
2023年を簡単に振り返る。
須々木です。
RWは年度区切りで回っているので、サークル的に年間を振り返るタイミングではありませんが、一応、個人的に簡単に2023年を振り返ってみようと思います。
●旅に出た!
新型コロナの社会的影響が縮小してきたことに伴い、久しぶりにRWメンバーで旅に出ました。
一生に一度はお伊勢参り!
旅は良いものです。
メンバーでタイミングを合わせるのは難しかったりしますが、今後もサークルとして旅に出る機会は見つけていきたいものです。
●酷暑とポケモン!
夏は超暑かったですね。
しかし、それより印象に残っているのはポケモン。
横浜が本当にポケモンだらけだったので、テーマパークで生活している感がありました。
いろいろ見ていると「なるほど、こういうやり方があるのか」みたいな発見も多く、コンテンツの展開のさせ方という意味でも興味深い機会でした。
●交流再開!
9月は久しぶりに横浜創作オフ会を開催できました。
間があいたので「どうなるか・・・」って感じでしたが、久々でもしっかり楽しい場になって良かったです。
次回、第11回は2024年3月16日(土)の可能性がかなり高いです。
是非よろしくお願いします!
そのあと10月より、RWの「仲間募集」を再開しました。
年末年始はバタバタしていて、いろいろ滞っていますが、段階的に活性化を頑張りたいです。
12月にはRWの忘年会をしました。
以前は普通に元メンバーも来てくれるイベントでしたが、コロナの影響で元メンバー参加は中断。
それが、久々に元メンバーも交えて楽しく過ごせました。
●創作界隈を含めた変化の始まり?
2023年も社会的にいろいろありましたが、創作界隈の今後に影響しそうな大きめのトピックもありました。
その一つが生成AI。
ネット上でもそうですが、本屋に行っても関連する本が一気に増えて社会的インパクトの大きさを感じさせられます。
生成AIは、創作界隈にも巨大な影響を与え続けることになると思うので、しっかり注視していきたいところです。
ツイッターがXになったのも、大きなトピックかもしれません。
とりあえず今のところ「壊滅的」というほどではありませんが、「いつどうなるか分からない」という気持ちくらいにはさせてくれました。
これがSNS全体の再編などに繋がっていくのか。
現代の創作界隈において、SNSの存在は大きく、RWの活動にもそれなりに影響する可能性があります。
なかなか先は読めませんが、じわじわ影響してくるかもしれません。
RWもSNSの活用法や情報発信の仕方について、少し多めに話し合われるようになってきました。
そう言った意味でも注視していきたいです。
あっという間と思いつつ、振り返ると結構いろいろあった気がする2023年。
本年もたくさんの人にお世話になって楽しく生きられました。
来年はさらに楽しくエキサイティングな1年になると良いです。
では、良いお年を!
sho
12月の活動報告と年末の挨拶
どうも遊木です。
年末ですね。
皆さまは、どのようにお過ごしでしょうか。
ということで、今月の活動報告をしつつ、年末の挨拶です。
□制作関連
主にプロットをやっていました。
難航していたので、取材に行ったり、参考になりそうな作品をインプットしたり、自分なりにもがきながら構成を練っていました。
不思議なもので、アイデアって無理なときは何しても思い浮かばないのに、ある日唐突に降ってくるんですよね。
今回もそうでした。ある日の早朝、目覚めた瞬間「これや!」と、天啓が。
漫画制作以外だと、クリスマスに突貫で動画を作りました。
まぁ、過去絵に雪と文字のエフェクトつけただけですが。
新作を用意する時間はなかったので、過去作を使って何か出来ないか……と、24日に自分のPCを漁りました。
結果がアレです。総作業時間20分。
びっくりするぐらいクリスマスらしい絵が無くて、「自分……そういうところやぞ」ってなりました。……イベントごとに疎いねん。
Merry Christmas #random_walk pic.twitter.com/DANYV7gRVd
— 遊木秋勇(Random Walk) (@rw_akiyu) December 24, 2023
あとは年始に向けて、謹賀新年イラストを描こうと思ったのですが、線画まで描いて「うん。完成は無理だな」と悟りました。
まぁ……そっちは1月中ぐらいの完成を目指しつつ、元旦は簡易版の絵をあげときます。
いやぁ、龍って蛇を参考にすると“っぽさ”が出ないことを知りました。
意外と、頭、上半身(?)、下半身(?)、尻尾って、はっきり分かれている構造のようだ。
□ヨルノヨ 夜にあらわれる光の横浜
この季節の横浜といえば、ヨルノヨと連携プログラムですよね。
確か去年、結構詳しくまとめた気がするので、今回はざっくり紹介。
ヨコハマミライトのような王道のものから、一風変わったアート寄りのものまで、様々なイルミネーションが街に溢れます。
例によって、今年もデジタルスタンプラリーを集めながら各地を回りました。
〇各地のイルミネーション
新港中央広場(ヨルノヨメイン会場)
大さん橋
赤レンガパーク
グランモール公園
ホテルニューグランド
アメリカ山
クイーンズパーク
などなど…
〇クリスマスツリー
赤レンガ倉庫(クリスマスマーケット)
クイーンズスクエア(映画「屋根裏のラジャー」コラボ)
ランドマークプラザ(ワーナー・ブラザースコラボ)
マークイズみなとみらい(ハリー・ポッターコラボ)
MARINE & WALK YOKOHAMA
などなど…
〇イルミーヌ・ヨコハマ
山下公園より
〇馬車道プロジェクション
神奈川県立歴史博物館より(東京藝大大学院映像科)
〇水の町プロムナード
マリンタワー
シルクセンター
ヨルノヨは、毎年何かしらの変化を取り入れようとする姿勢が見られます。
来年は一体どうなるのか。
□ベイウォークマーケット
ベイサイドエリアで恒例になったお祭りです。
12月のベイウォークマーケットは、他の季節と比べ若干人は少ないですが、クリスマス仕様にオメカシしたワンちゃんたちが沢山見られます。
赤レンガパークのイルミネーションを楽しみながら、温かいお酒なども楽しめます。
ベイウォークマーケットは、ふらっと行くのに丁度良い規模のお祭りです。
□TOWERS Milight“UP”
みなとみらいの、約40のビル群が一斉にライトアップするイベントです。
今年は現地に行ってきました。
当たりを付けていたビューポイントはどこも入れなかったですが……そこはまぁ、地の利を生かして、それなりの映えスポットで見てきました。
2月には“DOWN”が開催されるようです。
こっちもちょっと気になる。
□横浜山手西洋館 世界のクリスマス2023
久しぶりに山手の洋館に行ってきました。
無料なのが信じられないくらいボリュームのある展示で、各国のクリスマスの様子が比べられて面白かったです。
個人的な推しは、外交官の家で開催されていたベトナムの展示です。べーリック・ホール(オーストリア)や18番館(スウェーデン)も、華やかさと落ち着きが共存していて好きでした。
クリスマスに限らず、山手の洋館は定期的にイベントや行事に沿った展示がされますが、どれもクオリティが高いです。
万人に受ける装飾でありながら、うっすら現代アート的な要素を感じられるので、見応えも十分。
□八景島シーパラダイス
今年最後のシーパラです。
海の生き物たちはもちろん好きですが、私は結構水族館の空間自体が好きなんですよね。
薄暗い空間と水の揺蕩いが癒しです。
欲を言えば、どこかに机と椅子を設置して欲しい。1日居座るから。
コロナ禍前は、夕方からドルフィン・ファンタジーでバーが開かれていたのですが、あれ復活しないかなぁ。
あと、諸事情で泳ぐウツボの映像が欲しかったのですが、残念ながらこの日のウツボはみんな不動でした。
□山崎貴監督作品鑑賞
12月の上旬に一気見しました。
今まで、何だかんだ見てなかったんですよね。
「ゴジラ -1.0」を見た限り、監督の歴史の表現が非常に参考になると思ったので、この機会にまとめてインプットしました。
鑑賞したのは、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ3作と、「永遠の0」「海賊とよばれた男」「アルキメデスの大戦」です。
深く心に刺さったのは「永遠の0」、漫画原作ということで、エンタメ的な面では「アルキメデスの大戦」が印象に残っています。
アルキメデスは、映画鑑賞後に原作漫画をパラパラ読んだのですが、良くあれを一本の映画にまとめたな、と。個人的には最後のまとめ方が本当に秀逸。
山崎監督の歴史の描き方、向き合い方にはすごくシンパシーを感じます。
機会を見つけて、もっと表現の分析をしたい。
こんな感じでしょうか。
ヨルノヨ関連など、今月はインスタに写真を大量に更新しているので、是非そちらもどうぞ。
山手の写真は1月に更新予定です。
サークル公式のアカウントもよろしくお願いします。
そういえば、すごく久しぶりに中学の同窓会をしました。
中には卒業後、一度も会っていなかった友人もいて、非常に懐かしかったです。
でも、びっくりするぐらいみんな変わってなかった。
あとはこれも久しぶりですが、現・旧サークルメンバー混合で忘年会をしました。
何年経っても、気軽に来てくれるのはありがたいですね。
この歳になると、人との縁を築くのも大変です。
一度繋がったご縁は大切にしたい。
2023年は、社会がコロナに対して一旦の区切りをつけたり、その影響で横浜創作オフ会やサークルの仲間募集が再開したり、人との繋がりを徐々に取り戻す年でした。
さて、2024年は果たしてどんな年になるのか。
辰年ということで、願わくは空高く飛翔する年に出来ればと思います。
それでは皆様、良いお年を!
aki
ゆくとし
どうもこんにちは、霧島です。
あっという間に大晦日ですね…早い。
私は毎年年に一度、年末年始は帰省するのですが、前回帰ったのつい2、3か月前みたいな感覚です。
歳をとると一年が速く感じると聞くけどマジで年々体感短くなってる気がする…こわ…
写真は初めて飲んだ獺祭のスパークリング。美味しかった。
今年は新しく作画担当という形でマンガを描くという初の試みができたり、寄席やイベントなどずっと行ってみたかったものに参加できたり、他にもお披露目はまだ先になりそうですが色々準備したりする年になりました。
ここ数年はコロナに振り回されていましたがそれもある程度の落ち着きを見せ、横浜創作オフ会が再開したり、しばらく会えていなかった友人たちに会えたり、新しい繋がりができたりと、滞っていたものが少しずつ動き出すような一年だったなと感じます。サークルとしても仲間募集の再開ということで、また徐々に拡大していけたらいいなと思います。
なんやかんやで毎年この時期はバタバタしているのですが、一応形の上では無事仕事も納まり、なんとか今年も1年無事終えられそうで一安心といったところです。
今年も一年大変お世話になりました。引き続き来年もどうぞよろしくお願いいたします。
というわけで私は今から年賀絵を描きます。
それでは皆さま、良いお年をお迎えください!
rin
ディズニー100周年記念作品 映画『ウィッシュ』を見て来ました。
急に気温下がりすぎぃ!!!こんばんは米原です。
今回はディズニー100周年記念作品 映画『 ウィッシュ 』を見て来ました。
100周年記念作品ということでかなり楽しみにしていた作品。
まぁ~、しかし前評判が大変悪い!という噂だけは聞いていたので、期待半分諦め半分で覚悟を決めて見に行きました。
個人的な感想としては、良くも悪くもディズニー100周年記念作品って感じ、でした。
今作を『ディズニー100年の集大成!ディズニー100年の全てがここに!』というキャッチコピーを見た後に見ると、これが…100年の…集大…成…?っと正直頭を抱えるしかないという感じ。
しかし、『ディズニー100周年記念作品です☆』という点だけ見れば、確かに100周年記念作品だった!ニコッ!とできました。
自分は物心ついた頃からディズニーアニメを見て育ったので、好みだけ言えば今作もミュージカル映画作品としては結構好きな部類です。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
いや~しかしそれにしても、先に『100年の集大成!』というキャッチコピーで期待を煽られた後から見ると、物語も音楽も映像も、もっと!!!もっと色々!!!できるだろ?!?あるだろ?!!ないの?!?本当に??!という感想が出てきてしまうというか、ね!
ディズニーアニメ映画は、物語に目新しさがなくとも音楽と映像で押し切れちゃうところもあると思っているのですが、過去作を比較すると全体的に物足りなさを感じでしまったかなと。
テーマ曲も『アナと雪の女王』の『let it go』を持ってこられちゃうと覚えづらさと歌いづらさが気になってしまう…。
ミュージカル作品としては『ミラベルと魔法だらけの家』の中毒性や完成度を思い出すと物足りない感じがする…。
ストーリーも冒険をする筋書きではないので単純に物語の舞台としての規模も小さく画面に変化や差を出しづらくさみしさを感じる…。等々。
比較的近年のD作品でも好きなものは沢山あります。「シュガー・ラッシュ」「ベイマックス」「ズートピア」「モアナと伝説の海」「リメンバー・ミー」等、これらの作品を作った会社ならもっとできるはずなのでは?!と思わずにはいられないのが歯がゆい映画体験となりました。
ですが、これは『ディズニー100年の集大成!』というキャッチコピーを通したフィルターから見た&今までの過去作が走馬灯のように脳を駆け巡ったあげく引き合いに出してもがき苦しみながらアゲサゲする感想分を書き殴ってしまう状態。
なのでマイナスな印象の内容ばかりになってますが、物足りないだけで嫌いではないんですよ。えぇ。はい。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
先にも書きましたが、ミュージカル作品としては結構好きです。楽曲も現代風の曲調が強めかなという印象ですが良曲揃い。あといつも以上に歌が上手いキャスト多くないか?と思い、後でキャスト見返したんですが豪華すぎて変な笑い出ました。
作品全体が『 Dの概念に物語とアニメつけた雰囲気 』に仕上がっているのも面白かったです。
童話絵本の挿絵の雰囲気を残した3Dや背景の雰囲気は滅茶苦茶好きな塩梅でした。登場人物の3Dも2Dアニメにも見えるバランスになっていて大好きだったので、これからも時々でいいからこの雰囲気の作品欲しいです。
古典物語の世界がイマジネーションの力でディズニーアニメになっていく過程の概念を見ているようで楽しい感覚でした。
過去作のオマージュが大量に盛り込まれていて、ディズニー作品好きにはニヤリとできる要素が多い。特に最初の長編アニメーション作品である『白雪姫』のオマージュが多く、やはり特別な存在なんだなとしみじみ思ったり。友人キャラ出てくるの嬉しいけど7人は多いな?て思っていたら、そういうことでしたねぇ。
前評判悪いのか…、と怯えながら見に行きましたが「言うほど悪くなかったな!」と思ってます。『ディズニー100周年記念作品です☆』という点から見れば「うんうんそうだね☆(´꒳`)」と楽しむことができました。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
映画を見た後、「この作品自体がクリエイター側が現CEOボブ・アイガーへの反骨心だったのでは?」という考察を見て、確かにそう考えると腑に落ちる点が多かったなぁ~!と。
つい先日、ボブ・アイガーの謝罪が話題になりニュースになっていましたしね。今作のヴィラン造形が「現代の成功者や権力者の象徴」って感じだったのも納得というか。
クリエイターたちが昔の、本来の、ありのままのディズニーを取り戻したいという願いを込めた作品だったのかなぁ~と今では思っています。
なので、今作はあらゆる意味で「Dの身内ネタで楽しむ作品だったなぁ~。」という結論です。
D作品好きな私は色んな意味で楽しかったけど、D作品にあまり思い入れのない人に!オススメできるポイントが!今のところ!思いつかない!な!という感じです。
でもせっかくの機会なので一応言っておこうと思います。ヴィランの声と歌を福山雅治がやってるので気になる方は行って損はないと思います。
これから色んな人気作品の「2」が制作中とのことで、まだまだ怯えて過ごすことになりそうですが、クリエイターたちの願いが叶うことを祈っております。
ココで一度感想を吐き出せてスッキリしました。寒さやウィルスに負けず無事に新年を迎えられるようにしたいと思います。それではまた次回。
noz
“映え”だけでなく
須々木です。
去年も同じような記事を書いた気がしますが、今年も横浜のイルミネーション関連を書いておきます。
いつでもイベントだらけの横浜ベイサイドエリア。
当然、冬は特に力が入っています。
毎年の定番から、突発的なものまで規模もジャンルも多種多様。
定番のものにいきなり変化が加わったりもします。
「また来年の冬……などと考えたら二度と見ることはない!」と思うくらいがちょうど良いです。
というわけで、今年も可能な範囲で見て回ってきました。
今年の気付きや面白かった点を簡単にまとめておきます。
クリスマスツリーは無数にあるけれど、たまに出会う個性派が結構面白い。
— 須々木正(Random Walk) (@rw_suzusho) December 15, 2023
(MARINE&WALKの海洋廃棄物のブイと残布・残糸のツリー、資生堂S/PARKのフラスコツリー) pic.twitter.com/mUUNGl7aU4
M&Wのツリーは毎年結構楽しみにしています。
規模は大きくないけれど、コンセプトとビジュアルの両立が良いし、施設の雰囲気ともあっています。
この界隈でも個性が光るツリーの一つ。
そして、ツリーというよりは作品(廃材アート)。
初開催の「イルミーヌ・ヨコハマ」の会場である山下公園付近は、例年になく面白い空間になっていました。
単なる“映え”ではない、空間演出の面白さ。
マリンタワー、ホテルニューグランド、氷川丸などとあわせてポテンシャルの高さを見せつけた感があります。
山下公園通りのイルミネーションはカラフル過ぎではないかと思いましたが、イチョウの黄色とあわせて意外と周囲にマッチしていました。
氷川丸はちょっとサイバーパンクな雰囲気が感じられて、これも面白かったです(そして対岸の山下埠頭にはガンダム)。
大さん橋のプロジェクションマッピングも良かったです。
もともとヨルノヨのビュースポットとして定番でしたが、さらに付加価値がついていました。
屋上デッキ〈くじらのせなか〉にプロジェクションマッピングでクジラが泳いでいくのは想像以上に面白い光景でした。
屋上デッキの緩やかな起伏が大海原を感じさせて(そして実際、大さん橋の周囲は海である)、そこをクジラがゆったり泳ぐのは良い。
あと、子供たちが凄く楽しそうにはしゃいでいるのも良いですね。
みなとみらい新港地区から山下公園にかけて大規模に展開するヨルノヨ。
そのメイン会場である新港中央広場は、数年間続いたドーム型のイルミネーションからキューブ型に切り替わりました。
個人的には、昨年の方が広場の全体をうまく使っていて空間全体として視覚的に面白かった印象です。
でも、同じスタイルで数年続いていたので、少々マンネリ気味ではありました。
その意味で、変化したのは良いことだった気がします。
あと、人が立っているところに合わせて地面にプロジェクションマッピングするテクノロジーが導入されていました。
SNSで誰もが発信者になれる現代、「“映え”は力なり」と言っても過言ではありません。
ただ、できることなら、そこからもう一歩踏み込んだ面白さと出会いたい。
ビジュアルだけでなく、そこにうまくマッチングしたコンセプトだったり、意外性、ストーリー性など、付加価値が欲しい。
“映え”に関して、すでに世の中的に飽食の雰囲気すら感じます。
よって「ちょい足し」が求められる。
ここ数年で社会に急激に定着しつつあるSDGs、サスティナブルという言葉はその一例とも感じます。
地球環境の危機という純粋に科学的な文脈以上に、「“映え”の次に何が人々の意識を集められるか?」「生き残るために新たに何を取り込めばよいのか?」という観点から広がりを見せている感は否めません。
結局、「ちょい足し」されるものが何であるかを問わず、“映え”だけにとどまらない何かが欲しいし、実際、この界隈のイベントにはその意識を感じることができます。
だからこそ、結局毎年ふらふら歩き回るのでしょう。
そして、来年はどうなっているか分からないという不確実性もまた、人々の注目を集め足を向かわせるきっかけになっているのかもしれません。
連載漫画のライブ感に似た、「この先がどうなるか分からない」というエンタメ。
港町特有の変化の激しい土地柄にマッチしていて良いと思います。
というわけで、来年はどうなっているのでしょうねー。
sho












































