こんにちは。
三輪みかです。
先日、色々な、雨の表現の中に
「私雨」と言うのがあるのを知りました。
私雨とは、
狭い範囲にだけ降る雨、局地的に降る雨のことだそうです。
このことを聞いて、私は、自分の家族だけに
土砂降りの雨が降った時のことを思い出しました。
いえ、正確にいると、そう思い込んでいた時期、ですね。
周りの人たちは、(子どもたちは)普通に学校に行って、普通に勉強して、
まあ、それなりに悩みもあるだろうけれど、
我が子のように、精神的にボロボロにはなっていない。
ベッドがら起き上がれなくなったり、
鉛筆を持つことができなくなったりしていない。
何で我が家だけ??
何でうちの子だけ??
そしてそれは、我が家のシークレット。
息子の将来に関わるかもしれないから、と、
主人から言われ、
ママ友にも話すのは禁止されていました。
それが苦しかったな〜。
雨、と言われて思い出すのはもう一つあります。
野口嘉則さんが、度々言っている、「雨雲の話」です。
心の中に、ネガティブなエネルギーで出来た大きな雨雲があって、
それがどんどん膨らんで、雨を降らすのだとか。
自分が、ピンチだ、もうダメだ、と思うような出来事は、
その雨雲が雨を降らしている状態なのだと。
それは雨雲なのだから、最後の1滴まで雨を降らし終わったら、いつかは消えていくのです。
心の中のネガティブなエネルギーが、消えて行くので、
そのあとは、スッキリと、
次の世界へと行くことができ、人間的にも成長できる、というお話。
(うろ覚えで書いているけれど、大まかにはあっているはず。)
そして、最後に、
ああ、あの雨があったから、今の自分が居るんだ、と、
感謝の気持ちが湧き上がってきたら、
このお話はおしまいとなります。
ここの部分の 感謝できたらおしまい の考え方が大好きなんです。
本当に、いつ止むとも判らなかった、
このまま永遠に止まないのか、と思った雨だったけれど、
ちゃんと止みました。
雨を降らし切って、最後の最後、もうこんなの嫌だ、と、家族皆が思った時、
事件が起きて、そこから徐々に良い方向に進んで行きました。
だから、野口先生の話す、雨雲の話は、実体験として、自信を持って、皆さんにお伝えできるのです。
息子の不登校と、心の病気。
その出来事は、私たち家族を団結させてくれたし、
成長させてくれたし、
その出来事でさらに仲良しの家族となることが出来ました。
あの出来事があったから、今の自分がある、と、息子も言い切っています。
はい、感謝の気持ちに変わっているので、我が家の出来事は、
完結している、という事ですね。
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