今日は、
海外生活は
結婚生活と似ているよ~
という
エッセイ記事です。
私はドイツに来て
今年で31年目です。
結婚も31年目です。
別にドイツが好きで
ドイツに来たわけではなく
最初は
なんでこんなところに
来てしまったんだ
という後悔で一杯でした。
それでも、
ヨーロッパでの生活は
それなりに面白く
日曜日の朝起きたら
教会の鐘が聞こえるとか
見た目がごっついパンが
ものすごく美味しいとか
整然として
歴史のある建物が並ぶ
街の様子とか
本場のソーセージや
美味しいチーズ等
ああ~

ヨーロッパ暮らし、素敵

と思うことが
増えていきました。
特に興味のなかった
友達関係から
恋人関係に変わった感じですね。
そうなると
ドイツのいいところが
どんどん見えてくる。
ドイツに来てよかったな、
この国でずっと暮らせるんだ…
…心から幸せに思える時間も
増えてきました。
ここまでくると
恋人関係から
結婚生活に入った感じです。
そのあと
何が起こるかと言えば、
倦怠期。
見飽きた街の景色。
ソーセージもチーズも
当たり前になる。
心洗われる緑の多さも、
当然の話。
感動がどんどん減ってくる。
そして次に来るのが
嫌なところばかり
見えてくる時期。
サービスの悪さ
手に入る商品の幅の狭さ
食事の粗っぽさ
そんなことばかりが
目について
日本と比べ始める。
結婚生活でも
海外生活でも
幸せに楽しく過ごせるかどうか
分かれ道はこの地点です。
この分岐点で
私がやってきたのは
嫌なところが目につくたびに
良いところを思い出すこと。
細かいところで
気になる部分はあるけれど
その本質は素晴らしいことを
思い出すこと。
それから
どんなに小さな喜びでも
どんなに小さな豊かさでも
有難く思うこと。
海外生活でも
結婚生活でも
同じです。
海外生活に
憧れる人もいるでしょう。
海外で生活すれば
今より幸せになれると思う人も
いるでしょう。
人間関係で
同じことを考える人も
いるはずです。
確かにそういうことも
あるかも知れない。
でもね
どこに住んでいても
誰と一緒にいても
悪いところばかりを数え上げ
いいところをスルーし
その場所、
その人を理解し
愛そうとする努力ができない人は
幸せになるのは
難しいと思うんです。
それが国であれ
人であれ
愛するということは
時に努力が必要です。
その努力の先に
本当の幸せがあるのだと
私は思っています。

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姿勢の整え方、心構えなど
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ジュバ智子・プロフィール
東京外語大学卒業後、渡独。ドイツ生活は31年目、現地日系商社勤務は28年目。順風満帆にキャリアを積むも、子供がプレ思春期に差し掛かるころ、子育てに大きくつまずく。
暗中模索する中、アドラー心理学とマインドフルネスに出会い、人生観、自分観、人間関係が180度変わる。
国際結婚、海外生活、育児、管理職としての長年の経験を踏まえ、マインドフルネスとアドラー心理学で自由・明晰・優しい心づくりをサポートしている。
ドイツ・マインドフルネス協会認定
マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)講師(今秋最終認定予定)
アドラー心理学勇気づけELMリーダー
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