朗読会開催のお知らせ『リーディング・ジャム vol.1』 | なかのたいとうの『童話的私生活』

朗読会開催のお知らせ『リーディング・ジャム vol.1』

リーディング・ジャム チラシ 表

リーディング・ジャム チラシ 裏

世田谷朗読スクエア リーディング・ジャム vol.1
この度、新しいスタイルの朗読会を目指して『リーディング・ジャム』を開催することになりました。『リーディング・ジャム』では話し手と聞き手を区別しません。朗読できる人が朗読する。朗読を聞きたい人が朗読を聞く。もちろんです。でも『リーディング・ジャム』では聞き手だった人が話し手にもなれるのです。飛び入りありの交流会的な参加型朗読サロンを視野に、第1回目の『リーディング・ジャム』スタートです。
日時:
2014年3月30日(日) 13:00 - 16:00
場所:
東京 京王線 笹塚駅/代田橋駅 徒歩5分
namGallery(ナムギャラリー)2F カフェ
〒156-0041 東京都世田谷区大原1-56-6
Tel. 03-6310-9335
http://namgallery.com/
笹塚駅からは、改札口を出て右の南口を出て右に折れ、線路沿いに進んでいきます。線路に沿ってまっすぐ道なりに進むと、やがて小川(玉川上水)が見えてきますので、 川の左側の側道(土の歩道)に入ります。川はやがて公園になります。公園の左側をさらに進み、大きな道路(環七)の手前のビルがナムギャラリーになります。
代田橋駅からは、改札口を出て左の南口を出て、そのまままっすぐ商店街を進んでいきます。すると左に公園が見えてきます。その公園の左側、大きな道路(環七)の手前に地下道がありますので、それをくぐって道路を渡ります。地下道を出た先、右手に見えるビルがナムギャラリーになります。
入場料:
無料(フリーチャージ)
カフェでのオーダーが必要となります。あらかじめご了承ください。
プログラム:
宮沢賢治13:30~ 宮沢賢治『黄いろのトマト』
話者:内海宜子(うつみよしこ)
町の博物館に置いてある、はくせいのハチスズメ。その、はくせいが、ある日、男の子に語りかけます。「おはよう、ペムペルという子は本当にいい子だったのに、かあいそうなことをした」「ペムペルという人が、どうしたっていうの、話しておくれ」 そうして男の子は、ハチスズメが語るペムペルとネリ、かわいそうな兄妹の物語を涙を流しながら聞くことになるのです。「どうして泣かないでいられましょう。もう私はそのためならば1週間でも泣けたのです」
岡本かの子14:30~ 岡本かの子『快走』
話者:関 宏和(せき ひろかず)
岡本かの子は芸術家岡本太郎の母で、昭和初期に活躍した小説家、歌人です。今回朗読する『快走』は今年のセンター試験で取り上げられて話題になった作品です。なんでも最後にある「おほほほほほほほほほほ」「あはははははははははは」(原文まま) のフレーズが「ぶっ飛んで」いて「ヤバい」んだとか。物語は、大戦直前、統制下に入って次第に窮屈さが増す中、親に隠れて夜ごと走ってストレスを発散する乙女の日常が活き活きと描かれています。
太宰治15:30~ 太宰 治『めくら草子』
話者:石川 航(いしかわ わたる)
遺書のつもりでまとたと自らが語る太宰の処女短編集『晩年』の末尾に置かれた作品。当時としては斬新で実験的な小説が『晩年』には多く収められ、本作もそのひとつ。太宰のの作品に昭和初期とは思えない鮮やかさが随所に感じられるのは、そうした彼の試みが現代日本文学の礎となっているからに他なりません。「いま、読者と別れるに当り、この十八枚の小説に於いて十指にあまる自然の草木の名称を挙げながら、私、それらの姿態について、心にもなきふやけた描写を一行、否、一句だにしなかったことを、高い誇りを以って言い得る。さらば、行け! この水や、君の器にしたがうだろう」
上記以外の時間は、どなたでも朗読できるオープンマイク(飛び入り歓迎)タイムになります。朗読は、小説、詩など、著作権上の問題がクリアされた最大でも20分程度までの作品(自作可)でお願いします。あらかじめご予約いただければお時間を確保しプログラムに載せます。現在のところオープンマイクタイムでは、なかのたいとう『こうもりおばさん』他の朗読を予定。
話者:
内海宜子内海うつみ宜子よしこ(お話しおばあちゃん)
本当は、紙芝居のおばさんか、驢馬のパン屋さんになりたかったのですが、63歳を過ぎてやっとお話を伝える場所を見つけました。それが「子どもの読書と自己表現・ピノキオクラブ」です。また、縁があって、アンデルセンの『雪の女王』の絵本を翻訳させていただき、そこから音楽と朗読のコラボレーションが始まりました。人魚姫、絵のない絵本、アンデルセンの深さは測り知れません。そしてそれは幼い時から親しんできた賢治童話にも言えることです。宇宙の微塵でしかない私たちの存在の大きさを、教えてくれるものばかりなのです。今回、『黄いろのトマト』では、ハチスズメの「かあいそうだよ!」という言葉を朗読したいのです。今年80歳になります。お聴きくださいませ。
関和宏せき宏和ひろかず(癒しと笑顔を届ける、秋葉原のノラ猫)
福井県出身。21歳の頃に上京。プログラマーの仕事をしつつも、自分の声で人を笑顔にしたいと思い20代後半に声優の養成所とボイトレに通い、ライブを経験。愛称は「パパ」「ひろにゃん」
石川航石川いしかわわたる(ボイスアクター)
1989年 愛知県出身の24歳。声優、舞台役者、アクションタレントとして活動中。ゲーム『龍が如く』シリーズには幾度も声の出演をさせてもらっています。今後はナレーションにも活動の場を広げて行きたいと思っています。
ブログ:http://ameblo.jp/wataru-noboru/
音楽:
Piaticaピアティカ
 http://piatica.blogspot.jp/
主催:
なかのたいとう童話の森
 http://ameblo.jp/nakanotaito/
電子書籍専門レーベル 電書館 Denshokan
 http://denshokan.jp/
当日はUSTREAMでの中継が予定されているほか、後日YouTubeに朗読動画を上げる予定です。
詳細はfacebookイベントページに


内海宜子さんによる朗読 宮沢賢治作『いちょうの実』(部分)
2013年11月16日「第二回 宮沢賢治への旅 朗読コンサート」での一幕。安藤雄康氏の音楽にあわせ、テキストを見ずにまるで宮沢賢治と同化したかのような内海宜子さん。

 

リーディング・ジャム ポスター

 







 
なかのたいとう童話の森 出版局


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なかのたいとう童話連絡先
Book:
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深海の鼓動』×ナオゲリータ[B5判 12ページ]
灰色の虹』 ×菅谷さやか[B5判 38ページ]
雪だるまのアルフレッド』×和華[B5判 42ページ]
オイディプスとスフィンクス』×相田木目[B5判 52ページ]
くじらのましゅう』×鏡安希[B5判 22ページ カラー挿絵8枚]
はりねずみのふぃりっぽ』 ×たぐちななえ[B5判 22ページ カラー挿絵7枚]
ねずみのらんす』×かわつゆうき[B5判 22ページ カラー挿絵8枚]
¥2,400
フローラの不思議な本』×鈴木匠子[B5判 211ページ カラー挿絵15枚]
ZINE:
無料
side by side 』×実鈴×小野祐佳
(『夜空の星と一輪の花』の朗読CD付き(朗読:我竜麻里子))
[A5判 オールカラー34ページ]
※本をお買い上げ頂いた方には無料で差し上げます
※送料分の切手(¥200)をご送付願えれば郵送いたします
Audio Book:
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朗読『くじらのましゅう』×我竜麻里子 [オーディオCD 7分23秒]
朗読『はりねずみのふぃりっぽ』×我竜麻里子 [オーディオCD 7分56秒]
朗読『ねずみのらんす』×我竜麻里子 [オーディオCD 6分09秒]
朗読『雪だるまのアルフレッド』×我竜麻里子 [オーディオCD 53分04秒]
朗読『灰色の虹』×我竜麻里子 [オーディオCD 50分弱]
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なかのたいとう童話の森は、童話作家なかのたいとうの個人出版レーベルです。自作の出版の他、絵本、童話、児童小説を電子書籍で自費出版したいという方たちのための窓口として2013年に設けられました。初期コストをかけずに出版することは可能ですので、自作の電子書籍化をお考えの方はぜひご相談ください。


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