ベーシックミステイクと勇気づけ | ★もちまい★LOHASな自由人のブログ♪

ベーシックミステイクと勇気づけ

前回の記事のアドラー心理学の続きです。
今回は、ベーシックミステイクと勇気づけについて書こうと思います。

※私の思考で書きますので、NLP用語やその他スピっぽい用語も使うかもしれません。



前回、上司や先輩にキツく言われて泣いてしまう女子について
ベーシックミステイクが起こっていると書きました。

さて、ベーシックミステイクとはなんでしょう。



ベーシックミステイクは、別名「認知のゆがみ」と言います。

(認知のゆがみが激しくなると「被害妄想」になってしまいます(^^;)

何かが起こった時、何かを言われた時に
出来事や言葉はニュートラルなのにも関わらず
自分の都合で、解釈をしてしまいます。
特にネガティブな解釈のことをベーシックミステイクというようです。

ニュートラルというと、分かりづらいかもしれませんね。

例えばメールを無視されて「自分は嫌われているんだ」などと傷ついたとします、
しかし相手は実は携帯をなくしてしまって探しているところかもしれません。

事実はわからないのに、勝手にネガティブに解釈して自分を責めたり、
さらにはそのひとつの出来事から自分のすべてを否定してしまうことを
ベーシックミステイクというのだそうです。

上記の怒られた女の子は、ひとつのミスに対して怒られただけなのに
自分はできない人間なんだ、ダメ人間なんだ、と事実以上に落ち込んでしまうのです。




ベーシックミステイクには5種類あります。

1,根拠のない決めつけ
2,誇張
3,見落とし
4,過度の一般化
5,誤った価値観


ちゃんとメモしなかったので、説明はだいたいになってしまいますが、
ベーシックミステイクの思考癖は以下の様な例があります。

「私はあの時もダメだった」などと過去の失敗に結びつけてしまったり
「私はいつもこうだ」とか「他のみんなもきっと私のことそう思っているんだ」とかは一般化と言います。
また、「~すべきだ」「~すべきでない」という考えが強いと自分を責めてしまったりします。

(先日NLPで習ったメタモデルと似ているので復習になりました!)


難しく感じてしまうかもしれませんが、自分を責めてしまった時に、
「ベーシックミステイクが起きた!」と気づくだけで少しずつ変化していくと思います。



この時の講座で、簡単なワークがありました。
「最近、仕事などでミスした事で、自分を責めてしまったことを書き出してください」
というのだったのですが、私はまっっったく思いつきませんでした(^^;

ミスしたら、きちんと謝って、あとは二度とやらないように気をつけるだけ。

誰かがミスした時も、自分もミスすることあるので責めることはしません。
人間だれでもミスはあるので、やる気さえあれば、あまり注意・指摘されることはありません。




さて、次はまたアドラー心理学で最重要ポイントと言われる「勇気づけ」です。

ここでは、今回の講座で習った部分だけ紹介します。

「他者を勇気づける方法」
1,ヨイ出し ←ダメ出しの反対
2,加点主義 ←できなかったことじゃなくて、できたことに注目
3,プロセスを重視 ←結果ではなく過程(努力や種まき)を評価
4,失敗を受け入れる ←共に傷み、共に考える
5,感謝

これらは自分にできていなかったので、かなり勉強になりました。

ついつい成長して欲しくてダメな点を指摘しがちです。
特にプロセス重視が今まで盲点でした。

心理学を使って相手をコントロールするというのではなく、
出来上がった結果だけから見えない部分、例えば、朝早く起きたとか
そのような部分に気づいてあげるのが大切だと思いました。

その他は、なんとなく頭に入っていましたが、まだまだ無意識領域では実行できていません。


失敗を受け入れるというのは、私の職場では出来ているようです。
誰かがミスをすると、「ドンマイ」という感じで「みんなも気をつけましょう」という話になり、
やり方を変えたり、同じミスが起こらないような作業方法をみんなで提案します。



アドラー心理学を有名にした本「嫌われる勇気」かなり人気のようです。
私はまだ読んでいませんが、気になっています。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え/岸見 一郎

読んだらたぶんまたブログにアップします。