このジストニアという病気で、苦しんでいる人は多いでしょう。

その上、基本的に原因不明であるというのですから、身も蓋もありません。

今回も、たくさんの反響をいただきました。

読者登録をしてくれた方や、

現在、私の研究所で治療に通っている患者さんを通じて、質問を受け取ったり。

皆さん深刻でしょうね。

必ず、再発するという意見も受けましたが、

私の患者で、再発していない方はいます。

しかし、何にしても、絶対と言うことはありません。

また、治療に関して100%治せるかといわれると

そうではないでしょう。

みんな、条件と要因が違うからです。

ですから、施術もオーダーメイドになります。

しかし、全く副作用のない私の「NEXTの治療法」に関して、

私は、誇りを持っています。

そもそも、薬物は理由があって症状の根本的治療にはなり得ません。

興味がある方は、新潟大学大学院 安保 徹 教授の著作を読まれるとよろしい。

これでもかと言うほど、著作があります。

以前、私の学んだ臨床神経学の創始者である Dr. Carrick の講義の中で

人間の共通点は、遺伝学的に60%しかないと学びました。

逆に、「60%も」と言われるかも知れませんが、それこそ逆に40%も違います。

遺伝子が、わずか3%違うだけで、「猿」と「人間」に分かれます。

ですから、40%もちがうと、まるで違います。

ましてや、後天的要因であるその人の仕事や家庭環境などによっても

大きく左右されます。

それを考慮せず、この「病気」は治らないものであると考えることは

病気の発症に関する要因を考える上で、片手落ちです。

これは現代医療において、

患者の環境をみないで、現象の結果である、「症状」とその分類に

心血を注ぐという欠点を浮き彫りにしているといえるかも知れません。

問い合わせで、どんな治療をするのか聞かれることも多いのですが

これが難しい。

実際に検査をしていないし、診てもいないと

答えることが出来ません。

皆同じことをするわけではないのです。

内科の先生も同じでしょ?

電話だけで、

「ああ、治りますよ!」

などと、言うほうが怪しいと思いませんか??

そして、改善するかどうかは、直接見てから判断することにしています。

おおっ、長くなりました。

携帯で読んでくれている人に怒られますね。

続きは、次回に。