じゆうけんきゅう。 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

じゆうけんきゅう。

須々木です。

 

 

RW関連のツイッターを追っている人はご存知かもしれませんが、今年の夏は適当に散歩しているとポケモンに出会う感じでした。

 

 

 

 

写真が大量にあるのでインスタを更新しようと思っていましたが、かなり忙しくて来月になりそうです。。

 

 

 

 

というわけで、我らがホームグラウンドで日本が世界に誇る人気コンテンツ「ポケモン」のビッグイベント開催。

 

先日、遊木が書いていた通り、RWも現地に乗り込んで視察してきました。

 

 

 

 

 

 

そして、その後のミーティングでは自由研究と称して、各々が簡単に掘り下げたものを発表なんてしてしまいました。

 

夏休みだしね!

 

 

僕は準備する時間がほとんどなかったので、知っているイベントや取り組みと今回のポケモンのイベントを関連付けてあれこれ羅列する感じでやり過ごしました。

 

そのうちのいくつかをご紹介しましょう。

 

  • サブカルコンテンツと地域の活性化を繋げる取り組みとしては、徳島の「マチ★アソビ」と比較できる。アニメツーリズム、地域活性化など。サブカル好き以外への波及効果もある。特定の施設内で完結するのではなく、エリアを周遊させる展開など似ている。ただし、横浜の場合、街おこしというより都市空間の連結・活性化とブランド力の強化か。

 

  • 横浜は「都市デザイン」に力を入れている。ハード面がある程度の形になった状況で、ソフト面、すなわち、うまい活用法をいろいろ試している印象。ポケモンに関しては2016年から協定を結び様々なコラボを展開しており、関連する各種イベントは都市空間というハードをいかに活用するかという実験的取り組みと捉えられる。ちなみに、2022年にまた何か協定を締結したっぽい

 

  • 横浜で開催されていたイベント「ピカチュウ大量発生チュウ!」でも、意外とテクノロジーを前面に押し出していた。今回のイベントでもドローンショーは結構な話題に。みなとみらいの企業は様々な技術を持っているわけで、根本的に相性は良さそう。

 

  • 金沢の国立工芸館で開催された「ポケモン×工芸展」のように、サブカルチャーとハイカルチャーのコラボも興味深い。現代アートとポケモンのコラボ展を横浜美術館でやってくれたりしないかな。普通に面白いと思うんだけど。。

 

  • 横浜市の旧上瀬谷通信施設で2027年に国際園芸博覧会が開催される。しかし、その後の活用方法は今のところ未確定のようだ。都市近郊では珍しいまとまった土地。「テーマパーク」というアイデアも漏れ聞こえてくるが、どうせやるなら「ポケモン」のテーマパークはいかがだろうか。ライドがメインの遊園地タイプよりは、世界観や体験重視型で。あと、ポケモンの常設ミュージアムも。瀬谷の自然をいかして〝セヤの森〟とかいかがだろう。これまでの協定とかは、そのための伏線と思いたい。相鉄線下り方向への集客施設、横浜市の観光拠点の分散化など、いろいろ都合が良さそう。ポケモンの国際的な知名度は申し分ないし、一過性のブームというものでもない。ポケモン関連イベントは毎度猛烈に人を集めるし、アンパンマンこどもミュージアムもいつも大盛況。ポケモンのテーマパークもいけるだろう。子供も楽しめて、大人も楽しめて、外国人も楽しんで。総合的に考えて、横浜が目指す将来像とも合致するでしょう。

 

  • ベトベターのゴミ箱はなかなか人気だったが、これはSDGsを考えさせる良いきっかけとなる。また、ポケモンGOやポケモンスリープは、実際に歩かせたり良い睡眠を促すという意味でプレイヤーの健康への貢献が大きい。このようにエンタメコンテンツが社会問題の解決に直接的に寄与する流れは歓迎すべき。類似の例としては、Jリーグのシャレンを挙げることができるだろう。また、地方開催の芸術祭も、その地域の歴史や文化を尊重しつつ課題解決に寄与する視点が色濃く、コンテンツと社会問題解決をリンクさせたものとして挙げられるだろう。

 

普通に真面目にいろいろ研究して深く掘り下げられそうです。

 

というわけで、ただ遊びに行ったわけでなく、多少は頭を使い学びを蓄積しているんですよというお話でした。

 

RWの活動は謎に包まれていますが、こういうネタを扱うこともあるんです。

 

 

 

sho