中野京子の王家シリーズ読破
◆◆◆くじょう みやび日録 第二期◆◆◆<怖い絵>シリーズなどで人気の中野京子さんによる、<○○王家 12の物語>シリーズを全巻(再読含め全5冊)読破しました。このシリーズは、各王朝の人物を中心にその国の歴史を時代順に追ってくれるので、世界史未履修者にはありがたい構成になっています。しかも人物中心なので、本当にわかりやすく楽しめます。特に印象に残ったのは、ほぼ未知の世界のロシア「ロマノフ家」。ロシアって不思議と女帝が多く活躍していますよね。その土台を作ったのが、あの大帝・ピョートル1世と敵対した異母姉ソフィアという女性でした! 飽くなきファイティング・スピリットの、興味深い人物。あとドイツも面白かった。気質なのでしょうが、有名なのはフリードリヒ大王と王ではないビスマルク程度と、地味な王朝(ゆえに、シリーズ最後のこの本のみ、タイトルが王家名でなく「プロイセン王朝」!)。しかし例によって一代ずつ時代を追って眺めていくと、いろいろと楽しめます。例えば先述のフリードリヒの甥は無能扱いされがちですが実は隠れた功績があったとか。有名な女性がいなくて華がない印象ですが、表紙になっているのは、優秀で国民に愛された「ルイーゼ王妃」だとか。 *ヨーロッパの各王家を時代順に見ていくことで、お互いの関係などもつながってきます。ネタ的な面白さでいえば、イギリスのジョージ5世とロシアのニコライ2世が並んでる写真、確かに似ていて血が濃い(母同士が姉妹の従兄弟)……入れ替わってもわからないとか?名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語 (光文社新書)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT} Amazon(アマゾン)で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語 (光文社新書 463)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT} Amazon(アマゾン)で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} 名画で読み解く ロマノフ家 12の物語 (光文社新書)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT} Amazon(アマゾン)で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} 名画で読み解く イギリス王家12の物語 (光文社新書)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT} Amazon(アマゾン)で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} 名画で読み解く プロイセン王家12の物語 (光文社新書)Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT} Amazon(アマゾン)で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT}