なんでもない、ふつうの日々を愛おしむ、
暮らしのジャーナリスト&スタイリスト
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くらしスト
国際薬膳師国際中医専門員(旧国際中医師)
やくぜんもとこです


勤めていた頃、流行りの服を真っ先に着てくる後輩がいて、シーズン毎に着る物がころころ変わっていました


「彼女を見れば、お店や雑誌を見なくても流行りが分かる」


そう周りに言われていたほど



男性社員からは

「洋服にお金かけてるなぁ」


女性社員からは

流行りの洋服が好きなんだねー」


不思議なことに、彼女をおしゃれと言う社員はほとんどいませんでした


なぜなら、彼女の雰囲気と流行りの服があまり合ってないように見えたから



かくいう自分も、当時は年齢的にも、立場上も、品質の良い服を着なければ!と頑なに信じ込んでいたため


「いつもおしゃれですね」


の後に、ほぼ必ず


「高そうな服を着てますよね」


そう言われることが多く、オシャレにお金をかけているヒトと思われていました



CHANELとUNIQLOを合わせるとちょうどいい今



ファッションを本格的に学び、その後もいろいろ試してきた今、しみじみ思うのは


おしゃれだなと思うヒトは、自分のことをよく分かっているヒト



昨年から通う、あるお教室で出会った方々がまさにそうで、流行りの服でなくても、「らしさ」全開のおしゃれに目が惹きつけられます


笑顔が素敵でいつも明るい方は、ピンクやブルーなど鮮やかな色をまとい、赤いメガネがトレードマーク、髪の毛も赤寄りのカラーリング


聞けば


鮮やかな色がとにかく好きで、特に赤やピンクがお気に入りだから、全体に統一感を持たせたくて髪も赤寄りのカラーにしてるの」



ハキハキとした物言いながら、色香が漂う方は、いつも帽子をかぶり、オーガンジーと着物地を組み合わせたストールをふわりと纏っています


ストールの配色や生地の組み合わせがあまりに素敵でお声がけしたら


「着物が大好きで、自分で縫ってるの

お腹まわりが気になるから

首周りにボリューム持たせて、目くらまし!

帽子かぶると髪型決まらなくても

全体がまとまるのよ」



まさに、おしゃれのヒントここにあり!


ポイントは3つ


☑︎好きをしっかり把握すること


☑︎おしゃれは全体のバランスで考える


☑︎体型のお悩みは、視線の流れで解消する



おしゃれは、そのヒトを表すもの


だから、自分「らしい」おしゃれをしたいなら、まずは自分について知ることが大切


当たり前のことにあらためて気付かされる、この頃です



独りよがりにならないよう、周りのヒトにも


「ワタシってどんなヒト?」


笑って尋ねてみようと思います




【捨てるのが苦手な方へ。衣替えは、「ときめくクローゼット」作りのチャンス!】





ありがとうございます