【自傷行為】自分を傷つけずにはいられない理由とは…
みなさんこんにちは心理セラピストの杉原京子です。先日健康診断を受けてきました。去年受けた時、LDLコレステロール値が高かったので今年は健康診断までに数値を低くするぞと何もしないよりマシと数日前から足掻いていましたそんな時ほどジャンクフードが食べたくなって日々、葛藤健康診断が終わった途端ジャンクフードを食べて満足本末転倒ですけどね抑圧の凄さを体感しましたよさてさて、今日のテーマは【自傷行為】自分を傷つけずにはいられない理由こちらについて書きます。どんなことが自傷行為?字の通りですが、自分を傷つける行為です。死に至るような直接的な行為ではなく痛みや苦痛を自分に与えるような行為をすることです。例えばこんな行為 身体を刃物なので傷をつける 髪を抜く 頭を壁に何度も打ちつける 火傷させる 過食や拒食といった摂食障害 薬物、アルコールの乱用等依存行為 またピアス(おしゃれで1~2か所ではなく数か所)やタトゥーも自傷行為ではないかと言われています。どれも嫌ですよね。痛いし苦しいし怖いしなのに、なのに、なのにどうしてそれをしてしまうのでしょうか?そんな人の内側ではこんなことが起こっているからです。自傷行為をしてしまう理由①一言で表すなら究極の「自己否定」私はそう思っています。自傷行為をする人は根底では強いストレスを感じています。特に怒りの問題を持っている人が多いと思います。自分の中に強い不安や恐怖、怒りや悲しみといったネガティブな感情があるのですが感じること、表現することに恐怖を感じているのでずっと抑圧しています。感じたくない表現したくない怒りに満ち満ちているのにその怒りの感覚に触れること表現することに強い恐怖を感じているので自分の中の怒りを認める事ができずこんなに怒る自分はダメだと罰して自己否定して強い罪悪感を抱くことで怒りをないように抑圧したり出せない怒りの矢印を「自分」に向けます(「反転」といいいます)反転が起こって自傷行為を行うのです。そんな人たちは幼少期に親の思う通りのいい子でないと親が責めたり、否定や拒絶、暴力をふるったり、心理的なネグレクトをしています。どこか親に対して理不尽さに怒りを感じながらも親の期待に応えられない自分が悪いからだと自分を責めたり、罪悪感を持ったりして自己否定し、自分の中にある激しい怒りが反転して自分を傷つける行為をすることで怒りの処理をしているのです。そうすることでしかやり場のない怒りの感情を処理できないからです。ですが内面では自尊感情が激しく傷つき深い悲しみと強い恨みでいっぱいです。身体には痛みを感じるのですが心の痛みはすーっと引いていくのです。実は私も自傷行為をしていた時期があり、心の痛みを体で引き受けるような感じでした。またそんな人は感情や欲求を表現できないでいるので自分の苦しさや辛さを誰にも助けを求めることもせず自分の殻に閉じこもり孤立した世界にいます。正に負のループです。自傷行為をしてしまう理由②自分の存在や感覚があまりにもあやふや過ぎてよく分からない自分という輪郭がないそんな人が身体的感覚での痛みを感じる事で自分を感じたり生きているという実感を感じたりすることが出来るのです。自分の感覚をいつも消し去ってあやふやにして生きているのです。自分を失くしている感覚を感じないように抑圧し過ぎて感覚麻痺状態になっているからです。痛みという刺激を与えないと、自分が分からないのです。それぐらい幼少期にたくさん深い悲しみや強い怒りそれを感じたら死にそうになるほどの恐怖を感じていたのです。自分を蔑ろにする生き方自傷行為をする人は日常で人と接している時投影を起こして相手の顔色を伺っていい人をしています。人といる時はずっと自分を押し殺して全てのみこんでいるので嫌な事があっても自分が悪いからとすり替えて怒りが溜まりその怒りを自分に向けて自分を傷つけます。心の傷の痛みって目に見えるわけではないです。身体の傷は目で確認出来るし、傷が癒えていくのも目で確認できます。痛みもはっきりとわかりやすいので、痛みを置き換え(誤魔化し)て心の痛みから逃れることができます。最初は軽く傷をつけるところから段々とエスカレートしていくと傷も深くなっていきます身体は傷ついてボロボロ心身共に自分を蔑ろにしているし粗末に扱っています。歪んだ自分の心の守り方心の痛みや怒りを表現しないことで見せかけの平和やいい人と思われることで表面上の安心を取り繕うことはできます。しかし自分を大切に出来ず蔑ろにしているのです。それこそ歪んだ自分の心の守り方です。本来なら守ってもらえるはずの親から傷つけられるのですから適切に自分を守る方法なんて分からないですし歪んでしまうのも当然です。解決に向けて大人となった今は適切な方法で自分を守ることが出来るのです。先ずはたくさん傷ついた心の傷となったトラウマを癒し自分の中にある感じている感情をひとつひとつ言語化する練習をしていくことが大切です。自分の内側は目に見えるわけではないのでどんなことにストレスを感じているのか誰にどんな怒りを感じているのかどんな不安や恐怖を感じているのか言語化してストレスや怒りを感じた時一方的に自分が悪いと責めて自傷行為で置き換えなくてもどうしたいのかを自分の中から答えを出して適切に対応できるようになることで自分を守ることも出来ます。自分を知ること、感じることができるようになると自分と繋がり、感じていけるようになるので自分を傷をつけなくても自分の体や感覚を感じる事ができるようにりますよ。JulyPick Up News!!リトリーブサイコセラピー大阪基礎コース15期別名、人生激変コース!お申込み、詳細については↓↓こちらをクリックしてくださいね↓↓電話カウンセリング対面カウンセリング個人セッションモニター様募集中です!モニター価格で受けていただるのは今だけです!お申込み、詳細については↓↓こちらをクリックしてくださいね↓↓