報道によると福島地検いわき支部は26日までに、楢葉町在住で県の会計年度任用職員の30代男を、ホテルで10代の少年に複数回におよぶわいせつな行為をしたなどとして児童買春・ポルノ禁止法違反の罪で在宅起訴しました。処分は25日付ともいいます。
事案は県警いわき東署が同法違反の疑いで書類送検し、1月18日付で、地検いわき支部が受理していたそうです。
なおNHKはわいせつな行為をされた人の性別を伏せて「学生」として報じていましたが、一連の別報道にて少年だということが分かりました。
また被告は相双地区の県立高校勤務であることをTUFは報じています。
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NHK 福島県のニュース 11月27日 17時12分
学生に現金渡す約束しわいせつ行為 30代の県職員を在宅起訴
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起訴状などによりますと、県の職員になる前のおととし5月から半年の間にいわき市内のホテルで18歳未満であると知りながら10代の学生に3回にわたって現金1万円などを渡す約束をしてわいせつな行為をしたほか、同じ学生に対し、11回にわたってスマートフォンでわいせつな写真を撮影したとして、児童買春、児童ポルノ法違反の罪に問われています。
検察は認否を明らかにしていません。
検察によりますと、被告はことし1月に書類送検され、任意で捜査が進められていたということです。
福島ニュース:福島民友新聞社 11/27 07:25
児童買春、福島県職員を在宅起訴 いわきで10代少年にわいせつ
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起訴状によると、被告は2022年5月30日~11月26日の間、3回にわたり、いわき市の2カ所のホテルで少年に現金1万円などを与える約束をしてわいせつな行為をしたほか、11回にわたり少年のみだらな姿を撮影、計11点をスマートフォンに保存して児童ポルノを製造したとしている。福島地検は被告の認否を明らかにしていない。
県は「内容を把握できていない」としている。
(TUFテレビユー福島) - Yahoo!ニュース 配信 引用
少年に現金渡すと約束、わいせつ行為 性的画像撮影も…県立高校職員を在宅起訴 福島
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在宅起訴されたのは、相双地区の県立高校に勤務する30代の男性会計年度任用職員です。
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県によりますと、この事件があったのは、会計年度任用職員となる以前のことだということです。
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少年の年齢が18歳未満だったのかどうかについては、各報道でも「児童買春」との言葉が記されていることから推して知れましょう。
TUFは明確に被告は少年が18歳未満と知りながら、現金1万円などを渡す約束をして、わいせつな行為をし、児童買春をしたとされ併せて同じ期間にこの少年が陰部を露出する姿をスマートフォンで撮影し、児童ポルノを製造したとされているとも報じています。
いずれの報道も「不同意」「強制」やそれに類する言葉が記事にないことから、淫行は少年への現金授受を前提として同意を取り付けていたものと思われます。金銭を渡す約束が取り付けてあったのであれば買売春の容疑は濃厚ともなりましょう。
TUFは当該の淫行は被告が県の会計年度任用職員に採用される前の事と報じています。起訴状が事実であるなら、被告自らが採用前に未成年への性に関数る触法行為を自覚していたかどうかは定かではありませんが、知っていて応募したのであればもう論外ですが、知らなくても、公務職志望者がその程度の報知識もなかったのかと論難されても仕方がないことかもしれません。
それから被告は県立高校勤務とのことですが、おそらくは事案が発覚してからは休職となっているものと思われます。その県立高校に男子生徒がいるのかどうかは定かでありませんが、このような不祥事が発覚した以上は県教委は警察に並行して様々な関係者に聞き取り調査をしなければならないのではないでしょうか。