
私の防災・その615 続×3 線状降水帯で冠水 車で走行中の急な豪雨&冠水への対処の難しさ
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元々は娘の子育て中の記録として始めたブログですが、現在は主に障害児(者)家族の防災ブログとなってます
いい加減しつこいと思われるかもしれませんが、8/13に発生した令和8年8月千葉豪雨の話です。
これ迄の
今回は車が水没して亡くなられたケースが多かったのですが、これに関して2回目の私の防災・その613の末尾でこの様に書きました。
今回の豪雨では冠水した道路で沈んだ車の中で亡くなられた方々が複数いらっしゃいます。
道路に溜まった水の表面は水平を保ちますから、水面下の路面の位置を走りながら判断するのは困難です。
冠水しているとわかったらその時点で出来るだけ早く高さのある駐車場などに移動するのがベストでしょう。
動かせない家とは異なり車は動かせる財産です。
冠水する(している)とわかった時点で避難させておきませんか。
しかし、改めて振り返ってみると実際にはこれはとても難しいことだと感じました。
今回の豪雨で報道された道路が冠水して多数の車が止まっている映像の中には私たち家族も度々走ったことがある道も多く映し出されています。
その道を走った記憶にある道路やその周辺の状況と、今回私たちが体験した冠水するまでの異常な早さを鑑みると走り出した後に冠水が始まってしまったら逃げる場所が殆ど無いことに気付きました。
私の見知っている冠水した道路沿いには路面より高くなっている駐車場や立体駐車場はあまり多くありません。
走行車線が少ないわりに交通量が多い道であることを思うとUターンして来た道を戻る選択も取りづらい。
横に逃げる道も細くてしかも高低差があまり無かったり逆に少し下がったりアンダーパスに繋がったりしていることが多い。
となると、冠水していても走り抜けた先に冠水していない場所があることを期待して進む以外に選択肢が無いわけです。
冠水すること、今後水位が危険な高さまで上がることが事前にわかっていれば車を出さない選択も可能ですが、既に走り出している場合には避難することがとても難しいのだと改めて思いました。
私の覚えている範囲での事にはなりますが、比較的ファミレスの駐車場は路面より高くなっている事が多いように感じます。
その一方でコンビニはそれ程には路面との高低差は無いような?
あくまでも個人の印象ではありますが、ネット上でもファミレスに避難して助かったとの書き込みを複数見かけました。
数10cmの差が車にとって生命にとってとても大きな差になり得ますから、冠水した時の一時避難場所、退避場所としてこうした「路面より高くなっているファミレス等の駐車場」を探すのは有効かもしれませんね。
また、やってしまいがちな事として、もしも帰宅途中の家族から
「雨が強くて歩いて帰るのは危ないから最寄駅まで車で迎えに来て」
とか
「電車もバスも止まっていてタクシーも捕まらないから迎えに来て」
とか
逆に家で留守番をしている子どもから「心細いから早く帰ってきて」
とか連絡が入ったら、家族思いな人ほど多少の無理を押しても車を走らせてしまうのではないでしょうか。
実際に家族を迎えに出て車が水没し、生命からがら避難した体験談がこちらにも出ていました
https://www.sankei.com/article/20260814-NYDGJYDC4VJG5P7KZEMMNDXAKM/- 冠水の危険があるなら迎えに行かない
- 帰れなくても安全が確保できる場所にいるならその場で待機
- 家族や知り合いに迎えを頼まない
なのでしょうけれども、この判断をするのは結構難しくないですか?
まず最初に「情」が冷静な判断を妨げると言うか。
また、既に冠水しているなら
歩くのが危険な水位はすなわち車で走るのも危険な水位
ですから、車を出さない判断を下すことは出来るかもしれません。
しかし、今回のように車を出す前は冠水していなくても冠水が始まったら一気に水位が上がってしまう場合、特に一時的に雨が弱まった時間帯等は本当に判断が難しいと改めて思いました。
それでも、少なくとも
- 普段から走行するルートの浸水リスクを把握しておくこと
- 回避するルートや退避場所を複数確認しておくこと
- 帰宅途中に一時滞在できる施設を確認しておくこと
等が出来ればリスクは減らせるかもしれません。
さらに「早く帰ってあげなきゃ」とか「迎えに行ってあげたい」と言った心理的なハードルを下げる為にもその対象者が安全だと思える備えをしておきたいですね。
特にお子さんに留守番をさせている場合は一人でも自分の身の守る方法を事前に教えてあげてくださいね❗
豪雨に限らずトラブルですぐには親が子どものもとへ駆け付けられない状況はあり得ます。
一人待つお子さんのためにも可能な限り「想定外」を無くしておくこと、大事だと思いませんか。
帰宅する人の備えとして私の防災・その614でも書いてますが、無理して動かず安全な場所で待機できるように外出時に持ち歩く
「いつものバッグ」に飲み物やモバイルバッテリー等の最低限の安心材料を
入れておくのも大事です。
家族と連絡を取ったり情報収集をしたりするのにもスマホの充電を確保できるかどうかは大きく関わってきます。
是非安全と安心を持ち歩いてくださいね。
それから、我が家周辺も低地ではあるのですが、普段歩いたり車で走行している時にはそこまで高低差や道路の傾斜を感じることはありません。
それでも台風や今回のような大雨の時には明らかに決まった方向へ水が流れていくのがわかるので、人間の目では判断できない程度の傾斜でも水は決して見逃さないのだと感じさせられます。
自分達が生活する範囲の何処が浸水リスクが高いのか、それを知るにはやはりハザードマップが一番です。
今回はとてつもない雨量だったために浸水想定地域を越えた場所でも被害が多発しましたが、浸水想定地域での被害が大きかった事は間違いありません。
自分達が暮らす地域のリスクと被害を回避する方法を
- ハザードマップを見ながら回避ルートを想定しておく
- 何でもない日常の中で散歩やドライブしたりしながらいざと言う時の退避場所(避難場所)を探しておく
水害から車と何より生命を守るためには一番大切なことではないかと思います。
今回の豪雨で行方不明になっている方が一名いらっしゃいます。
https://article.auone.jp/article/c9cdbe50-d21e-46a2-a5e6-6d5b6040a03a
水没した車に乗っていた人を助けに向かった人が流されてしまったのだそうです。
勿論、水没した車から居合わせた人に助けられたケースも多く報じられていますが、やはり救助する側にも相当なリスクがあるのだと思わされました。
人助けだからと言っても自分の安全が確保できない状況でやみくもに飛び込むのは犠牲者を増やすだけの事になりかねません。
どうか冷静な判断をしてくださいね。
そして当然ですが一番良いのは救助を必要とする状況にならないこと。
車なら雨の中でも大丈夫の思い込みを捨てて、冠水したら基本的には徒歩でも車でも移動しないか、出きるだけ早く安全な場所に退避すること、覚えておきたいですね。
行方不明になっている方が早く見つかること願っております。
非常時の備えしてくださいね![]()
特に災害弱者と呼ばれる方ほど備えは必要です。
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