雅語20:かみなづき/しぐれ
◆◆◆くじょう みやび日録 第二期◆◆◆美しくみやびな日本語を使うための、雅語(歌語)シリーズ。◆かみなづき【神無月】/しぐれ【時雨】陰暦十月で冬の初めの月にあたります。和歌では「時雨」とともに詠まれることが多いそうです。時雨とは、晩秋から初冬にかけてのにわか雨のことで、万葉集では長月(九月)にも詠まれましたが、平安時代には冬の歌となりました。木の葉を色づかせるものから、木の葉を散らすものになったのです。秋はてて時雨ふりぬる我なれば散る言の葉を何かうらみむ(後撰集・冬・よみ人知らず)今はとて我が身しぐれにふりぬれば言の葉さへにうつろひにけり(古今集・恋五・小野小町)これらの「ふる」は降る/経る/古る、後者の「うつろひ(うつろふ)」は散るに近い意味です。そういえば、当ブログの過去シリーズで<式子月次>を扱いましたが、十月は後拾遺和歌集の馬内侍の時雨の歌でした。→★かきくもれ時雨とならば神無月けしきそらなる人やとまると種本は主にこちら片桐洋一『歌枕歌ことば辞典 増訂版』笠間書院、1999年歌枕歌ことば辞典 増訂版 [ 片桐 洋一 ]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT} 楽天市場で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT} Amazon(アマゾン)で詳細を見る ${EVENT_LABEL_02_TEXT}