こんにちは。
三輪みかです。
家族療法っていう言葉、聞いたことがありますか？
私は最近知りました。
家族内で問題が生じた時、
本人を見るのではなく、家族全体を見て、
問題解決していくと言うやり方です。
家族って、一番身近な、自分のコミュニティー。
ここに歪みが生じていると、
そのどこかに問題が起こる、というのです。
主に、子どもがそれを引き受けてくれて、
表に現す事が多いのだとか。
（例えば不登校だったり）
そして、ここが整うと、問題が解決することがあるのですって。
これを聞いた瞬間、私の長年の疑問が、す〜〜っと、解けたような気がしました。
それまで自分の家族のことを、歪んでいる、
と思ったことは全然なかったです。
むしろ、仲良し家族と、周りからは見られています。
旅行に行ったり、食事に出かけたり、
家族揃っての行動も多いので。
でも、息子や娘に影響は出ていました。
それが歪んでいた証拠。
どこが歪んでいたのか・・・。
私の母は、それを見抜いて、気づいていましたね。
子どもたちがまだ小さかった頃、実家に遊びに行くと、
私と子供たちはゲームなどをして楽しそうにしているのに、
旦那さんだけ一人ぽつんと居どころなさげにしていることが多かったです。
それで 「いつもこんな風なの？」って、心配していました。
ええ、いつもそんな風でした。
私と子供達の関係が、とっても密接。
旦那さんと子どもの関係は薄く、
私と旦那さんも薄い関係でした。
これが、歪んでいる、と言うことです。
4人家族なので、本当はその四角形が綺麗に形作られなくてはいけないのです。
では、歪んでいない状態、健康的な状態は何か？と聞かれたら、
それは、
世代間の境界線 がしっかりと引けていること。
子供はこども世代で、親は親世代で、完結する。
他の世代に踏み入らない、という事です。
不登校の相談で、多く耳にするのが、
ご主人は当てにならない
相談出来ない、
という言葉。
私もそんな所がありました。
相談したところで、どうせ良い意見はもらえない（自分と意見が違う、と言うこと）
子供のことを１番知っているのは私なんだし、口出ししないで。
あと、子どもに旦那さんの愚痴を言ったりするのも、やっていましたね〜。
（これはすぐにヤメてね）
今思えばそれは主人を見下した態度ですよね。
本当、ごめんなさい。
でも、一人ではどうしようも無くなる出来事になって、
それで、主人の手を借り、意見をもらい、
解決して行きました。
息子は、家族の歪みを体現してくれて、直す役割をしてくれたんだな、と、思います。
ただ、息子には息子の、学ぶべきことがあったから、起こった出来事なので、
自分を責める必要はありません。
家族の歪みを治すのは、まず夫婦関係を見直すこと。
夫婦は連合を組んで、
お互い意見を出し合って、
それを尊重しあっていくのが基本です。
さらに親世代（自分の親）からの口出しや、
子供たちからの口出しに惑わされるのはやめにしましょう。
親世代、子世代との境界線もしっかりと引いて、正しい形に整えて行きましょう。
こうやってさらっと書くと、簡単そうに見えますが、
実際やってみて・・・と、提案しても、
抵抗感の強い人が多いのも事実。
旦那さんの意見、聞きたく無い〜、とか、
こちらから折れるのが嫌、とか。
いえいえ、そんなこと、言っていませんよ。
折れなくていいんです。
でも、一旦は聞いてあげて欲しい。
それに、こうすることが自分の幸せのため、家族の幸せのためなので。
意地張ってる場合か〜〜！！
と、言いたいです。
今まで通りで何ともならないのなら、
変えないといけません。
そこは、自分の未来、家族の未来のため、
ためらいは不必要です。
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