読書習慣のリハビリ
◆◆◆くじょう みやび日録 第二期◆◆◆本をまた読めるようになってきています! 偶然図書館で見つけたある小説が面白くて、加速した感じです。しかしまあ、こんな偶然はなかなかないわけで、AIに本を紹介してもらうことにしました。いくつか出てきた中から、すぐに図書館で借りられた本を読みました。白川紺子『下鴨アンティーク』『後宮の烏』シリーズが有名な著者さんですね(未読ですが)。下鴨アンティークは、ゆるい続き物(一話完結だけど全体の話は少しずつ進むタイプ)なので、第一作の「アリスと紫式部」をお試しで。京都を舞台に、旧華族の家柄の女子高生が主人公。古びた洋館に住み、祖母の残したアンティーク着物にまつわるちょっとした不思議を解決しながら、日本文化や古典の豆知識が身に付く感じの内容でした。<集英社オレンジ文庫>というラノベレーベルですから、読みやすいこと限りなし! しばらくは読みやすいものをと心がけていますが、さすがにちょっと読みやすすぎたかな?主人公の内気な女子高生が、例によって下宿人で兄の親友の“お兄さん的存在”の男子に恋するわけですが、その恋模様が……絶妙に子どもっぽい……まあここは仕方ないですね(苦笑)古典とか日本文化好きな女子中高生の乙女には非常な良書だと思いました! この層には全力でお勧めしたい!!下鴨アンティーク アリスと紫式部 (集英社オレンジ文庫) [ 井上のきあ ]楽天市場 楽天市場で詳細を見る Amazon(アマゾン)で詳細を見る *ところで、本書には3話収録されていたのですが、そのなかの第2話「牡丹と薔薇のソネット」に、シェイクスピアのソネットの番号を記すことで恋文をやり取りしていた昔の男女の話が出てきます。なんかこの話知ってるぞ……?ひと晩悩んだ末、思い出しました! 永井路子さんの万葉本のどれかに書いてあったわ!永井路子『万葉恋歌 日本人にとって「愛する」とは』→★この「プロローグ」の末尾に探し当てました。『国歌大観』という本による「万葉集」の歌番号を電報で打って思いを打ち明ける……ロマンチックだけど、教養深すぎる……! いきなり番号の電報が来たら、普通の人には「なんのこっちゃ」じゃん……と思ったのでした。こういう知識がリンクする瞬間が、生きている証を感じて大好物! 読書に多い現象なので、やはり読めるに越したことないですね。