アレルギーの原因が、自律神経であるとしたら

我々は、どうすればよいのでしょうか?

前回、筋力トレーニングと体温を上げることを書きました。

基本的には、自律神経系を安定させれば良いわけです。

しかし、現代医学においてこの方法論は確立していません。

というより、アレルギーを自律神経からアプローチするという研究を

一部を除いて、現代の医学界ではまじめに研究されていいないのが現状です。

しかし、自律神経と免疫に関する関係を、新潟大学の阿保 徹 教授が世間に

明らかにしました。

その結果、現代医学で行われている薬を使った対処療法的な治療は、

結果、原因を無視し、一時的な改善をもたらしても、

原因の根本治療にはならないことを、理論的に証明されました。

しかし、病気になる機序(過程のこと)が明らかになっても、

自律神経を効果的にコントロールするということは、明確になっていません。

私の研究所で行っている治療は、神経学的に明確に自律神経にアプローチできます。

それらの方法により、慢性的なアレルギーの治療も可能となっています。

これらは、臨床神経学と免疫学を基本として構築されたもので

アレルギーから、強迫性不安症やパニック症候群に至るまで

治療出来ます。

それら個別の症状については、今後、紹介していくこととして

さらに、自分で出来ることを紹介しましょう。