前回からの続きです。

なかなか、治療原理に対する本題に入れないですね。

しかし、質問が多かったので、しばしお付き合いを。

ジストニアは、必ず再発する・・・。

絶対ではありません。

ストレス環境の改善と適切なケアをすれば、再発しないとおもいます。

今のところ、私の患者で再発した人はいません。

再発に関しても、私の私見があります。

現代医学は、発症してから対処するので、

一旦、ジストニアが収まると、それからはノータッチになります。

つまり、「経過を見ましょう」です。

言い換えれば、発症しない限り何もしません。

しかし、薬物の投与や患者のストレス環境が同じであれば、

それはまた脳神経を痛めつけ、いずれ再発となります。

おいおい詳しく書いていきますが

その鍵は、「Quality of life」 です。

カイロプラクティック大学で、一年生からこの Quality of life について学びました。

当時は、そんなものかな・・・。

などと、暢気に考えていましたが、臨床家になって経験を積めば積むほど

重要であると、認識します。

重要であるという理由は、自律神経にあります。

現代医学に関する一般向けのWebサイトでの説明は、既存の治療法に関するものです。

個別に対応しているものでもなく、そこに必ず再発すると書いているから

それが「絶対」とはいえないのではないでしょうか。

治療法は、この世界にはたくさんあり、選択肢もたくさんあります。

最近注目されている代替医療もいくつもあります。

新薬を使う西洋医学的な治療だけが、絶対ではないのです。

それだけを信じると、自分自身で可能性を捨ててしまうことになります。

西洋医学的な治療法とその限界だけを信じることは、

まるで、自分が治らない理由を探しているようです。

現代科学でも、日々進歩し、真実であったと思われていたものが、

間違いであったということもたくさんあります。

(※ちなみに、カイロプラクティックは西洋医学です。→参照HP

中には、参考としてWebサイトを参照せよと送ってくださる方がいますが

ご心配いりません。

素人ではありません。

私は、RMIT university (メルボルン工科大学)で医学教育をうけ学位を取得した専門家です。
(参照→徒手医学とはなにか

さらに、臨床神経学の専門教育も受けています。
(参照→Carrick Institute

ですから、基本的に 一般のWebサイト で、勉強したりはしません。

専門書や論文を読んでます。