こんにちは、ココアこと田中貴子です。

 

 

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

爽やかな天気のもと、心が浮き立ちますね~。

 

 

さて、今回は先日4月26日に行われた、共感サークルの様子をたっぷりお届けしますね。

 

 

これまでの【ココだけハナシ】史上、出逢った全てに感謝したくなる、切なくて温かくて優しい時間になりました。

 

 

**ココだけのハナシ これまでのレポ**

 

第一回: 2021年8月17日「今ある感情をじっくり味わい、すっきりと温かい安心を感じる場」 

 

第二回: 9月7日「置いてきぼりになっている感情をみつめた先に、思いがけない宝がある」


第三回: 9月27日「自分らしくない!と叫びたくなるとき」

 

第四回: 10月19日「好きな世界を通じて、『これでいいのだ!』と思えるのだ」

 

第五回: 10月25日「じっくり聴いてもらう安心感でぬくぬく眠れた~♪」

 

第六回: 11月17日「甘える」とは自分への信頼、葛藤の伴うビタースイートな心境

 

第七回: 11月23日「自分を大切にするを実感して、未来がめっちゃ輝く!神回に感動」

 

第八回: 12月13日「本当の優しさは愛がある!」

 

第九回: 2022年1月5日「自分を飾ることなく、そのまま正直に語れる大切な場所」

 

第十回: 1月27日「手放すは今の自分を心地よくする行為」

第十一回: 2月10日「違和感が教えてくれる気付きの尊さ」

 

第十二回: 2月17日「言葉で終わりにせずに、それでいいの?と問いかける」

 

第十三回: 3月10日「モヤモヤ言葉にならない気持ちにも意味があるんだ」

 

第十四回: 3月17日「あれがあったからこそ今の私がある」

 

第十五回: 4月7日「居場所は自分らしく生きる希望」

 

 

共感サークルでは、「今(心の内側で)何がいきいきとしているか?」に目を向けて語ります。

 

 

感情(感覚)として揺さぶられている喜怒哀楽~

嬉しかったでも、悔しかったでも、今一番話したい気持ちに焦点をあてて進めていく中に、聞く側も一緒に身をゆだねていきます。

 

 

今回は、しばらく会えずにいた友達の訃報を前に、動揺を隠せない複雑な気持ちを聞くことから始まりました。(感想も含め、ブログへの掲載に承諾くださり、ありがとうございます)

 

 

通常の会話だと、このようなことを話したら相手が戸惑ってしまうだろう・・とか遠慮が入って、誰にも言えなかったり。


大丈夫だから心配しないで等と、場の空気をよんで、途中で自分で話すのを止めてしまうこともあるでしょう。

 

 

また聞く側も、相手が大変なことになってる、どうしよう!何とか励まさなくちゃとか、降ってきたザワザワに一緒に翻弄されてしまう場合もあるかもしれないです。

 

 

そんなときこそ、難しく考えず・・・

 

 

相手のためにと何とかしよう等と、余計な力を入れずに、

 

 

「そばにいるね」の安心感だけあればいいのかも。

 

 

黙ったままでもいいし、泣いてもいい。

 

 

話したくなったら、話せる分だけ、シェアしてね。

 

 

そんな眼差しで、空気のごとく、自分の心をからっぽにして、そこにいる。

 

 

あるとすれば、そこにある心の揺れを変化を、静かに見守る愛の共同体のような感じ。(かくありたいな)

 

 

そうしていくと、何故だか、癒しや温かさがふわっと起きてくる。

 

 

必要なメッセージが、やがてふつふつと生まれていく。

 

 

あるいは、一緒の場を通して、聞いた側にも連鎖して、ああそうだったと気づかされたりする。

 

 

ずっと変わらずにあるモノはない。

 

 

自分の命だってそうなんだ。

 

 

「すべてに意味があって、感謝だね」

「今できることをやらなきゃだね」

「やろうと思ったら、やらなくちゃね」

 

 

オンラインでうんうんと皆で微笑みあったこと、忘れずに心に刻みたいです。

 

 

どんなことがそれぞれに起きたかは、素敵な感想の中で雄弁に語られているので、私もここらで一区切り。

 

 

今回も初参加のSさんを始め、深い探求のメッセージが沢山で、感無量です。

 

 

<参加された皆さんからの感想>

 

・共感サークル、はじめての聞く側の立場でした。

 

質問をして感じている、あのなんとも言えない間がわたしはけっこう好きです。

 

普段の会話では、間を空けないように、次から次へと話されることが多かったり、間があると重たい雰囲気が流れたりするけれど、あの場の間はしっかり感じてから話してね、という信頼があるように思いました。

 

お話を聞いていて、実際わたしが何か言えることは、本当になにもなくて。

 

Tさんの言葉を自分に沁み込ませていくことしかできなくて、そこから言葉にして伝えていくのって、フィットするものが見つからないともどかしいですね。

 

でも、それでも、画面ごしであれ、一緒の場にいることを感じて、思いに寄り添えるだけでも、意味があることのように思えます。(それが一番難しいことだけど)

 

相手を待つ、信頼する。

 

自分の意見を押しつけない。

 

共感サークルでもだし、普段の生活でも、大事にしていたい部分を再認識しました。

 

最後の方で「出逢いに感謝」を感じていたとき、わたしは「謙虚さ」が浮かんできました。

 

謙虚な気持ちで相手と関わっていたら、いろんなことを素直に受け止められるのに。

 

なんで人って、いつの間にか傲慢になってしまうんだろう。

 

察してほしい わかってほしい 優しくしてほしい

 

そういった気持ちも、もちろんあっていいし、伝えていいと思うんだけど。

 

相手にばっかり求めていないかな?自分は謙虚に生きてるかな?と、自分に問いかけていきたいと思いました。

 

共感サークルの場は、人と人との気持ちを丁寧に優しく包んでくれていて、安心して話せるのがいいですね。

 

「どんな人になりたい?」の質問、なぜ空気のような人って答えたんだろう・・・もう少し自分を深掘りしたいと思います。

 

貴重な時間をありがとうございました。 ( A ・ K さん)


・貴子さん、昨日はどうもありがとうございました。

 

朝入ってきた突然のニュースに心は動揺しっぱなしで。

 

今思えばですが、貴子さんがおっしゃってくれた「混乱している」はあったと思います。

 

これから時間をかけて、徐々に彼女との間に新しい関係性を築く(過去の失われた時間を埋めながら)の心づもりがあったので。

 

まさか!と、こんなにも後悔の気持ちが溢れてくるなんて!でした。

 

ちゃんと伝えたかった思い、特に「ありがとう」や「ごめんね」だったり、「大切に思っているよ」は生前の内に伝えておきたいものですね。

 

(数日後)貴子さん、あの日から毎日色々なことが頭の中を駆け巡る思いがあり、やっと距離を置いたところから俯瞰したりということもできてきた今日。

 

「誰もがその人その人の人生を精一杯生きているんだ」を強く感じているところです。

 

共感サークルで言ってもらった「感情」と「ニーズ」を書き留めたものを眺めていたら、今日までの軌跡をそのままなぞるようでした。

 

溢れるままに出た言葉から、皆さん既に私の心の深い部分に触れていただいていたのだなぁと。

 

亡くなった友人への千々乱れる思いから、ぐるっと最後に自分自身にベクトルが向いた私。

 

かつて机を並べて学んでいた彼女がどれほど自分の気持ち「こうしたい」「やり遂げたい」に真っ直ぐに突き進んでいたのか。

 

家庭のことを言い訳にせず、やってのけていたことに、今更ながら、すごかったのだなぁと。

 

私といえば、当時も今もやれることが目の前にあるのに、本当に大事なことを後回しにしている・・・。

 

でも、不思議と今は彼女に「大丈夫だよ」と応援されているような気持ちです。

 

会えなかったけれど、ご自身の人生は悔いなく駆け抜けたはずと信じています。

 

Sさんが何度もおっしゃってくれた「今を大切に」「今できることをやる」「やろうと思ったことはやる」「できることはやろう」が心に大きく響き渡っています。

 

友人から受け取った今の私のニーズは、「成長」「健康」「ふれあうこと」「助け合うこと」「安心」「つながり」「おもいやり」「学ぶこと」のようです。 ( Tomokoさん )

 

 

・今回初めて参加して、貴重な体験が出来たことを感謝しております。

 

共感とは?

※相手を何とかしようとしない、アドバイスや励ましはしない

※相手が何を必要としているのかを聞き取る

 

日頃から傾聴の仕事をしていましたので、相手の話を聞きながら、何とか励まして元気づけようとして言葉をかけました。

 

でも、様々な感情や感覚を充分に味わうこと、そしてどの感情や感覚が自分自身の中でしっくり出来て、心に響くかを聞いていくことにもっと大事な意味があると気付きました。

 

いろいろな感情の先にある意味に自分自身が気づき、大切にしていることに気づけるワークに、目から鱗が落ちる思いでした。

 

相談者自身が大切にしたい事に気づける最良の解決策になるとわかりました。

 

また、感情を表すいろいろな言葉を覚えて、適切に投げかけられるようになりたいと思いました。

 

紹介して頂いた本を読み、NVCの学びを深めていきたいと思います。

 

これからもどうぞよろしくお願いします。 ( S ・ O さん)

 

 

あなたも一緒に、心の冒険を楽しんでみませんか?


NVCの予備知識がなくても構いません。

 

 

自分のことをもっと知りたい、人ともっと絆を深めていきたい、そんな方ならどなたでも、きっと楽しめると思います。

 

 

今後の日程など、詳細は以下をご覧になってくださいね。

 

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開催日時:

2022年5月12日(木)、5月26日(木)

原則として夜21時から23時まで

 

・5月12日 「自由と枠組み」をキーワードに自由に語ります (締切ました)

・5月26日 共感サークル (残席1名

 

6月は9日、23日予定です。(次回改めてご案内します)

 

zoom利用なので、自宅にいたまま、寛いだ空間でご参加ください

 

各回とも4名枠で区切ります

 

会費:3月から事前告知したように、有料となります。

 

単発参加:1500円、3回分チケット:3000円(当日体調不良などの都合でキャンセル発生した場合も繰り越しOK、有効期間は定めません)

初回・これまで未体験の方に限り、無料でご招待します。

 

☆参加するにあたってのお願い

 

安心・安全の場を作りたいので、私と何かしらの場で知り合っている人を優先とさせていただきます(誰かの友人・知人で参加してみたい、あるいはブログの読者で知っただけでも歓迎です、必ずその旨をお知らせください)。

 

zoomでは顔出し、お名前(ニックネームでも可)を明示することのご協力をお願いします。

 

下記のフォームよりお申込みください。↓↓

5月ココだけのハナシ参加希望はこちらから(オンライン) (formzu.net)

 

 

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この日登場した本は2冊。

 

 

「あなたの一日が世界を変える~今日が輝く『10の問いかけ』」

くすのきしげのり・作、古山拓・絵、花丘ちぐさ・英訳(PHP研究所)

 

くすのきさんは、「おこだでませんように」「ぼくはなきました」など、小学校教諭をされていた経験を踏まえての、子どもへの優しさと温かさを感じる絵本を多く出されていますが、こちらは大人向けの『人生を考える』本です。

 

 

今日というかけがえのない一日を大切にすることが、自分も周りも世界も変えていけるんだ。

 

 

そのために、10の問いかけを意識しようと促してくれています。

 

 

あなたは、今、笑顔ですか?

 

 

あなたは、どんな人になりたいのですか?

 

 

参加者さんと一緒になって、応える時間もつくりました。

 

 

「たくさんのドア」

アリスン・マギー文、ユ・アン絵、なかがわちひろ訳(主婦の友社)

 

「ちいさなあなたへ」で知られるアリスン・マギーさんの本です。

 

 

卒業入学・進級や引っ越しなど、新しい環境に身を置くことの多い春にぴったりのメッセージが染みます。

 

 

「あなたはどんなひとになり いったいどこへいくのだろう

 

どうやって こたえをみつけていくのだろう」の繰り返しに胸が躍ったり、ドキドキしたり、勇気をもらえます。

 

 

大人だって、決まっているようで、実はまだまだ続く長い旅路。

 

 

分からないから、新しい出逢いが待っているから、面白いのですよね。

 

 

読んでくださって、ありがとう。