◆◆◆くじょう みやび日録 第二期◆◆◆
GW前のことですが、春日大社へお参りしました。
◆念願の<藤まもり>をいただく
今年の目標のひとつに
春日大社の<藤まもり>を頒けていただく!
がありました。藤の季節に数量限定で頒布されます。
藤原氏好きならば……やはり手元に置きたい!
春日大社で撮り忘れたので、興福寺の藤棚で撮りました(笑)
春日大社の「砂ずりの藤」はこちら、全盛にはちょい早かった。
◆リニューアル後初めての国宝殿
久しぶりの国宝殿は、実はリニューアル後初訪問でした。
春季特別展「平安王朝の栄華ー源氏物語の時代ー」開催中。
東京国立博物館「春日大社展」以来(2017年!)の社宝をいくつか拝むことができました。東博の特別展に比べ空いているのがうれしい。
まずはなんといっても、国宝<金地螺鈿毛抜形太刀>!
おそらく藤原頼長が奉納したと思われるもので、もちろん春日大社展にも出ていました。
鞘には、竹を背景に雀を追う猫が蒔絵と螺鈿で表現されているのです。 竹・雀・猫は中国からのモチーフなのですが、頼長と言えば猫好き(幼少時に猫を愛した逸話を持つ)だし……とか妄想してしまう(笑)
刀に猫って可愛いし、春日大社展でもシンボルとしてキャラクター化されていました。国宝殿にも、この猫のオリジナルグッズが!
今回購入のトート(右)を、過去の展覧会トートに並べて。
あとは、古琴を始めたので目に留まったのが、国宝<若宮御料古神宝類 和琴>。なぜなら、これも春日大社展に出ていたようなのですが、まったく記憶にありません(笑)
今回は「おおー和琴!」と感激。
和琴は六弦。古琴よりだいぶ大きいな……と、それもそのはず、古琴は130センチ程度なのですが、和琴は190センチ程度もあるとか!(春日大社展の目録より、この品は188.3センチ)
<藤まもり>を無事いただけただけでなく、素敵な国宝まで拝見でき、よき一日でした。