな気がしますよね(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆

 

 

 

ちなみに

地球の周長は南北と東西、つまりx軸とy軸で異なるって知ってましたか?

自転によって生まれる遠心力の影響で赤道側が少し膨らんで楕円の形になってしまうのです。さらに、世界最高の山といえばエベレストですが、地球の中心から測ると最も高い山はエベレストではなくなるそうです。え~~、なんて山だったかはちょっと忘れてしまいましたが、、、( ̄▽ ̄)

 

 

さあ、それでは次のクエスチョンです。

 

地球の大きさを知った古代のギリシャ人たちは、この数値を使うことで「月の大きさ」を知ることができました。

それは一体どういった方法だったのでしょう?

 

 

ヒントは

「月食の時間」です(つ∀<。)