こんにちは。
三輪みかです。
昨日は、ヘリコプターペアレントについて書きました。
今日はそれによく似た言葉で、
カーリングマザーです。
このカーリング、ね!
↓
ヘリコプターと何が違うの?って思うかもしれないけれど、
こちらは 過保護プラス 過干渉・・・と言う事のようです。
一説によると、過保護よりも過干渉の方が厄介なのだとか・・・。
例えば、翌日の時間割を見てあげて、
あれは持ったの?これは用意したの?と口を出す。
雨が降りそうだから傘を持って行きなさい、と言う。
今日は寒いからこの上着を着て行きなさいと指図する。
これくらいは、まあまあやっているマザーも多いと思います。
子どもの学年、年齢に応じて、手助けするのが必要な時もありますよね。
あとは、今日の宿題は?と聞いて、ちゃんとやったか、答えは合っているか確認をしたり
テストの範囲に沿って、勉強が理解できているかどいうか、家庭学習を管理したり・・・
洋服を買うときに、こっちの方がいいんじゃない?と先回りして選んであげたり
部活やお稽古ごとも、あなたにはこれがいいわよ、と、決めてあげたり
子どもが出来そうもない事を言ってきたら、
それは大変だから、又は無理だから、やめておいたら?と口を出したり。
どうですか?何か思い当たることはありますか??
ここまで来たら、過干渉と言えますね。
私はこれ、ほとんどやってましたね。
結果
自分の感じ方を大切にする
自分の好みで選ぶ
自分で考えて自分で行動する
ここの部分が経験できなくなり
自分に自信が持てない
重要なことは自分で決められず、人に聞きたがる
といった状態に繋がります。
そして、これらは前回のヘリコプターペアレントと同様、
今のままのあなたでは信用できないわよ・・・と言うメッセージとなり、深層心理に届くので、
お母さんの言う通りにしていないと失敗してしまう、失敗することはダメなんだ、そんな自分は受け入れてもらえないんだ・・
と子供は思い、
自分を責めてしまう(自分にダメ出しをする)
完璧主義者 (ちゃんとできない自分はダメ)
将来の不安が強い (悲観的な考えが優位になる)
と言った心の状態になるのです。
私はこれを息子に対して長年やっていました。
娘はね、強い心を持っているので、
忘れ物をしったって、友達となにかあったって、自分で解決できる、と、信頼していたので、やっていなかったんです。
それに比べて息子は気が弱いタイプで、
失敗すると、固まって、動揺して、
その失敗が受け入れられない子、と、思っていたので、
手出し口出し、毎日のようにやっていました。
今思えば、そう言う目で私が見ていたから、
そうなっていた、ということなんだろうけれど、
その頃は、そうしてあげないとこの子はダメなんだ、と、本気で思っていました。
それでも、もう高校生になったし、いいかな〜?と
手を離した、高校生で、問題が爆発した、って訳。
わかりやすい〜〜。
でね、親に言われて素直に言うことを聞いて、それで人生がうまく行っていた息子だったので、
私の言うこと、私の顔色を伺うことが、今でも手放せない所があるのです。
ホント、ごめん。
長年染み付いたものなので、息子の方の変化は少しづつ、なのでしょうね。
それで、今現在やっちゃってるな、って自覚している人、
まずは接し方を変えるのですが、
まず自分自信がこの考えを手放す必要があります。
それは、
親の顔色をうかがう。
親をがっかしさせてはダメ。
自分よりも親の気持ちを優先する。
です。(親に対してやっていることを無意識に他人にもするからです。)
なので、こうつぶやいてみてください。
親の顔色なんて、そんなの気にしなくていいよ。
親をがっかりさせてもいいよ。
親の気持ちじゃなくて自分の気持ちを優先させていいよ。
声に出して言ってみて、心がどんな感じになりますか?
ザワザワします??
もちろん、平気な人も居るでしょう。
中には涙が出てくる人もいるかも知れませんね。
自分に許可が出たら、子どもにも許可を出せるようになりますよ。
そしたらもう、口出ししなくても、平気な自分になるし
子どもは子どもで、失敗しながらも色々学んで行くことでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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