こんにちは。
三輪みかです。
昨日の記事の最後に、不登校は問題ではないよ、とチラリと書きました。
心のことを学んだり、カウンセリングを受けていくと、これが腑に落ちる瞬間があります。
そして、ここの部分がお母さんの腑に落ちると、子どもは安心して過ごすことができ、満たされていきます。
それで、自分から動き出すのです。
本当に、偶然?なのですが、
記事を書いた後の昨日カウンセリングのお相手は
腑に落とされた方、でした。
まず、
学校に行けないことの何が問題なのか?と考えます。
(不安の具体化)
勉強が遅れる。
友達付き合いが学べない。
思い出が作れない。
って、色々思うと思うんです。
それって、本当?と考えた時に、
小学校6年間の勉強って、大きくなってから始めれば、6年かからずに習得出来るし、(一説によると数ヶ月だそうです)
高校に入ってからの勉強って、今は使っていないものが多いです。
家にずっといる子でも、ネット上では仲間が居たり、
小さい頃の友達とは遊んでいる、
など、家の人以外の誰かとはどこかで繋がっている子が多いです。
小学校の思い出は大切かもしれないけれど、
私だって覚えていることは断片的で、運動会も修学旅行も、楽しかったか?と言われたら、案外そうでも無い・・w
コロナで行事が無くなっても、それを経験した大人は可愛そう、って思うけれど、
子どもの方は案外平気だったりします。
そもそも、今の学校制度は、今の時代に合っていなくて、
それはもう、薄々分かっているけれど
学校は急には変われないので、今は過渡期である、
と、言うことも頭に入れておいて欲しいです。
そんな風に一つ一つ考えていったら、どこに問題があるんだろう?って、なりませんか??
暗い顔して学校にいっている子どもと、
楽しく家で過ごす子ども、どちらがいいか?
学校に行かないという選択をしたのは子ども。
それを実行する勇気もすごいな〜と、認めていらっしゃいました。
そうやって、不登校は問題では無いと
子どもを受け入れて、認めて、
どんなあなたでもオッケーよ!と言う意識になったらどうなったか??
お子さんは動き出しました。
週に1度のリモート授業を受けてみようかな?と言い出したり、
卒業文集のアンケート用紙をもらうために学校に行ったり・・。
すごく無いですか??
息子さんが学校に行く、と言った時に、つい嬉しい顔をしちゃって、息子はどう思っただろう??と、気にされていたクライアントさん。
嬉しい顔をしたのは、
学校に行くことではなくて、
そうやって自分で決めて、行動したことが嬉しい、からだそうです。
気にしているのだったら、
どうして嬉しい顔をしたか、
ちゃんと伝えてみたらどうですか?と、アドバイスしました。
そんな風に、お母さんは僕のことを見ていてくれたんだ、と思ったら、きっと勇気づけられますよね。
自分で考えて自分で動く。
その結果を自分で引き受けて、処理することが出来る。
これが自立、です。
不登校という事実はあっても、立派に成長しています。
なので、不登校は何の問題でも無いのです。