こんにちは。
三輪みかです。
昨日は、Mちゃんの心の器の話をしましたね。
Mちゃんはもう大人、(ちゃん付けしちゃってるけれどw)なので、もっと小さな子どもの場合のお話。
生まれた時から、自分の事を守ってくれるのは親です。(親=養育者)
泣いたらミルクをくれたり、おむつを替えてくれたり、抱っこしてもらったり。
そんな風に大切に育ててもらった時期は誰にでもあると思います。
記憶には無いかもしれないけれどね。
生きていくための最低限の事以外にも、困ったときや、自分一人では出来ないことなど、
沢山助けられて、手伝ってもらって、見守ってもらっていました。
親に見守られて、充分に安心感を得たら、ちょっと外の世界を見に行こうかな~?って、子どもは思います。
つぎはどこへ行こうかニャ~~ってなる。
でね、
失敗した!傷ついた!って思ったら、また親の元に戻って来て甘えます。
これを繰り返していって、充分に甘えることが出来ると
親の元に戻らなくても生きて行けるようになるんですね。
これが 「自立」
でもね、誰もが親に甘えられる環境では無いんですよね。
例えば
- しっかりしてちょうだいね、
- いつまでもメソメソ泣いていてはだめよ
- それくらい我慢しなさい
- 親の期待に応えてね(テストで良い点取ってね、など。)
- 大人しくていい子ね
- もう大きいんだから、甘えないでね
・・・・って言われ続けると、
これがたとえしつけという意味で発せられた言葉だったとしても、
自分が否定されている、ありのままの自分ではダメなんだと思い込み
充分に自分の事を受け入れてもらっていない、って感じることになります。
そう感じていたら甘えられないですよね。
これによる弊害は、何か、って言うと、
自立が遅れたり
思春期以降に精神的に不安定になって、問題が表面化する場合もあるって事。
言葉がけだけではありません。
うちの子の場合ですが・・・・
息子の場合は、先回りしてあれこれ指図していました。
考える力を奪っていたし、失敗から立ち直る事も経験させてあげられなかったです。
娘の場合、小さなころは甘えっ子だったのに、弟が生まれてからすっかりとお姉さんの振る舞いになり、甘えなくなりました。
お姉さんだから・・・、っていう声掛けは一切していないんだけれど、
このように自分で選んでやる場合もあります。
我が家の場合、もう二人とも大人になっているのですが、
これに私が気づいてあれこれ言わなくなったら、(境界線が引けた)
娘も自立して家から出て行ったし、
息子の方も自分で悩み事を処理するようになってきました。
いつからだって、おそく無くて、気づいたらやればいいし、
大人になったら、自分で器を広げて自立することも可能です。
だから、子どもに対して、
あるがままの姿を認めて受け入れてあげる
って事を意識して接して欲しいです。
へ~、そう思ってるんだね。
そうしたいんだね、って。
そして、それは自分に対しても・・・・、配偶者に対しても、
また、周りのすべての人に対して・・・・ですね。
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