八ヶ岳の向こうにみえるもの | かんながら

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旅の記録です

(追記あり)波を除けたら、肥後と出雲の龍蛇神!?〜築地の波除神社 からの、つづき。

 

 

「嵐の前の静けさ」って書いたけど、いよいよな感じがしてきた。

なんだかんだ言って、名古屋にウルトラマンに会いにいって、「桑名の長島」ってドンピシャな場所が待っていて(嵐の前の静けさ)、5月の満月には、あの島だった(私の帰る場所 〜みやこを結ぶ旅 ふたたび)。

 

 

みやこを結ぶ旅。

大神神社のある奈良のみやこと、みやこの大神と。

それをつなぐものは、蛇と糸。

そして、「狼煙」=「すず」。

 

 

鈴がなると龍が起きる

 

 

 

三輪山の倭大物主甕櫛魂神はオリオン座なんです!
信じて!糸巻き!参拝しますよね。

 

糸巻きは、オリオンらしい(波を除けたら、肥後と出雲の龍蛇神!?〜築地の波除神社)。

 

 

このいろいろと関連する場所と登場人物を思い起こすとき、

「いよいよ来る」って感じる(謎)。

 

来るのはなんなんだろ。

あれからもうすぐ2年。

 

迎えに来ると予告がきて、まだ来ないのは龍だけど。

 

明治神宮御鎮座100年祭もいよいよ最終段階。まもなく吉野からきたらしい鳥居が開かれる。

次の千年へ。

 

100年じゃなくて、1000年。

 

きっと、あたらしい時代くるよ。

 

新しい時代がくるから、最後の晩餐。

 

 

表参道らしいものを食べた。

いつもここにこんなとこが⁈って驚かれる昭和な店ばかりチョイスしてるから。

 

ワインは大好きなワイナリー勝沼醸造。ここでも山梨(謎)。

 

 

山梨を通って、伊勢平氏おじさんと山に。

今回はわたしの用事の都合にあわせて、時間をあわせてくれた(初)。

 

 

「その日は予定が」

っていったら、

「残念だねーじゃまたね」

で今までだったら終わってたのに。

 

 

ようやく、なにかが戻りはじめた。

「美志摩かな」が生まれる前の、最初の、夏のように。

 

 

たった1つの記録もない、最初の夏の山。

でもそのころの予定表みたら、山から帰ってすぐ伊勢平氏おじさんとご飯食べにいったりしてて、結構仲よかったんだなって思う。

 

 

あの頃は寂しくなかった。

今みたいに御用の旅はしていなかったけど、古くからの友人が助けにきてくれたり、日々の小さなしあわせを楽しんでいて。

 

彼の家族もとても身近で、山では亡くなった人たちと一緒に飲んだりしてた。

なぜ、ひきあわされたのかも、自然に知っていた。

 

 

 

しろくまさんから、伊勢平氏おじさんに渡されたバトン。

 

わたしは、彼らと知り合うずっと前から、

「この世の隔たりを埋めたい」

 

って思ってた。

 

 

だから、わたしは地を這うみみずを選んだ(”地を這う蚯蚓(みみず)のように” 〜あのとき、蚯蚓を選んだ)。

 

 

 

伊勢平氏おじさんがいまだに「なぜ」と問い続ける、彼の大切な人たちに降りかかった不幸。

あなたのたいせつな人は、社会に面倒をみてもらわないといけない人質なのだ。

 

 

あなたが無関心でいる愛のない社会で、真っ先に犠牲になるのが、

あなたのいちばん大切な人だとまだ気づかないのか。

 

 

 

もちろん、彼だけの問題でないのは、知っている。

わたしの家にも、亡くなる直前まで存在を知らされることなく、ハンセン病の施設で生涯を終えた親族とか、同じ運命を引き受けた身近な人たちがいるからだ(実の父と二人旅 〜鹿児島へ)。

 

 

そして、なぜかふらっと出かけた先でそれを何度も見せられるのである。

つい先日の島でもあった(神に、挑む旅 〜 day4  ライジング・サン大神の島の大寒の大禊 その2 〜 みやこを繋ぐ大神と長浜と)し、ずっと昔、いろいろあった古宇利島の旅の途中にもあった(アダムとイブの物語 〜コロナ後の社会(ポストCOVID-19)にむけて)。

 

 

 

わたしの周りには、同じ運命を引き受けた尊いいのちと、それを支えて奮闘している人たちの愛にあふれている。

 

 

伊勢平氏おじさんは、自分の社会での成功が、「生まれ」の幸運によるものではなく、「自分の実力によるもの」と信じてて、
経済的や社会的に成功していないわたしみたいな存在を「能力がない」と断じるけど、
 
 
伊勢平氏おじさんは、コピーも取れないし、スマホも使えないから、
わたしのように「普通の会社員」からキャリアをスタートしていたら、
間違いなく「使えないやつ」だったと思う。
 
 
しかも本人も自覚しているように、「非情」だから、一般うけする人気もなかっただろうしね。
 
 
わたしは、通販会社で何度か仕事して「研修」で倉庫の作業を体験したので、
自分の「使えなさ」を思い知っている。
だから、「現場」の人たちに対して感謝と申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
 
 
現場で働く彼らの方がずっと賃金も安くて、重労働だ。
 
 
高度成長期の全国のダムや道路、橋は、そこに名を刻まれる大企業に働く高学歴高所得のサラリーマンによってではなく、彼らの労働によってつくられた。
それどころか、エアコンの効いたオフィスにいるサラリーマンたちは、炎天下で汗水流して身体を張っている彼らに養われていたのだ。
でもわたしは彼らの貧困から目をそらして生きてきた。
だからわたしの無関心が、このひどい世界を創ったっていう自覚がある。
わたしはそこに、よい種がまかれていないことを知りながら、自らの手でよい種をまこうとはしなかった。
 
 
 
のである。
 

 

まいたタネは刈り取る。

わたしは、この愛のないイラクサがはびこった社会を刈り取ろうと決めている。

 

 

そのために、わたし自身の愛のない心の投影である伊勢平氏おじさんとつきあってきたのだ。

 

 

今回の山では、静かな時間を過ごせた。

わたしの中の「小さな美志摩ちゃん」を伊勢平氏おじさんは、少し理解してくれたようだった。

 

 

そういう意味でもコロナは恩寵だった。

 

 

普段のおじさんは外の世界にばかり意識が向くから、あちらの住人のわたしを理解できないが、

コロナで他の人たちと会えなくなり、本当にコロナを恐れて「自粛」生活をしていたので、強制的に「静かにひとりで座る」時間をもたされた。

 

 

肩書きもそれに群がる人たちも現役時代と比べものにならないほど減って、「無名の人」として過ごした時間は「無名の人」の体験をようやくもたらしたみたいだ。

 

 

わたし自身も、拒絶されたら異常に反応する、「被害者意識」と彼に言われる自分自身の心の動きに気づけた。

 

 

夜に島から4度も電話があって、それに気づいたのが深夜すぎで、

折り返しの電話はつながらなかった。

 

 

「auの通信障害」。

 

4度も電話がくるのも変だが、

そのあとの深夜1時半から通信障害。

 

 

離島はKDDIがたてた電波塔で通信を維持しているみたいで多くの人がauユーザーである。

 

電話は3日経ってようやく繋がるようになったが、連絡はつかないままである。

その間台風もあって、一体何が起きたのかはよくわからない。

 

 

このところ気づいてきて、最近確信してきたけど、

伊勢平氏おじさんとの縁が繋がると、島との縁が薄くなる(そして、東京。天神さん動く 〜みやこと琉球を結ぶもの)って事象そのもの。

 

わたしを取り合うようなななにか。

 

 

日と月

馬と牛

梅と桜

 

 

わたしの中には、どちらもある。

だから、せめぎあう(わたしの中のせめぎあい)。

 

 

でも、どちらとも交われる。

 

 

伊勢平氏おじさんもそのはずだけど、本人はなにもわかってないみたい。

もちろん、わたしにずっとずっとついてきてくれる、「日本帝国 陸軍海軍」の英霊さんたちとの縁も。

 

 

「交わり」って「交代」の「交」なんだな。

代が交わるって、その兆し(謎)。

 

 

最初の年に、はじめてここにきたとき、

 

「ちはやふる かみよもきかず たつたがわ からくれないに みずくくるとは」

の歌がうかんで、この谷が真っ赤に染まったビジョンがみえた。

 

 

そして代々木に部屋を決めて、

真名井の御用の報告に行った外宮でなにわの審神者(さにわ)と出会い、

しろくまさんの散骨や遺品整理なんかを全部終えて代々木の部屋に引っ越した秋に伊勢平氏おじさんに突然にフラれた(そして、またくくりの日 〜虹と歩んだ2年半。)。

そんな中、予定していた三輪山の旅に出て、

龍田神社を訪れた(鎮魂祭 〜龍田の神と聖徳太子とともに石上神宮へ)。

 

 

今振り返ってみて気づいたけど、なんと「美志摩かな」の最初の旅の記録である。

 

 

今はあのときの赤い川は、「竜田川」の「赤い龍」って思うし、

 

竜田川といえば「紅葉」で、

紅葉といえば、「もみじのにしき かみのまにまに」で、

菅家(菅原道真)の「手向山」を思い出すけどね(恋しくて 〜葛の葉をたどる旅 その4 飛鳥・纏向編 (後編))。

 

 

 

手向山につながる「手向」は、なんと伊勢平氏おじさんの因縁の場所「倶利伽羅峠」にあった(月満ちて、次へ 〜 旧正月あけ、最初は乙女座満月倶利伽羅(くりから)出たものは)。

平維盛のせいで3万人が犠牲になったという倶利伽羅峠。

 

 

倶利伽羅(くりから)とは、サンスクリット語で「黒い龍」。

 

 

そして、尉殿大権現は、シナツヒコ・シナツヒメを垂迹神としており、本地仏は倶利伽羅不動(金龍がおこす風)。

田無神社では、この神が顕現する際には金龍の姿をとると伝えている、らしいお江戸のお水送り その1 〜田無神社は風の神?)。
 
金龍はシナツヒコで風の神だってさ。

 

 

 

しかも、選挙。

このエリアの陰陽師のにおいのする人も出てて、風を吹かせているみたいだし。

 

 

「危ないから道路以外は歩くな」っておじさんからは厳命されたけど、

「座敷牢」ってなにわの審神者(さにわ)に言われてるし、ちょっと歩いてみる。

 

 

八ヶ岳は、もともと満州からひきあげた開拓団がきて石だらけの土地を農地にしていった。

 

そして西武(プリンス)の堤さんが木を植えたってきく。

 

大東島でもみたけど、人が気の遠くなるような努力で石と戦って土地を得た(降誕節は琉球へ その5 〜大東島は防人の島)。

 

満州。

日本帝国陸軍と北朝鮮。

 

関係ないって伊勢平氏おじさんはいうけどね。

 

ちなみに、大東島の開拓の祖は、玉置半右衛門。

こちらも「玉置」。

 

 

しかも製糖工場があったというし。

絶対、おじさんは関係あるはずなんですけど。

 

ちなみに私もおなじ製糖会社に内定もらったことあるんだよね。

ま、なんていうか、これが「ザ・ミシマ劇場」。

 

 

 

ほんっとに行くところ行くところ、ずっと伊勢平氏おじさん関係の場所。

 

もうひとりの維盛の子孫もいってたけど(都をつなぐ旅 2(番外編・熊野の神ふたたび) 〜平維盛の子孫だから、あなたとは他人じゃない!?)、

わたしたち、他人じゃないみたいよ。

 

 

しかも、まだあった「みやこをつなぐ旅」。

熊野だ。

ヒボコとアカルヒメ。

 

もう祇園祭も始まっているからね。

 

 

 

連れて行ってもらった洋食屋さんは、昔おじさんが家族ときたところだったみたいで、しみじみ。

こういうことも1年目にはよくあった。

おじさんは「キミは嫌がるだろうけど」って亡くなった元カノや奥さんの話をするけど、ちっとも嫉妬しない。

わたしみえない世界の人たちとは、微塵も隔たりないんで。

生きてる人にすら「自分と同じ」って思ってしまうブラックホールなんだから(ブラックホールは希望の虹の向こう側!?)。

 

 

なにわの審神者(さにわ)は、結婚だけじゃなくて、特別な関係をもつことは、女性にとっては相手のいろいろを引き受けるから気をつけろっていっていたけど、そういうことをはっきりとわかるようになったのは、「美志摩かな」を生み出してからだって思う。

 

 

それまでは無意識に自然体でやっていたからね。

普通は、4回も結婚できないらしいから。

 

結婚したパートナーだけで、4人分、8家の先祖と自分の両親と養父それぞれ6家、合計10家分のご先祖さまと繋がってるわけだから。

 

それだけの体力つけたから、社会的な地位が今のわたしとあきらかに釣り合っていない、伊勢平氏おじさんとか、ギラついたおじさんたちが送り込まれたんだろうな。

 

 

豊橋も、一関も、熊野も、まあいろいろあったし、まだ終えていない。

 


実は山に行く前に、エマヌエル・スヴェーデンボリ(スウェーデンボルグ)の霊界の解説を薦められて、興味はないけどみてみた。

「わたしにとっては自然なことです」って勧めてこられた方が聞くから答えたら、紹介したい人がいる、って言われて人にあった。

 

 

空間って、見えないってみんな言うけど、

水槽の中に水が入っていたら、水には意識が向くでしょう?

 

って空間の方を意識してしまう自分のことを話したら驚かれた。

 

 

そんなもん?

わたし、空間も物質も、どちらも同じようにみえるけど。

 

 

 

だから物質の方の観察力が弱くて絵が下手。

 

 

 

 

わたしにとっての気づきは、

「意識は、身体にいるときには、目的を定めることができる」。

 

 

 

制限されているからこその、使い方。

わたしは、意識の方向があちこちいっちゃって定まらないからね。

 

 

今いろんなところに登場しているウルトラマン。

M78ってナハ(那覇)なんだってさ。

 

ナハは、クナーファ(桑名)ってことだってことみたいよ(謎)。

 

カラス。

最近きてるんだよね。

カラス。

 

熊野もカラスだしね。

 

 

7月4日。

アメリカ独立記念日のこの日、明治神宮の鳥居がオープン。

 

午前の神事中は、雨だったらしい。

旧暦6月6日。

 

♫ 6月6日に雨がザーザー降ってきて ♫

 

 
au が落ちた日に。
「au」は「金」だ。
 
金が落ちた日。
 
 
日と月が、交代するのかな。
 
明治の「明」は、「日」と「月」、ミンで治めるって書くからね。
 

どっちがどっちになるのか、わたしはわからないけどね。

 

 
 
auは回復したけど、島への電話は相変わらず繋がらないまま。
でもおじさんが東京モードになってイライラし始めたから、また繋がるのかも(謎)。
 

 

 

呉竹の ほどよきふしを たがへずば

末葉の露も みだれざらまし

 

 

 

新しい鳥居をくぐって部屋に帰る途中、新しいお店にお祝いのユリがたくさんでてて、

そこにきたメッセージが「金のユリ」。


なんなの?

 

 

 

さあ、次の旅へ行くよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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