長さの棒を一生懸命運ぶYuzy(3歳8ヶ月)
小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
娘の幼児期、母が苦手だったのは「感覚教育」でした。
「言語」「算数」は馴染みがあっても「感覚」という分野が存在するモンテッソーリ教育。
それがこの教育法に敷居の高さを感じてしまった理由でもありました。
けれども、娘が小学生となり「算数」という科目が正式に学校で行われるようになると、当時の「数値化されていない量」を経験できる感覚教育は、非常に大事であったと感じます。
例えば、「長さの棒(赤い棒)」。
この棒を両手いっぱいに持って持ち運ぶ幼児期の娘。
「なが~い!」
そう叫びながらよいしょ、よいしょと身体全体でこの教具と向き合った彼女。
この時彼女が知っていたこの棒は「長い棒」と「短い棒」。
時には、「あっちの棒よりはこっちの棒」。
大きい、小さい
長い、短い
多い、少ない
感覚的に掴んできたこれらの具体物が、算数教育に入ると親しんだこの棒が数値化されるようになります。
これらの感覚をしっかりと自らが感じ取れる力は大事だったと感じています。
「長さの棒」以外にも、幼児期に親しんできた感覚教具の「円柱さし」「ピンクタワー」「茶色の階段」。
すべて10がひとまとまりになっている教具たち。
「10をひとまとまりにする」ことが潜在意識化で印象付けられると、算数教育に進んでから出てくる『十進法の理解』に繋がるなんて、当時は意識すらできませんでした。
上手く取り入れるこが出来なかった感覚教育。
けれども、子どもはものの大きさを比較したり、識別したりすることは、日常の中でも常に行っているの。雑多な要素の中から、自らの感覚器官を通じて、規則性や秩序性を見出したり…。
そんな知性へと繋がっていくプロセスが見事に系統づけられている感覚教育。
もう一度しっかりと学び直したいと思えるほど魅せられている分野です。
◆◆
今朝の1冊はこちら。
モンテッソーリ教育を学び始めて今年で9年目を迎える母。
けれど、この書籍を手に取るたびに、まだまだ学び取れていない要素が山のようにあると感じます^^;
すべてを理解するためには、あと何回この書籍を手に取るのでしょう(笑)。
読み応えのある1冊です^^
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