『センターボア』
一般的にホイールを車体に取り付ける際にセンターを出し易い様にハブとホイールがインロー(はめあい)構造になっています。のハズですが・・・ビートのハブにはインローの出っ張りがありません。しかしビートには10年程乗っていますが、その事で不具合を感じた事はありません。フロントに振動が出た事が無いからです。ホイールナットには、テーパーが付いている均等に締めて行けばある程度のセンター(芯)は出ますからね。ビートのスピードレンジなら、その程度で十分って事でしょうか?厳密に言えば、有った方が良いんでしょうけどね。うちのビートには、購入時からこんな物が付いていました。アルミ製のマルチホールのスペーサーです。お世辞にも作りの良いホイールスペーサーとは言えませんね。(笑)初代の車高調では、ホイールの内側が何処かに接触してしまうので仕方なく使用していました。仕様変更で車高調を変更してからは、干渉は無くなりましたが何となくそのまま使っていました。( ̄∇ ̄*)ゞアルミもそうですがマルチが嫌だったので、以前にこんな物を自作しました。材質はS45Cです。ジュラルミンと言っても所詮「アルミ」です。せめてマルチホールでは無ければ良かったんですけどね。しかし、使う事なく「お蔵入り」となりました。( ̄∇ ̄*)ゞ使用上、塗装する訳にもいかず錆びるのが嫌だったからです。(笑)そこで、改めて製作する事にしました。材質はSUS(ステンレス)です。現在のホイールは、レイズのTE37です。13インチのフロントホイールのハブ径はφ65の様です。って事でホイールに合う様に、スペーサーにインローを付けて製作してみました。スペーサーにインローを付けただけでは、意味がありません。ホイールと一緒に動いてしまっては、位置決めの役目を果たしませんからね。スペーサーをハブに固定する必要があります。そこで、ブレーキローターを固定するボルトで共締めする事にしました。このネジ穴がどれぐらいの精度で加工されているかは?ですけどね。(汗)見た目も大事?なのでブレーキローターに合わせました。( ̄∀ ̄)ハブボルトは、5mm程長い物に交換済みです。強度的には、この仕様でも問題無い筈です。実際にホイールを付けてチェックです。良い感じです♪ホイールをハブに当てただけで、しっかりセンターが出る感じですね。まっ!こんな手の込んだ事をしなくても、今まで不満は無かったんですけどね。ただの「自己満足」の世界ですね。ψ(*`ー´)ψ