こんにちは、ココアこと田中貴子です。
*本日16日予定の共感サークルは、諸事情により、来週木曜23日に延期します。
先日、スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的映画「フェイブルマンズ」を観に行きました。
まだ封切りから1週間ほどなので、多くを語るのは控えますが・・・
今に至る原点は、両親に渋々説得されて映画館に行き、その作品中のワンシーンで感じた圧倒的な気持ちが忘れることができなかったこと。(注・バンビを見て、もう映画は嫌だと思ってたそう)
それが、やがて彼の人生を決定づけるような運命へと動き出します。
好きなモノは誰が何と言おうと止められない!
映像で表現する喜びを知ったサミー少年を芸術家の母は応援するけれど、エンジニアの父は趣味にすぎないと考えていました。
家族・友達・恋など様々な経験を通して、それでも夢や冒険を追いかけたい理想と現実とで葛藤する若き青年時代が描かれています。
ラストもいいのですが・・・
Everythig happens for a reason.(起きてることは全て意味がある)
この台詞が、何があったとしても、作品全体をあるいはスピルバーグさんの人生を肯定する証のように静かに染みました。
そしてその数日前・2日に行なった、「やすらぎ」をテーマにしたフリートークにも実は通じてたのです。
**ココだけのハナシ これまでのレポ**
「 」はブログタイトル、フリートークのキーワードは「 」内か、前に記載しています
第一回: 2021年8月17日「今ある感情をじっくり味わい、すっきりと温かい安心を感じる場」
第二回: 9月7日「置いてきぼりになっている感情をみつめた先に、思いがけない宝がある」
第四回: 10月19日「好きな世界を通じて、『これでいいのだ!』と思えるのだ」
第五回: 10月25日「じっくり聴いてもらう安心感でぬくぬく眠れた~♪」
第六回: 11月17日「甘える」とは自分への信頼、葛藤の伴うビタースイートな心境
第七回: 11月23日「自分を大切にするを実感して、未来がめっちゃ輝く!神回に感動」
第九回: 2022年1月5日「自分を飾ることなく、そのまま正直に語れる大切な場所」
第十回: 1月27日「手放すは今の自分を心地よくする行為」
第十一回: 2月10日「違和感が教えてくれる気付きの尊さ」
第十二回: 2月17日 大人の常識「言葉で終わりにせずに、それでいいの?と問いかける」
第十三回: 3月10日「モヤモヤ言葉にならない気持ちにも意味があるんだ」
第十四回: 3月17日 選択「あれがあったからこそ今の私がある」
第十六回: 4月26日「今できることをやる」「やろうと思ったらやる」の重み
第十七回: 5月12日「自由は自分でつくればいい」実感の名言が躍動する!
第十九回: 6月9日 心の成長「色々あっても面白がれば、大丈夫なんだ」
第二十回: 6月23日「もどかしさの奥には大きな愛が潜んでいる」
第二十一回:7月14日「全て必要なタイミングで出逢って繋がっているんだ!」
第二十二回:7月28日「イライラも、モヤモヤも、新しい自分を知る扉」
第二十三回:8月11日 美しく生きる「受け入れては、潔く削ぎ落す生き方に憧れる」
第二十四回:9月7日「羊水のゆりかごに抱かれていた安心感を思い出す」
第二十五回:9月28日 ありのままのわたし「どんなときの自分も愛おしいんだ」
第二十六回:10月13日 「色々体験して感じて、笑って話せるだけでうれしい」
第二十七回: 10月27日 心地よい距離感「そこに信頼と愛があるかが全て」
第二十八回:11月17日 今ここを感じる「自分ならではの感じ方でいい」
第二十九回: 2023年1月12日心にあるジャッカルを叫ぶ「嘆くことは心の浄化になっていく」
第三十回:2月2日 ダイアード瞑想「思いがけなく出る言葉や感情に満たされる時間」
第三十一回:2月16日ジャッカルpart2「叫びたがっている感情と対話する尊さ」
今回のテーマの「やすらぎ」は、ひらがなの柔らかさと温もりのイメージを感じて、どこか憧れに似た気持ちがありました。
でもいざ、自分にとっての「やすらぎ」って何だろう?を言語化しようとすると、ふわふわとしてつかめない。
検索すると、やすらぎの後ろには「里」「湯」「森」「家」といった(終の住まいや温泉)のネーミングが続いてる(苦笑)
安心、穏やか、癒しとか、ふだん意識しないと気づかないことかな?
ならばで・・・やすらぎをくれる場所、グッズは何だろう?からの始まりに。
富士山、自然、お風呂、予定ない時間、のんびり、1人でいる、滝、森・・・聞きながら、皆で心身がゆるむ展開になりました。
ぼぉーとして気持ちいいんだけど、何か足りないような、ここは着地点とは言えないなと思ったら・・・
参加者さんのお一人から、今ここの私はその心境にいられずにいます・・・という正直な気持ちが出ました。
一旦感じてしまった気持ちはなかったことにしたくない、でも皆がどう思うだろうか?
その怖さを感じつつも乗り越えて。
全幅の信頼をもって、今の正直さを分かち合いたいと発言してくださったことで、場の空気がぐるんと変わりました。
ここは、「やすらぎ」を哲学的に考察するとか、辞書の編纂をする仕事でもない。
「やすらぎ」は話す”きっかけ”に過ぎなくて、とどのつまり何があってもいいのだもの!
何となくの仲良しを求めているのでなく、ごめん無理だわ!も全然OK。
全てに深い必然があって、意味がある。
あなたが話そうとしている気持ち、私は今こんなふうに聞こえたよ。
ときには繊細だけど、あえて少し踏み込んでみるのも、励ましになることもある。
そんなとき「これを聞いてどう思ったかな?」の相手と繋がる魔法の言葉を添えて。
私がNVCを学んで一番いいなと思うのは、正しい・間違いで意見を押し切らず、対話を続けていこうとするところです。
そう言えば・・・だいぶ前のこと、会場中の人たちが笑っていても、その漫才は全然面白くないし、かといって愛想笑いもしたくないしで、真顔のまんまでいた私を思い出しました。(隣にいた旦那さんに、後でちくちく言われたけど、正直さ全開だったなぁ)
これぐらい・・・ではなく、自分の中でめまぐるしく起きていること、大事に受け取っていきたいですね。
<参加された皆さんからの感想>
・「ココだけのハナシ」は毎回新しい気付きや必要としていた情報を教えていただき、嬉しく思っています。
素敵な曲も紹介していただき、新しい分野に触れて、マイブームになりそうです。
昨夜は会を重ねて親近感があったので、つい個人的な感想を話してしまい、Tさんがどう思われたかな?
良い悪いとジャッジするのではなくて、感じたままを話しても分かりあえる仲間と信じているから話せたのかなと振り返って思いました。
「やすらぎ」からのキーワード「つながる」がそこで腑に落ちました。
自分とそして信頼している人とつながるpeace of mindですね。
そんな気付きができたこと感謝です。
ありがとうございました。
次回楽しみにしています。( S ・ O さん )
・3月2日の「やすらぎ」をテーマにしたフリートークに参加しました。
参加者が自由に発言していい雰囲気があって、取りとめがなかったり思いつくままのトークであっても、寄り添って話を聴いていただいて、繋がっていくのが居心地が良かったです。
2時間でしたが、意外とあっという間で、皆さんのお話から思い出されるエピソードもあったり、感じられることもあったり、他の人と共に過ごすことの大切さを改めて感じることができました。
専門的な用語などがなくても、在り方でNVCの世界観を伝えていらっしゃるように見えて、素敵だなと思います。
参加できてよかったです、ありがとうございます! ( 千北 継太 さん)
☆千北さんは塾講師をされながら、勉強・学校生活・子育て・教育におけるモヤモヤを、「子どもニーズカード」を使って、何が心の中で起きているのか、丁寧に聴いていく活動をされています
(ちぎちゃん先生@日本初の子どもニーズカード塾講師)(公式のLINEアカウント)青字リンクからどうぞ
・「やすらぎ」というテーマはありそうで、何だか出て来なそうだと考えていました。
案の定、皆で最初は何から話そうか、思い浮かばない様子でした。
「安心の場」ならイメージしやすいのに、不思議な感じ。
「やすらぎ」だとストレートに出て来ず、浮かぶのは「こういう状態がなければやすらぐ」ものばかりで、そうなると私も含めてつらつら出てくる。。。
誰かが自身のリフレッシュ法を披露すると、皆その環境に身を置くように想像して頷きながら、お顔が和んでいるのが印象的でした。 ( M ・ S さん)
・前回久しぶりに「ココだけのハナシ」に復帰し、その感想を書いてからまだ日が浅かったこともあり、前回の楽しかったなの満足感や余韻を感じながらの参加でした。
何がトピックなのか、分かっていたつもりでしたが、自宅ワーク中の夫との緊張感のある会話のあとの気まずさもあり・・・
このタイミングでzoom中に夫が私の部屋に出入りすることにも落ち着かず(泣)
最初は楽しかったはずの「やすらぎ」を感じることが、自分の番が回ってくる頃には「やすらぎとは真逆の状態にある」と思ったら、イメージがしにくくなり、はて困った!
安心安全でネガティブなことも問題なく話せる場だからと、えい!と「やすらぎとは真逆の場からお話しています」と口火を切ってから、わーっと私の状況や心情を話しました。
場の空気をつい読む私なので、せっかく皆さんが気持ちよく「やすらぎ」について語っている中、それを壊してないだろうか?と、そこはちょっと気にしながら。
でも、それがこの場のすごいところだなぁと。
そこからまた次の深い層に入っていかれて、「本当のやすらぎって何だろう?」の本質にまた近づいたような気がしました。
その後も、プライベートで大きな変化の波がざばーんとやってきましたが、皆さんからいただいた言葉もとても励みになり、何があっても「やすらぎ」を感じられる私でいられそうな自信が少しずつですが出て来ています。 ( Tomokoさん )
NVCの予備知識がなくても構いません。
自分のことをもっと知りたい、人ともっと絆を深めていきたい、そんな方ならどなたでも、きっと楽しめると思います。
今後の日程など、詳細は以下をご覧になってくださいね。
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開催日時:
2023年3月16日(木)→23日(木)に変更
4月13日(木)27日(木)
いずれも21時から23時まで
3月23日:共感サークル
4月13日:「愛おしい時間」をキーワードにフリートーク
誰にとっても有限な時間、長く感じることもあれば、時間が飛んだかのようなあっという間もありますよね。
「時間」って何だろう?を自由に語り合います。
4月27日:共感サークル
zoom利用なので、自宅にいたまま、寛いだ空間でご参加ください
各回とも4名枠で区切ります
会費:単発参加:1500円、3回分チケット:3000円
(当日体調不良などの都合でキャンセル発生した場合も繰り越しOK、有効期間は定めません)
初回・未体験の方に限り、無料でご招待します。
☆参加するにあたってのお願い☆
安心・安全の場を作りたいので、私と何かしらの場で知り合っている人を優先とさせていただきます(誰かの友人・知人で参加してみたい、あるいはブログの読者で知っただけでも歓迎です、必ずその旨をお知らせください)。
zoomでは顔出し、お名前(ニックネームでも可)を明示することのご協力をお願いします。
下記のフォームよりお申込みください。↓↓
3月4月ココだけのハナシ参加希望はこちらから(オンライン) (formzu.net)
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今回取り上げた絵本はこちらです。
「なみのいちにち」 阿部 結
この絵と文を書いた阿部さんは、寄せては返す波をどれだけ見てきたのだろう・・・
そんなことをふと考えたくなる、波の一日を切り取ったような海を感じる絵本です。
ラストの「わたしはいつもここにいて あなたのことをまっている」の優しい大きな気持ちにほっこり癒されて、いつの間にか眠りに誘ってくれる本です。
読んでくださって、ありがとう。