モンテッソーリガイドにとっても難しいと言われる観察。
もちろん、母にとっても難しくないわけがありません。
そして手法は一つではなく、子どもの年齢や自分自身の経験により、年々手法も異なってきているこの観察。
ノートに細かく書いていた時期もあれば、ただ何となく心の中で意識だけしてきた時期もありました。
最近は、不定期にしか綴らなくなってきてしまった観察ですが、常に心の中に描いている観察ノートがあります。
それが、こちら。
教師歴35年というベテランモンテッソーリアンの先生より教わったこの手法。
「観察」と「分析」の間に赤い線を入れるというもの。
果たしてこの線は何を意味するのでしょうか。
そう、観察している間は分析は禁物なのです。
観察の段階では「見たまま」を記録するだけ。
もし子どもが「あけ移し」のおしごとをしていて、上手くできていなかったとしたら。
「観察」の段階で残す記録は、何回チャレンジして何回こぼした等という事実のみ。
何が出来ていないというような分析は、後から行う部分。
そしてその分析をベースにさらに計画を立てていく。
こんな3つの作業をきちんと分けて行うことがとても大切だといいます。
観察と分析の間に引かれた赤い線。
これはむやみに越してはいけない線。
たとえ、子どもが間違っていても、「観察」では、ただただ観察だけを行っている段階。
むやみにこの赤い線を飛び越えて正してはいけないといいます。
大人が飛び込んでこなくなると、子どもは自分のペースを保障してもらえるようになる。
だから自由を得た子どもは、安心感を持っておしごとに関われるようになる。
大人の目を気にしながら、間違えるのではないかと気にしながら行うおしごととは、雲泥の差があると経験済みです。
観察が難しいと感じられている方は、ぜひ心にこの赤い線を引いてみてください。
おススメです。
◆◆
ついに楽しみにしていたあきえ先生のこちらが到着!!
朝の読書時間が楽しみです♡
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