Xにツイッターを代入したい
須々木です。
あれよあれよという間に、ツイッターの青い鳥がどこかに旅立っていってしまいました。
このスピード感の差に、良くも悪くも日米の違いを垣間見る思いです。
国によってネットのサービスに対する考え方は大きく異なりますし、そもそも無料で使っている身なのであまり文句も言えませんが、もう少し明確なビジョンの提示と事前告知をしてくれるとありがたいものです。
多少の変化を加えながらも当たり前のように存在していたツイッターというツールの今後に対する不透明感が急激に増していく中、“次”を探す動きも見られます。
その様、まさに民族大移動。
しかし、意外とツイッターの代替となるツールは見当たらないのが難しいところです。
もちろん、ツイッターに何を求め、どのように活用していたのかにもよりますが。
僕は日常的にツイッターを見るタイプですが、リストで見るタイプです。
フォローしているけれどほとんど見ていない場合もあれば、フォローしていないのにリスト表示している場合もあります。
日常的に見ているわりには、通常あまりコミュニケーションツールとして活用していません。
有用な情報の仕入れと、備忘録のような使い方です。
あとは社会観察。
ツイートするときも、一言で書く日記のようなもので、自分用のメモに近い感覚です。
よって、積極的にリプを飛ばしあう使い方をする人とはたぶん使い方にかなり差がありそうです。
ツイッターのDMは、日常的なコミュニケーションツールとしては使っていませんが、普通に連絡手段としては使います。
横浜創作オフ会でもメインの連絡手段として使っているので、あれこれ制限がかかると、わりと厄介です。
インスタのDMも機能的には似たようなものですが、ツイッターとインスタは根本的に文化が違いますしね・・・
こうやって考えると、ほどよく緩く使えるツイッターはなかなか優れたツールだった気がします。
これが根本的に改造され、似て非なるものになったらと考えると、やはり悩ましいものです。
実質ツイッターでしかつながっていない人もいますし。
必要に応じて早めに予備の連絡手段を確立していく必要がありそうです。
結局、一つの会社がコントロールするサービスへの依存というのは、長い目で見て一定のリスクがあると気付かされます。
僕はツイッターがなくなっても生きていく上で特に困りませんが、ツイッターを通じて仕事をゲットする人は致命的でしょう。
同じことはYouTubeに関しても言えそうですが、便利であっても命運を委ねるのはリスキーですね。
その点で言うと、ネット黎明期の個人サイト文化というのは、面倒なところはありつつも、全体として強いシステムを形成していたと言えそうです。
乱立するサイトに完全な依存関係があるわけではなく、どこかが停止しても全体としての機能不全は起きにくいシステムでした。
理想的には、
- SNSやアプリなどのツール (圧倒的に便利だけど翻弄されることも)
- 個人サイトやサークル公式サイト (面倒だけど自由度が高く安定感がある)
- オフの繋がり (時間や場所の制約はあるが圧倒的に密で効率的なコミュニケーション)
の三位一体が良い気がします。
どれも一長一短なので、良いとこどりなら最強ですし、個人的にもあっています。
よって、僕が主導して何かやるときは、だいたいこの三位一体路線になっていきます。
どれか一つに特化すると、瞬間的に盛り上がったとしても「繋がり」の寿命が短くなりやすい気がするんですよね。
もちろん瞬間的な盛り上がりはおおいに結構なのですが、その後に意味ある何かが残り続けるのか否か。
そんなわけで、間もなく「第10回横浜創作オフ会:再開」の参加募集を開始します。
年2回ペースだったものが中断し、2019年9月以来の復活です。
過去9回を重ねた「繋がり」はどこまで生きているのか。
まだこの「場」は需要があって機能するものなのか。
正直、予測不能です。
初回同様、「やらなきゃ分からんな!」と思いつつ、とりあえずやれることをやってみましょう。
ちなみに、ツイッターがXになっても、横浜創作オフ会は横浜創作オフ会です!
sho