アレルギーの対策(二酸化炭素)
今日は、アレルギーについて続きを。アレルギーの対策でその原因を知ることは重要です。現在、日本においてアレルギー疾患で悩む人が大人、子供に限らず増え続けています。これから検証するのは、I型アレルギーと言われるものです。これは外界に存在するアレルゲンとB細胞の産生するIgE抗体徒の生体反応であるアレルギーです。現代医学では、サイトカインなどの炎症物質の分析、研究が進められているのですがこれらは現象面を証明するにとどまって、治療には何の役にも立っていません。アレルギー疾患の発症は、「副交感神経優位体質の人が、精神的、身体的ストレスを受けて発症する。」という基本的なメカニズムを理解していなかったからです。患者の自律神経の調整なしに、治癒は考えられないのです。今時はスギの花粉症が問題になりますがスギの花粉は、何万年も前から存在しており最近、増えてきたものではありません。逆に、森林破壊の進む昨今、スギの絶対的な量は昔より少ないはずです。現実問題として、林業を中心になり立っていた、ある山間部の村ではスギ花粉症というものが無かったのに近くに高速道路が開通した年から、村中で花粉症が発症したと言う報告もあります。これらから考えられることは、どうしても排気ガスによる影響があります。自動車の排気ガスや工場の煤煙がアレルギーに影響していることはマウスの実験でも明らかになっています。排気ガスに含まれている 二酸化炭素、窒素などが呼吸によって体内に入ると体液に溶けて酸素を奪う反応が起こり、副交感神経優位にしてしまうことから始まります。つまり、CO2+H2O→CO3-+2H+, 2NO+O2→2NO2、NO2+H2O→NO3-+2H+(Ameba では、化学式の数字とイオン記号が正しく表示出来ません。)となるわけです。つまり、排気ガスをすうと副交感神経支配下の進化レベルの高いT,B細胞の賛成が盛んになりアレルギーが発症するのです。ゆえに、先進国でアレルギーが多く発症するわけです。けっして、スギが増えたからではないのです。今回の結論、車の排気ガスだけでなく、部屋を閉め切っていても我々自ら二酸化炭素を排出します。ですから、部屋の換気はこまめに行いましょう!!